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自由に動作を行うための体幹部の鍛え方

みなさん、こんにちは。

今回は「動作に自由度を持たせるための体幹部の鍛え方」についてで、
それは"3つ" のことを狙いながら構成されています。

今回紹介するものは秋に行うと、より効果的だと考えています。

秋トレーニングの特徴

秋は、「肺・大腸」が疲れやすく、
「白色の食材」である大根などの根菜を食べると、肺や大腸に好影響があります。

筋肉ベースでは、「大胸筋・小胸筋・腹筋群・脊柱起立筋群・広背筋」をストレッチやトレーニングして、
運動器は「心肺系」を鍛え上げて、最大酸素摂取量を最大化することにフォーカスするとよいと考えています。

①疲れやすい臓器 → 肺・大腸
②白い食材を摂取 → 大根・白菜・カブ・白米
③鍛えるべき筋肉 → 大胸筋・小胸筋・腹筋群・脊柱起立筋群・広背筋
④鍛えるべき運動器 → 心肺機能(最大酸素摂取量の最大化)

ストレッチ&トレーニングについては、
「上半身の状態起こし」で体幹部の上部に刺激を入れて、
「下半身の持ち上げ運動」で体幹部の下部に刺激を入れます。
表面積が東京ドーム2個分ほどの広い部位ですが(んなこたぁーない)、
余すことなく、筋肉の伸長と収縮を繰り返すことができるようにイメージしてみました。

体幹部をどう鍛えるかが、心肺機能を向上させる「ランニングトレーニング」と共に並行して進める必要があり、
それと一緒に「横隔膜トレーニング」も行うことで重要です。

体幹部の鍛え方

スポーツには、俊敏性と自由度(思うがままに動かせる)が求められていると考えており、
そのためには、「体幹部の自由度」が重要と考えます。

アブドミナルクランチなどの直線的な運動では、
体幹部の自由度を失くすため、どのように体幹を鍛えるかが課題となります。

直線的なトレーニングばかりをした場合、
上下半身の連動感を失わせるだけでなく、
無理矢理に胸椎や股関節を回旋させると、腰椎に支障が出る恐れがあります。

今回トレーニングのポイントになると考えているのは、 "3つ" のことです。

①PNFの対角らせん運動で四方八方に動かす
②上半身は大腰筋との連動性
③下半身は胸椎との連動性

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