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ふくらはぎの効率的なストレッチ方法

みなさん、こんにちは。

今回は、ふくらはぎの効率的なストレッチ方法についてお伝えします。

苦手意識の高い「ストレッチ」

筋肉は収縮する特性があるため、
硬くなりやすいです。

ストレッチはそれと相反する動きであり、
収縮した筋肉を伸ばすことは痛く、
その痛みが気持ちの良いものになるまでには時間を要します。

特に身体が硬い人はストレッチを敬遠しがちになり、
頭では「ストレッチはパフォーマンス向上のために必要だ!やらないと!」と理解していても、
身体は無意識に拒否反応してしまうケースをよく目にします。

また、男性は特に身体が硬くなりやすく、
主体的に取り組むことは困難だと思います。

しかしストレッチをおろそかにすると、
故障してしまう確率が上がります。

故障してしまうことはとてももったいなことなので、
痛くて、苦しくてもストレッチはかかせないものなのです。

そんなストレッチに対してポジティブな思いがない人の助けになるのが、
今回紹介する3つのストレッチ方法なのです。

おすすめのストレッチ方法

筋肉それぞれに対してストレッチ方法はありますが、
今回は下腿三頭筋(ふくらはぎ)を例としていきます。

効率的に下腿三頭筋を伸ばすための3つの方法

①前脛骨筋(スネ筋)を動かす
②起始・停止を緩める
③足首を背屈(上にあげる)させる

①について、
目的の筋肉の出力や柔軟性を向上させるには、
その反対側にある筋肉を先に動かすことにより、
目的の筋肉がスムーズに動きやすくなるという特性があります。

つまり、下腿三頭筋をストレッチする前に、
足首の「底屈↔︎背屈」の動作を繰り返し、前脛骨筋に刺激を入れます。

それによって、下腿三頭筋の動きがスムーズになり、
いつもより伸びる感じや伸ばされている痛みが軽減されるのです。

足首を底屈する筋肉の関係性
・目的の筋肉 = 下腿三頭筋
・相反する筋肉 = 前脛骨筋

②について、
全ての筋肉には「始まり」と「終わり」があり、
専門用語では【始まり = 起始】、【終わり = 停止】と言われています。

トレーナーなどの身体についての専門家以外でも分かりやすい言い方にすると、
下腿三頭筋の起始・停止は「膝裏・かかと」です。

その部分を摩って、緩めましょう。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

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