見出し画像

あなたはどっち切る?133489問題【麻雀】★★★

初のスタンディングデスクからの投稿。

133489問題

画像1

ここから1枚切らないといけない時、昔の私は1mを切っていた。
理由はシンプルで、瞬間のロスがなくなるからだ。

89mの方を切ると、7mが激痛。
それに1334mという二度受けが残ってしまう。

それでも最近は9mを切ることが多くなった。

こういう細かいターツ選択って感覚で処理してきたけど、あらためて振り返った時になるほどな、と思うことがある。
実戦では、毎巡毎巡受け入れ枚数や二次変化などを考えることはできない。
他に考えることが山ほどあるからだ。
そういう意味では麻雀は、打ち手の「フォーム」と「経験」と「感覚」がぶつかりあうゲームといえるのかもしれない。

なんで受け入れを最大にせず、わざわざ2度受けを残すのか。

それは5mをツモった形にある。

89mを払った場合は

画像2

ツモ1m→カンチャンにフォローが入った完全形に
ツモ3m→さらに強いエントツ形に
ツモ4m→リャンメン変化!高めイーペーコー!
ツモ5m→イーペーコー
ツモ6m→ツモ1mと同様

と、嬉しい変化が多い。
その一方で1m3mを払った場合は

画像3

ツモ89mでフォローが入るだけだ。
(ツモ6mで次にリャンメンが作りやすい形になるが、打1mとしたところか見るとそれは3次変化と言える)

そういえば、激痛と言ったツモ7mですら

画像4

とフリテンながらリャンメンリャンメンの形を作ることができる。

あれ、総合すると結構な差がついていない?

ようは、複合形を大切にしろって話だね。

それでは「133489」以外の部分を含めて見てみよう。

ケーススタディ

2シャンテン

画像9

3シャンテン

画像5

画像6

上の3つは、これまでの解説により打9mが良いね。

ヘッドレスはどうだろう。

画像7

9mを切るとシャンテン数が落ちてしまう。
打1mと打9mでかなり微差になっているのではないだろうか。

もう1つの例外としてはイーシャンテンがある。

画像8

なるべくリーチを打ちたくない、などの理由があるときは打9mでも良いが、基本は打1mだろう。
特に親などで一刻でも早くリーチを打ちたいときは打1mになる。

ケーススタディ②

今度は133489の部分を変えてみよう。

画像10

89が79になっている。
これは打1mか。6mツモでの一手変わりリャンメン変化が大きい。

なお説明の便宜上、「133479」の部分を同じ色にしているのでツモ6mが2度受けになってしまうのは考慮外。

画像11

1334の部分を1245にした。
これも同じ色にしたのでイッツーが絡んできてしまうが、こうなると12mを切るのが普通だろう。

まとめ

「133489」から1枚切らないといけない時、シャンテン数が大きいほど打9m寄りになる。

複合形を大切にしましょう。


1時間経っていないのに、もう腰が痛い…。



最後までお読み頂きありがとうございました! ↓スキすると毎回違うメッセージが表示されます!