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新人トレーナーの心構えとは?

みなさん、こんにちは。

コロナ禍により、スポーツ業界やヘルスケア業界は大きく変化してきました。

オリンピック・パラリンピックが延期になったり、
無観客や入場制限をかけた状態で各種スポーツの試合が行われたり、
マスクをした状態で運動をするようになったり、
スポーツジムや治療院などに通うことを避けたり・頻度を減らしたり、、、

以前に比べてこの業界は回復してきたように思えますが、
コロナ禍が始まる前とは全く違うといってもよいでしょう。

コンディショニングサロン『カラダラボ』にも様々な変化がありました。

・店舗の売上が半減
・部活動休止により外部トレーニングの売上がゼロ⇒部活動再開へ
・新入社員の入社
・カラダラボ教育制度の確立
・オンラインサロンの開始

さっと記憶を蘇らせても「もう二度と体験したくない!」という出来事ばかりです。

今では前年同月比が100%を超えてきているので、
停滞期がしっかり成長に繋がって良かったとも思いますが。。。

これもカラダラボファンの支えがあったからだと、
よりファンの大切さを感じる期間でもありました。

変化リストの中にある「新入社員の入社」について、
考えさせられることがあったので、それをみなさんにもお伝えしたいと思います。

石川トレーナーの新人時代

カラダラボのコンディショニング技術は、
石川が師匠から学んだ教えが原点となっています。

新人時代、その師匠が絶対的な存在でした。
「師匠の言うことを聞いてれば絶対に大丈夫!」と信じ込み、
どんなことも従ってきました。

当時はそれが正義でしたが、
よく考えてみると、師匠に依存していて、
自身で何かを考えるといった「思考」が停止していたように思います。

「信じる」という、あたかも真っ当な表現をしているようで、
実は自ら自分の人生を他人に決めてもらっていたのです。

今は自身で思考することを大切にしており、
新人時代が嘘かのように、人に何かを決められることが耐えられなくなりました。
もちろん、同じ目的に向かって意見を激しく言い合うのは大歓迎ですが…

思考が停止していた過去と、常に思考し続けている現在の両方を経験し、
成長するためには現在のように「思考する」ことが重要だと感じました。

2021年の新人トレーナー

コロナ禍により、スポーツジムや治療院の業界は大変苦しい状況のところが多いと思います。
新入社員を迎いいれないと決めたところもあると思います。

そうなると、トレーナーや治療家に憧れている学生は、
憧れの職業・業界に対して心配に感じたのではないでしょうか。

応募枠が少ない中、希望の企業に入社できるのか…
生活できるだけの給与がもらえるのか…
どれくらいのお客様とセッションできるのだろうか…
などなど

また、周囲に心配され、様々なことを言われた人もいるのではないでしょうか。

そんなマイナス要素を考えてしまうような環境の中、
カラダラボに入社したいという意思表示をしてくれたスタッフがいました。

カラダラボのホームページにも求人情報は載せていませんでした。
もちろん、学校にも求人票はありませんでした。
他県から群馬に移り住むことを厭わない。

こんな状況の中、自ら考え行動し、カラダラボのトレーナーになりたいと考えたのでしょう。

そんな姿を見て、自分で選択し、行動や発言に責任を持つことが重要だと改めて感じました。

「自身で物事を決められる・責任を持てる」ような環境に身を置くことが大切です。
その環境を自らの手で作れるか否か、それも自身の成長に関わってくるのです。

新人でなくとも、常にこのような考え方を忘れず、
行動にしていきたいですね。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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