波風立てない。いそがない。


追えば追うほど手に入れたい物は遠ざかり
しっかりと足を地につければ
漂う物をしっかりと掴める
それが人生なのかも知れない。

水の中にいる自分をイメージする。
追えば追うほど波が立って手に入れたいものは遠ざかってしまう。

しっかりその場に立って波が無くなるまでしずかにたたずめば欲しいものはこちらに寄ってきて手でゆっくりつかむことができる。

自ら立てた波で欲しいものが遠ざかるってとてもさみしい。
波風立てない人生は刺激がないかも知れないけれど視野が広がってたくさんのものをゆっくり見て選ぶ事ができるかもしれない。

いいなって思った。

金継ぎをご存知だろうか?
割れた食器や陶器を漆で補修し、
継ぎ目を金で装飾する日本ならではの
伝統工芸。
壊れる前より、壊れた後が美しい。
なんて素敵な概念なんだろうか。

なにかが欠けてしまって足りない。
そう感じたときもうあきらめて捨ててしまうか
新しい価値観の中からもっと自分を素敵にしてくれる存在や知識で埋めていく。
それによってさらに自分が違った形で、もとよりさらに輝くかもしれない。

いいなって思った。

※これもリメイクですか?笑


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