推しの卒業が決まったオタクがよくやる思い出がたりのやつ。

推しの卒業まであと1週間ほどになりましてね。
こういうとき、オタクはなにをするんだろう?と考えると、スタンドフラワーの発注とか、集めたメセカの取りまとめとかなのかな?と思っておりましたが、まだナルシストな思い出がたりをしていない!と気づき、エディタを開いているわけです。
今のグループを辞めるわけなんですけど、せっかくなので、初めて出会った頃から思い出しましょうか。

初めて会ったのは、2017年の春先のはず。今から考えると、前前前世ぐらいになるのかしらね。
当時の推しが勤めてるからと、大阪、日本橋の雑居ビルに入ってたコンカフェに通い始めてすぐぐらい。
真面目で、すごい可愛いキャストがいたのよ。それが、あの子だったのよ。
当時、通販で「フードを全部かぶったら、パンダになるパーカー」みたいなやつを着ていったのね。女の子の気をひきたいがために。ええ。下心だけで。それを見たあの子が、「あ!ぱんださんだ!!」って言ってくれて、そのパーカーの元が取れた瞬間だったのよ。
それ以来、ずっと「ぱんださん」って呼ばれるようになって。あの子と私にしか伝わらないあだ名があるのが、なんか妙に楽しくて。
毎日のように通ったお店だけど、シフトにあの子の名前がある日は狙って行ったのよね。
翌年4月にそのお店を辞めることになって、1年ぐらいで1回目のお別れをしたわけ。

その後、心斎橋で舞台に出るって聞いて、1回見に行ったんだ。時代劇だから和服で町娘の役。赤色の着物だった気がする。
終演後のお見送りで一言二言話しただけで、そこからしばらく会えなくなった。

大阪と東京両方に拠点があるアイドルグループに入ったって聞いたけど、当時は別の推しを追いかけるのに必死で、気づいた時にはそのグループを辞めてたんじゃないかな。

私が東京のアイドルを推し始めて、大阪と東京が近いって勘違いしてた頃、「あのコンカフェの子が東京でアイドルやってるらしい」って聞いて、調べたらすごい美人さんが出てきてびっくりしたんだの。頭の中には、あのころのあどけない雰囲気しか覚えてないからびっくりしちゃって。
当時は東京は近いって思ってたから、急にふらっと会いに行ったんだ。確か、浅草近くのライブハウスだったはず。
何も言わずに行ったけど、最後に会ったのはもう何年も前だから気づかないだろうな。って思いながら、でも、どうせなら最前で見てやろうと思って、最前下手で見たのよ。
ライブが始まってまもなく、その日、人生で初めて「二度見される」ってことがどういうことかを知った記念日になりました。
私の知らないうちに、あどけなさは消え去って、ずいぶんおしゃれな女性になってたのが衝撃的だったな。歌ってた曲もめちゃくちゃかっこよかったし、イメージになくて驚いたんだ。
でも、あの子はあの子のまま変わってないところもたくさんあって、チェキ撮って話す頃にはすっかりあの頃と変わらないあの子だったかな。
それから1ヶ月に1回ぐらい東京に行ってライブ見に行った。曲もかっこいいし、あの子に会えるし、楽しかったな。
その頃、コロナが猛威を振るい始めて、ライブも無くなったし、東京行くなんてとんでもないことっていう世界になって。

しばらくして、日常が少しずつも戻ってきて、ライブとかも始まった頃、私が東京に引越す話が出てきて、あの子のライブ見れるなら、東京もありか。ってのもあって、雑に引越したのよね。
「これからたくさん一緒に遊べるね!」っていった矢先に卒業の話が出てきたんだよ。
なにかできなかったものを取り戻すようにライブ通ったりしてたな。そんな中で話を聞いてたら、卒業してもまた会えるような気がしてきて。
また会えると信じて、2回目のお別れをしたのよ。

その後、一度だけ、あのコンカフェにゲスト出勤しした時だけは、東京に引越した自分を本気で恨んだのは1年半ぐらい前の話か。

で、1年前に新アイドルグループ結成の話が持ち上がって、そこから今に至るわけで、もうすぐ3回目のお別れをするってわけ。

んー。いろいろあったんだねぇ。

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