見出し画像

メダロット初心者講座①

ババンバン!!ババンバン!バババンとバトルだ!!
と言うわけで突然始まったメダロットに関する記事です。
新しく作ったマガジンにも入ってるこの記事では主にメダロット初心者向けの内容を記していきたいと思っています。
基本的にアプリ「メダロットS」に関しての記事ですがSに限ったわけではありません。
初心者向けなので詳しい説明はしません。基本的な事とフィーリングだけ語ります。

そんな第一弾のテーマは「メダロットって何が面白いの?」

突然ですが、以下の画像を見ていただきたい。


KWG01「ヘッドシザース」

上記はクワガタ型メダロット「ヘッドシザース」である。
通称は「緑青(ロクショウ)」で、ゲームメダロットのクワガタバージョンの主人公機となっている。
詳しいパラメータなどは気にせず、以下のことだけ見てください。
メダル:クワガタ
頭部:レーダーサイト
右腕:ソード
左腕:ハンマー
脚部:チャージファイト
このヘッドシザースは上記5パーツで構成されています。


ELF01「メガファント」

続いてはゾウ型メダロット「メガファント」。
こちらは以下のパーツで構成されている。
メダル:ゼロ
頭部:パワーハンマー
右腕:ガード300
左腕:ガード300
脚部:スーパーアーマー

さて、上記2体は比べるまでもなく全てのパーツが別々の物である。
もちろんパーツが違えば出来ることも全く違う。
ヘッドシザースは両腕が格闘武器で、メガファントはガードという防御武器になっている。脚部で言えば前者は二脚で後者は戦車型だ。
ヘッドシザースは二脚で素早く動いて格闘武器で相手を倒し、メガファントは動きは遅いが頑丈で、両腕の盾を使って仲間を守る。
比べるまでもないどころか比べられない性能をしている。


そこで上記のようにヘッドシザースの左腕をメガファントのものにしてみたらどうなるか。
ヘッドシザースにこれまでなかった盾が追加された。これで格闘一辺倒だった機体が仲間を守れるようになった。代わりにハンマーを失い、攻撃手段が1つになっている。さらによく見れば左腕のガードにBADと言う相性がよくないことを示すアイコンが付いている。
これは左側のクワガタメダルの得意スタイルの中にガードの属性である「まもる」が存在しないためである。


なので次は左腕を元に戻して頭をメガファントにしてみた。
すると、メガファントの頭は格闘パーツなのでクワガタメダルとの相性はよい。
このゲームではRPGと言う形も取っているのだが経験値という物はメダルに集約される。そこからそれぞれ得意としているスタイルに経験値を振ってレベルを上げる。
クワガタなら「かくとう、たすける、なおす」の3属性を得意としているためそれらにのみ経験値を振ってレベルを上げられる。

上記はヘッドシザースの正規パーツから左腕をチャージリペアという「なおす」属性のパーツに換装したものだ。
クワガタモデルが得意としている3属性全てを装備しているため、このヘッドシザースは頭で味方のサポートを行い、右腕で攻撃して、左腕でダメージを回復する、などクワガタに出来ることを全て行える構成となっている。
しかし、それらを万全に使いこなすためには3属性のレベルを全て高レベルにまで上げる必要がある。そしてメダロットはシステム上全てのパーツレベルを100にすることは出来ない。
なので1つ前の頭をメガファントのものに換装して3つのパーツ全てを「かくとう」属性で統一することでメダルのレベルは「かくとう」1つに集中してあげることで無駄なく高性能化出来る。その反面格闘による攻撃しか出来なくなり、機体としての汎用性は著しく低くなってしまう。
逆に先ほどの左腕だけガードにすると言うのもクワガタメダルでは相性がよくないだけで「かくとう、たすける、まもる」の3属性と相性がいいメダルを探して鍛えれば成立する。


メダロットでは合計で3体までのメダロットを1チームとして編成できる。
同じメダロットを編成することは出来ないし、各種パーツも1個ずつしか存在しない。しかし、パーツ同士の組み合わせはほぼ無限となっている。
全てを格闘パーツだけ、射撃パーツだけって事も可能。
攻撃役を2機用意し、残った1機は全てサポートパーツだけを装備させることも可能。逆に攻撃できないサポート機を2機用意してアタッカー1機を全力でサポートするワンマンチームにすることも可能。


メダロットは換装してなんぼみたいな説明をしてしまったかも知れないが、実はそうでもない。上記ヘッドシザースの純正モデルでも両腕で殴りながら暇さえあれば頭のサポートパーツを使用する事でアタッカー兼サポーターとしても戦える。よほどじゃない限り純正パーツで組んで破綻している組み合わせと言うのは存在しないためまずは純正パーツでチームを組み、
「こいつにコレを組み合わせたらどうだろうか?」
ってなったら直感でカスタマイズをして戦わせる。コレの繰り返しをしながらいろいろな戦況をクリアするのがメダロットの楽しみの1つだ。


総括。ヘッドシザースはクワガタモデルの主人公機だが頭パーツの使いどころが初心者小学生には分かりづらいため、上記みたいにメガファントの頭と交換して全身格闘武器機体にすると言う発想は初代メダロットから存在しており、当時からこの姿をして「パーフェクトロクショウ」「メダロット ゾウバージョン」などと呼ばれていた。
そしてこんな単純な構造ほどNPCに使わせるとそこそこ強かったりする。


初代メダロットの最強機体、パーフェクトロクショウさん