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ビートルズのジョン・レノンとオノ・ヨーコの関係性と、当時の左翼的活動に与えた影響について

NHK‐BSで放送された「ジョンとヨーコ 伝説的トークショーの5日間」という番組を見ての感想。(12月10日に再放送あるみたいです)


私の事前知識ではジョンとヨーコの関係性は、主役であるジョンに偶然何処かで見初められた一般的な日本人のヨーコという認識であったけれど、このトークショーを見るに主役と脇役は逆転してるように見えました。


トークショーでMCや観客との会話やアクションをリードしてるのはジョンよりむしろヨーコであり、芸術や愛・平和・女性運動・人権運動などについてはヨーコが夫婦の主導的役割を果たしていたのでは?と推測します。

※調べてみたら、ジョンと出会う前からヨーコは前衛芸術家として活動しており、有名では無かったかもだが、一般の日本人女性でも無かったみたい。


私は学生運動等のあった全共闘世代(1941年-1949年生まれ)よりは二回り程下なので当時の空気感は知らないけれど、当時の世界的アイドルである「あの」ビートルズのジョン・レノンと結婚した、才能あふれる「日本人」「女性」のオノ・ヨーコという存在は、ヒロインでカリスマ的なアイドル(アイコン)として認識されたんじゃないかと想像します。


今の視点で見ても、テレビ番組でジョンやMCや観客相手に、英語で自信満々に語る「日本人」「女性」って映像は格好良く見えてしまうもの…
当時のビートルズという音楽やアイドル?に憧れた若者世代(いわゆる全共闘世代)はアイコンとして、そのスタイルを模倣しようとしたんじゃないかな?と想像してしまう。

※ただまぁ、模倣しようとしても、彼女の才能や思想や確固とした自分というスタイルを模倣することは一般的に難しく、今生き残っている所謂「左翼的な人」は現実的な対応に失敗しているようには見えますが(私見)


雑談追記。
音楽に関しては、欧米のポップスやロックを聴くことはほぼ無いのですが、Billy JoelとBeatlesだけは何故か若いときに触れて好きで聴いてました。
BeatlesならMy Favは、A day in the lifeです。不安にさせる不協和音がどんどん大きくなった後に突如消えても、ベースラインの音楽だけはずっと続いている部分がスキでした。


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