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特典やプレゼントはLINE公式友だち追加の最重要アイテム

最初に当たり前のことから確認しましょう。LINEはウェブサイトやブログと違って、友達に対して情報を配信します。だから友達追加をしてもらわないと何事も始まりません。

ウェブサイトはグーグルにインデクスしてもらえば(検索対象としてもらえれば)自動的に、グーグル経由で見ず知らずの人からアクセスしてもらえます。

でもLINEはLINE広告を別途すれば、情報配信先は自分の友だちがメインです。LINE VOOMは友だちではなく、ツイッターのようなフォローフォロアー関係で情報のやり取りもありますが、人気は今ひとつですね。

では、どうやったら友達は増やすことができるのでしょうか。一番気になるのがそこですね。

LINE公式アカウントの友だち追加インセンティブはやはりプレゼントが王道

LINE公式アカウントの友だち追加としては、対面でのライン交換などのとき、個人のもの以外にビジネスで使っている公式アカウントを追加してもらうということもあるでしょう。

でも、やはり多くの人に友だち追加してもらうためには、ウェブサイトなどでQRコードを貼ってそこから追加してもらうことも大切です。

その時「追加してね!有益な情報がいっぱいあります」だけでは、やはり弱いです。

興味深いデータがあるので見てみましょう。

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Web担当者Forumより掲載

ちょっと見にくくてごめんなさい。一番左のところです。ダントツでプレゼントやクーポン目当てで友だち追加してますよね。

メルマガでも最初のインセンティブとして、有益なPDFなどがもらえる、というのはあります。

しかし、LINEプレゼントの特徴はメルマガのプレゼントとはまったく違うことに注意しましょう。この違いを知っておかないと、せっかくプレゼントを用意して受け取ってもらっても、最初のプレゼントをもらった後にすぐにブロックされて削除されかねません。

メルマガのプレゼントは加入時だけ気合を入れて、あとは情報の中身勝負、でもLINEはそれだともったいなさすぎる!

メルマガは例えば「企業のためのチェックシート」とか「これで完璧カスタマージャーニーマップ作成シート」などを作って、マーケティングの情報などを配信していく。これはよく知られた方法です。

しかし、LINEの場合は少し違います。

例えば餃子チェーン店が定期的に、餃子割引10%のクーポン券などを発行します。LINEユーザーはこのいつやってくるかわからないクーポンが、つまり不定期プレゼントが楽しみなのです。だからLINE公式アカウントのフォローを継続するというインセンティブが非常に高いです。

先程のグラフにあったように、追加のインセンティブはやはりプレゼントです。メルマガの場合には、もちろん最初のプレゼントも魅力的ですがその後有益な情報を継続してもらうことを期待していますね。

LINEの場合にはもっと、実利的と言っていいでしょう。

餃子の美味しい食べ方(情報)を配信するよりも、餃子を出している飲食店が割引クーポンを発行する(実利)がユーザーの求めているものなのです。

メルマガでは継続した役立つ知識を得たい、という欲求が強いのに対して、LINEではお得な情報がやってこないか待っている。こっちの方が欲求が強い。

ここを間違わないようにしましょう。

継続プレゼントをうまく使えば店舗を持っていなくても大丈夫

でもうちは、ウェブ制作だし(例はハンドメイドでもなんでもいい)、そもそも店舗持ってないから、餃子タダ券とか配って来店ていうビジネスモデルでもないし……。

大丈夫です。

例えばウェブ制作会社の場合「弊社でサイトを構築してくださったお客様へのライティングサービスクーポン」というのを定期的に発行するなどのプロモーションが考えられるでしょう。

ウェブサイトを作ったはいいけれど、コンテンツがまったく更新されないとアクセス数も伸びません。でも、自社でホームページの記事をどんどん更新できる体制ってなかなか確立できませんよね。

そういう場合に、ホームページ制作会社がライターさんとタイアップして、自社のサービスの一環として、ライティングサービスを提供することは制作会社にとっても、あたらしいビジネスチャンスが生まれるまたない機会です。

そこで実績を作っておけば、「そろそろ、記事が溢れかえってきましたからいっそサイトをリニューアルしませんか」などの営業がすごくスムーズにかけられますよね。

そして、メルマガのように一斉配信で、やたらめったら配信しなくてもよいのです。タグという機能を使えば極めて精度の高いターゲットを絞った配信ができます。

例えばタグに「新規ウェブ制作受注済」などを付けておけば、その方たちはすでにホームページは持っていて、記事を充実させることに関心のある人だとわかります。

その方たちだけをオーディエンスから抽出して、先程の「ライティングディスカウントクーポン」を発行するなどができますね。

まとめ

このように、LINE公式アカウントの場合は、メルマガよりももっともっと継続した友好関係を意識的に築いていくことがとても大切になってきます。

こうした、マーケティング視点をもってLINEアカウントを運用しないと、お目当ての見込み客に登録してもらうのではなくなる可能性が高いです。プレゼント目当てで、もらったらすぐにブロックする好ましくないユーザーに大量にフォローされてしまうことでしょう。

気をつけてくださいね!

おまけ

でも、最初のプレゼントが作れないので、友達がぜんぜん増えない!

そういう普遍的な悩みがあります。これはけっこう苦労しますよね。

そこで、こんなのをご紹介します。

講座と言っても、単なるPDFファイルですので、過度に期待しないで下さい。ただ、コンパクトにぎっしり実用的なものを詰め込んでいます。

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興味のある方は是非どうぞ。


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