棗いつき 2ndワンマンLIVE【パラレルショット】が凄すぎた話
はじめまして、ぜろよと申します。
普段は格闘ゲームやビジュアルノベルを遊んでいる人です。
今回、棗いつき様の2ndワンマンライブに行ってきたのですが、あまりに良かったため、感想を残してみようと思います。
ブログなんてろくに書いたこともなく、拙い文章ではありますがよろしくお願いします。
※ライブのネタバレを含みます。
※当日の記憶を辿りながら勢いで書いているため、時系列の矛盾、文脈の違和感等あるかもしれません。ご了承ください。
・当日~開場まで
今回の会場は、渋谷にあるSpotify O-EAST。
会場付近には物販の列やグッズであるパーカーを着ている人が結構居て、
これから本当にライブが始まるんだ……! とテンション上がりました。
・昼公演
13:30開場。整理番号は100番台だったということもあり、結構前の方でステージを眺めることが出来ました。
昼公演、先に結論から言うと神でした。
もうね、やばかったです(語彙力)
ストーリーとしては、前回のライブにも出ていたロボ猫くんがまたやらかして、リアルのいつきの身体にバーチャルのいつきの意識がいってしまい、なんやかんやしようとして…と始まり、棗いつき(以下、たむ)が登場。そして曲へといった感じ。
それではセトリを1曲ずつ振り返っていきましょう。
≪1.ストラゴヴィゴス≫
いきなりきた?!!!
今回のテーマ曲にもなっているストラゴヴィゴス。
前回のライブではテーマ曲をラストに持ってきていたので、開幕この曲が流れたときはびっくりしました。
この曲、なんとあの堀江晶太さんがコンポーザーということで、それだけで発狂ものな訳ですよ! 堀江晶太(kemu)さんの曲はニコニコ時代のボカロからよく聴いていたので、好きな人同士が曲出してる!?とMVが公開から早く生で聴きたい……と待ち遠しかったです。
Go? Not to go? Which would you choose? のコール部分がまじで楽しかった。
一番好きなところは『あからさまな愛想笑いで返す✕』のところ。バツ!の言い方すき。
≪2.追憶のラグナロク(棗いつき ver)≫
続いて2曲目。追憶のラグナロクは、去年の10月にリリースされた藍月なくるさんとのコラボ楽曲になります。
今回はたむソロverということで、たむの力強い声がより目立った感じで神でした。二人のverもいつか生で聴きたいですね(リリイベ全落ちの民)
≪3.ハッピーエンフォーサー≫
3曲目。ここでお伝えしたいのは、ダンスが良すぎる ことです。
曲に合わせて腕を交互に上げて踊り始めるとこからもう良くて、カッコかわいいんです!
初ワンマンの時に初めて見た時から、このダンスまた見たいーー!ってずっと思ってました。
会場で見れなかった方、ディレイ配信でダンサーのお二人とたむ、全員のダンスを是非見てください。マジで良いので!
≪4.Spider Girl≫
4曲目は8thアルバムから。
イントロからのダークな雰囲気がたまらない1曲で、これもダンスがえっっカッコ良かったです。
ラップの『笑わせるわABC、半端な覚悟のXYZ』の部分、良いですよね。
ここからはリアルのいつき→バーチャルのいつきが歌う流れに。
一体何を歌うんだろう……
≪5.名前のない怪物≫
カバー曲だーーーーーー!!!!!!!!!!!
まさかこういうセトリを組んでくるとは……最高か?
オリ曲でセトリ予想はしてたけどカバーはしてなかったからめちゃくちゃ嬉しかったです。
たむとEGOIST楽曲の相性ほんとに良いと思ってて、名前のない怪物が聴けて最高の一言に尽きる……。
≪6.Unravel≫
カバー2曲目。
選曲が良すぎるんよ。
力強い歌声がたまらない。
『unraveling the world』のとこ綺麗すぎて感動……
個人的に曲も世代すぎてもう……ね。最高ですよ(涙)
≪7.フォニイ≫
カバー3曲目。
もう好きな曲しかこないからありえん喜んでました。
『謎々』の歌い方可愛かった。
カバー曲はどれもバーチャルたむが歌ってる感が強くて、始まる前の演出もありでめちゃくちゃ良かったなぁ……と。
後日振り返り配信で言っていましたが、カバーをやることはマネージャーさんからの提案だったとのこと。しかし、たむは一度断ったらしい。
わざわざライブ会場まで足を運んでくれたのに、そこでカバーなのはお客さん的に満足度が高くないのでは? と考えて断ったと。
マネージャーさん曰く、棗いつきを今あまり知らない人にも楽しんでもらえて、入り口になるんじゃないか。という理由で提案していたという。
結果的にカバー曲を披露したわけですが、
いつもの歌枠を生で聴ける!
と、個人的にはめちゃくちゃ喜んでましたw
・分岐
楽しそうにするバーチャルのたむ。オリ曲も歌いたいそうで……
『もう少しリアルいつきの身体借りてても良いよね?』
『いいよーーーー!!!』
何気なく言ったこの一言が、実はとんでもなかった……
≪8.インドアアドベンチャー≫
ライブ前配信でもインドアアドベンチャーをやると話をして映像パートでもしっかりコールの説明があって優しいねぇ(暖かい気持ち)になりました。
『育成、課金』『脳筋、寝落ち』のコール楽しすぎる!毎ライブやりたい。
『右に上に西北ABB』『火力強くガンガンいこうぜ』の部分は日頃から聴いといて良かったですw
≪9.LOVETOXIN≫
ここでボーカル参加曲。
1曲くらいは来るかなぁと予想してたけど、LOVETOXINが来るとは思わなくてびっくり。
公式の方が言っていた通り、かわいくかっこよく歌い上げていて最高でした。
≪10.無条件 Surrender≫
9thアルバムの曲は必ずやるだろうなーと思い、10曲目にて登場。
開幕イノリゴトから始まって9thアルバム一通りやるという予想もしていただけに、ここまで来なかったのは驚き。
おしゃれでカッコ良くてライブ曲として最高!
≪11.My Entertainer≫
ダンス好きな楽曲のひとつ。
開幕からダンスが可愛すぎる。
『それじゃカーテンコールへ』の最後上がるところすきすぎる(分かってほしい)
インドアアドベンチャー ~ MyEntertainer の4曲はカッコいい系の曲、かわいい系の曲と両方やっていて、バーチャルたむが好きな曲ぶちこんだる!って感じがして良かったですね。
≪12.夏の残り香≫
My Entertainerの明るい感じから一変してダーク寄りな楽曲へ。
バーチャルいつきがリアルいつきの身体を完全に奪って歌い上げている。ということを頭に入れながら聴くと、いつも聴いている感じと違う捉え方ができて面白かったです。
ここからどんどん不穏な空気になっていき……
≪13.anarchy≫
この曲をここで入れたのは、バーチャルのいつきの感情を出すためなのでは? と、考えたりしました(深読みし過ぎかもしれないです……)
『はじかれた歪みは行き場を見失い消えた 喪失感を抱えて』
『今笑っているのか? 掃き溜めみたいなこの夜に予感を もう終わっているんだ 腐った世界と噓で塗固めた生への言葉』
この辺りの歌詞は特にバーチャルいつきを指すように捉えられました。
どこか諦めてしまっているような、そんな感じの。
記事を書いているこの瞬間は、夜公演も経験したから言える部分もあるんだと思います。
≪14.純情サクリファイス Parallel ver.≫
ダークな曲がより一層ダークなアレンジになっていて、今回のストーリーにもピッタリでたまらなかったです。かっこ良すぎる。
グシミヤギさん、神アレンジをありがとうございます!!
≪15.Miniascabre≫
もうこれはバッドエンドなのか……と確信させにいくイントロ。
ゆっくりとペンライトを振りながら、
どうなっちゃうの……? という気持ちでした。
このストーリーでこの曲をここで出すの良すぎる。
からの映像パート。
バーチャルいつきがキービジュアルにも書いてある銃をリアルいつきへ向け、打ち放します。
消えるリアルのいつき。
そして、次が最後の1曲であることを告げます。
え……? 本当にこのまま終わっちゃうの……?
≪16.Son macabre≫
イントロから絶望。
あぁ、終わるんだ……ってなりました。
高音が綺麗すぎて感動、と同時にこの後どうなるの?と感情がとんでもないことに。
HYPNOSONICの中でも特に好きな曲なので生で聴けて良かったし、このタイミングで持ってくるの天才すぎる。
Son macabreを歌い上げ、バーチャルいつきはステージを去ります。
最初は、これアンコールしても良いのか……と悩んでいました。
≪アンコール1.ANAMNESIS≫
アンコールで来ると思わなくてめっちゃ嬉しかったです。
前回のライブではダンサータイムで流れる形で、今回は歌唱もとしても見れたので良かった。
そして今回初のMC。
スタッフさんに助けてもらいながらグッズ紹介をする様子や、銃をババババババッ! と打って見せるたむがめちゃくちゃ可愛かった。
だけど、途中に
『えぇ、本物ですよ?』とか
『リアルの身体借りてて良かった』
とか言ってて、ひえぇ……ってなってました。
≪アンコール2.Secret of my heart≫
昼公演ラストを飾る曲。
ダーク寄りの曲が続いていたので癒されたぁ……
でもこれ歌ってるのって……
こうして昼公演は終演を迎えたのでした。
たむが退場した後の映像で、
バーチャルいつき『変わらないステージを、何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも!』
『君に、届けるね』
ロボ猫『この運命を変えられるのは君たちだけだ!』
『頼む、キミたちでいつきを取り戻してくれ!』
『バーチャルのいつきに、リアルのいつきの身体を貸してはダメだ!』
どうなっちゃうの~~~~~!?
昼公演のみの人、どんな気持ちで帰ればいいんだ……
てか、夜まで待てねえー!
そんな気持ちを抱えたまま、夜公演を迎えました。
・夜公演
バッドエンドを迎えてからの夜公演。
開幕、昼公演最後の映像が流れ始めました。
ここで、『今度は絶対助けるんだ……』決意を固めました。
・昼公演からの分岐
『もう少しリアルいつきの身体借りてても良いよね?』
『ダメーーーー!!!』
全力で拒否しました。
ここで否定しなければ、リアルのいつきは永遠に戻ってこないから。
≪メーデー≫
分岐からのいきなりメーデー、熱すぎる。
昼公演にもCodeQから1曲きていたので夜でも来るかな? と予想して開幕これでした。最高。
≪Limitless≫
会場でりみっれーーーーー!!!!!するためだけにライブ来てるまである(違う)
イントロからブチ上がり。昼公演でなかったので今回は無しか……と思っていたけど大丈夫でした! やったー!
『何度も何度も何度も』のところの振付すきです。
LimitlessのMVにある映像が戻る部分、昼公演のラストと重なるなぁとか考えながらペンライト振ってました。
≪FRAGMENT OF QUALIA≫
ありがとう……ありがとう。
Limitlessでブチ上がってからのFRAGMENT OF QUALIA。
この曲本当に好きなんです……。ライブ前にも鬼リピしてて、まさか聴けるなんて。本当に良かったです!!
≪The child of guilt≫
7thアルバムからもしっかりきてくれて嬉しい……
分岐から一度も落ち着けてないくらいにギアを上げてきてくれて、ドーパミン出まくり。ペンライトにもめっちゃ力入ってました。
そして、次の曲でさらにドーパミンドバドバタイムになるんですよね。
≪アンダーテイカー≫
限界突破!!!!!!
アンダーテイカーはたむを知るきっかけになった曲なのでイントロ流れてきた瞬間声出ました。
開幕ギターから始まる激しい音、たむの力強く響く声、ここからたむの沼にハマったんです。
前回のライブでは回収できなかったし、ようやく、ようやく聴けた……!!
そして13曲目、昼のアンコールでも流れたANAMNESISが再登場。
もうテンション上がりっぱなしです。
≪プロパガンダ≫
カッコいい系の曲をここぞとばかりにぶっこんでくる!!(ここらでだいぶ疲弊してる)
初めて聴いたとき、めっちゃアニソンっぽい! かっけぇ! ってなりました。
プロパガンダも初ワンマン時同様、披露されなかった曲のひとつなので聴けて嬉しかったです。
≪優しい嘘 Parallel ver.≫
昼公演では隠されていた2曲目のアレンジ。
激しめな曲調から始まる優しい嘘が、バラード風にアレンジされていて
めちゃくちゃ良い~!!
激しさとは打って変わって、優しいものになっていて最高でした。
グシミヤギさん、本当にありがとうございます……!
全然書けていないけどストーリーについて。
徐々にデータのパーセンテージが減っていき、リアルのいつきに戻ります。
バーチャルのいつきは言いました。
『頑張っても上手くいかなかったら?』
『どうせ失敗する』
『なら、今の居心地が良いこの状態でいればいい!』
だから、このライブを繰り返せばいいと。
このバーチャルいつきの言葉には凄い揺さぶられました。
失敗や変わることは怖いから。
それでも、リアルのいつきは言いました。
『同じライブは存在しない。』
『次、何の曲がくるのかなぁとかのワクワク感』
『ちょっとした仕草の違いとか』
『毎回変化があって、それがライブを作り上げていくんだ』
リアルのいつきはバーチャルのいつきの気持ちも全て受け止め、
それでも変化を続けて、努力をして、前に進んでいくことを選びます。
この辺りのセリフを明確に覚えられていないのが悔やまれる……ディレイ配信早く見たい。
そしてバーチャルのいつきはリアルのいつきに銃で撃つように告げ、それを受けるのですが……
外した!?
ここでクソエイムを披露。
消すことをリアルのいつきは選びませんでした。
『ライブがしたいなら一緒に歌おう!』
このセリフと共に曲が始まり……
≪AIとCodeQの果て≫
ここでAIとCodeQの果て。
前々からこの曲をやるというのは告知されていたのですが、ここでくるとはね……
しかし、驚いたのはそれだけじゃありません。
今までMVや映像を流していたプロジェクターにいるんです。
バーチャルのいつきが。
リアルのいつきと一緒に歌っているんです。
もうこんなん泣きますよ……
歌うことが好きで、ライブが好きで。
今、この瞬間から変化していく。
そんな二人が間違いなくそこにはいました。
この物語は棗いつきにしか作ることのできない特別なものだと感じました。
本当に凄すぎる。
そしてアンコールのMyEntertainer。
涙でぐにゃってた顔も、曲が流れた瞬間笑顔に戻っていました。
続いてMCへ。
クソエイムの話や、昼に続いて行ったグッズ紹介では昼の反省を活かしてテーブルが置かれていたりと面白かったですw
そして、ついに本当のラスト1曲に。
≪キミとひとつ。≫
完璧すぎる選曲。
『消えてしまったとき キミはなんて言うかな その不安も手を取って踏み出していた もしも、この時間が最後だとしても ボクは笑って歌うよ』
ここの歌詞がバーチャルのいつきのことだったり。なんて考えるともうね。
棗いつき、最高だ!!
こうして夜公演は無事に終演を迎えました。
・まとめ
今までに経験したことのないライブで感動しました。
自分自身、こんなにストーリーに惹きこまれるとは思いませんでした。
今回選ばれた曲にもストーリーがあり、このパラレルショットに落とし込むのも上手すぎて、言葉がでません。
あの日、あの場にいることができて、本当に幸せでした。
全国4箇所でのバンドツアーも決発表されたので、可能な限り行きたいと思っています。
最後に、長くなりましたがこの記事を読んでくださり本当にありがとうございました。
この記事を読んで、少しでも会場の雰囲気が伝わること、棗いつきさんに興味を持ってくださる方がいれば幸いです。
それでは、また!
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