対策委員会編3章が最高だった話

対策委員会編3章最高でした。感情がすごく揺さぶられてずっと泣きながら読んでました。
自分の新鮮な気持ちの記録も兼ねてまとめていきたいと思います。


今回語りたいこと

・ホシノの反転がらみの描写
・反転に対するカウンター
・あまねく奇跡の始発点

ホシノの反転描写について

まずホシノについては「もう十分苦しんだ」の一言に尽きると思います。 自分でも飲み込みきれてないユメ先輩の死について、「契約書」をきっかけに向き合うことを強要され、「列車砲」の登場で冷静に判断をする時間も奪われました。さらに地下生活者の介入を受け、負の感情を高められ続けました。さらにアニメのクオリティや「公開されているエピソードはここまでです」のメタ的な批判も受け止めていました。

ホシノは本当に十分苦しんだのです。

衝撃の展開でした

序盤は世界観に引き込むためにじっくり描写し、起承転結の「転」の部分では魅せたい場面のためにあっさりと切り捨てる。TRPG的なストーリー展開になっていたのも、個人的にはポイントが高かったです。

「契約書」、「ユメ先輩と過去」、「列車砲」、全て積みあがってホシノ*テラーの登場に至ったのです。
純粋な強さに固執するスオウを簡単に退ける強さを持ちつつも、「先生に頼られた」ことでバフのかかったヒナに敗れたことは本当に美しい対比でした。

反転に対するカウンター

今回ホシノの反転は以下の流れで元に戻りました。
①シッテムの箱のオーバークロックでナラム・シンの玉座を再現
②対策委員会メンバが想いを伝える
③ホシノ自身の想いをユメ先輩に伝え自分を受け入れる

この流れが本当に美しく、ちゃんと読めていない人がいるのがもったいないと感じました。

①については言わずもがな、プレ先の遺した2人の生徒がいなければ実現できませんでした。対策委員会編3章が始まった時から見たかったもので、とにかく最高でした。

②、③については、「先生の選択」がすごく光りました。大人の力でもできないことを先生も悟り、生徒たちの背中を押し、最後に答えを投げかける。
先生がまず先にユメ先輩の言葉を受けて前に進む。その後ホシノもユメ先輩の言葉を受けて前に進む。この流れが本当に美しかったです。
エデン条約編の「楽園の証明」→「あると信じるしかない」に続き、「非有の真実」→「信じたものが真実」という流れはまさにブルーアーカイブといった答えですごく良かったです。

※ここの描写については、「ナラム・シンの玉座」をホシノの胸に当てて「手帳」=「ユメ先輩」を一時的に復活させたと解釈しています。
ホシノが自己解決!という意見もありますが、こちらも正しいです。

「ユメ先輩」の手帳にある言葉は「非有の真実」ですが、ホシノに残した「言葉」は紛れもない真実です。それをホシノ自身が受け入れ前を向く、「手帳」への想い=「ホルスへの反転の原因」=「本質」を手放したことがテラー化解除の答えと考えています。なので究極の自己解決です。

ブルーアーカイブは奇跡の物語なので、自己解決でもありますが、復活した先輩と話せたことも真実と解釈できるのは本当に美しいです。

ホシノの重すぎる想いが反転の原因にも復活の要因にもなっているのもすごく良かったです。

シロコ*テラーのヘイローについて

シロコ*テラーのヘイローが治っていましたが、本質「死の神」であることを手放したからと考えています。
「死の神」として自分がいた世界の仲間たちの武器、地下生活者に情けをかけることで「死をもたらす神」としての役割を手放し、今のアビドスを生きる。少しずつ変わっているという言葉は正しく真実です。

最後に

今回の対策委員会編3章は過去の遺したものを受け入れ、前に進むといったストーリーでした。「ユメ先輩」の遺したものを巡り、「プレ先」の遺したもので解決する。そして先生を含めて全員が未来へ進んでいくストーリーはまさにあまねく奇跡でした。
拙い文で、書ききれていない感情もありますが、一言でまとめると

これからもブルーアーカイブに一生ついていきます!


ここまでお読みいただきありがとうございました。


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