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「トレーニング再興戦略」を立ち読みしませんか? - Part.1 -

さて。

今日はオンラインサロン入会者にプレゼントしている、ボクが現場の指導で「指南書」としている、『トレーニング再興戦略』の「立ち読みができますよー」編です。

おそらく、数年後には出版社から「ぜひ、うちで刊行させてください!」と、こぞって依頼がある(※ガンバリます!)フェーズに、ボクは立っていると思います。

一緒に時代の先取りをしましょう。

今日は「はじめに」の1,500文字程度と、「もくじ」を公開します。

お仕事の合間にでも、立ち読みしてくださーい。

「くすぶっていた気持ち」や、「つい下を向くネガティブな気持ち」が、勇気を持って前向きになれると思うのです。

みんなでこの難局を乗り越えましょうね。

それでは、どうぞ。

_____________

はじめに


この文章を書き下ろしているとき、テレビでは「下町ロケット」が再放送されていた。

本来は、半沢直樹シリーズの続編が放送予定だったが、コロナウィルスの感染リスクが高まり、撮影ができないことからの緊急処置だ。

「この、コロナよーーーー、やられたら倍返しだっ!」と、主演の堺雅人さんが、ウィルスに向けて発狂する姿が想像でき、「さらに面白い作品ができるのでは?」と密かに期待している。

「下町ロケット」は、阿部寛さんが演じる佃製作所を経営する佃航平が、社員たちと共に仕事を通して、奮闘する姿を描く物語だ。

敵が出現し、救世主が現れ、さらなるピンチを迎え内部分裂するも、勇者が進むべき道を示し問題解決に向かう、桃太郎が鬼退治にいく鉄板のストーリーである。

ボクはこのようなビジネス系ドラマは嫌いじゃない。

むしろ、「よし、明日から頑張るゾッ!」と、勇気をもらう単純なヒトだ。

そんな中、明日にも政府から緊急事態宣言が発せられ、日本に限らず、世界的パンデミックな社会情勢を迎えている。

エンターテイメント・飲食店・観光業・スポーツジムなど、大打撃を受けている業種は多岐にわたり、明日への希望を閉ざされ、世界は真っ暗闇の中だ。

「コロナのバカーっ!」と、熊本県市長が叫ぶ気持ちも理解できる。

既に倒産や休業を余儀なくされている企業もある。

ボクの生業の一つにある「石川貴之のラボ式トレーニング」も、3月から教育機関が休校になることで、どん底に落ち込んでいる。

みんなもツライ日々が続いているよね。

「下町ロケット」でいうと、会社倒産の絶体絶命の危機だ。

ふと、2011.3.11に起きた東日本大震災が頭に過ぎる。

あの日、津波の恐ろしさと、見えない放射能への恐怖を思い知らされた。

そのときボクは、まだ駆け出しのトレーナーのため、あまりにも無力で、現実から目を逸らすことしかできなかった。

奇しくも、あのときの放射能と同じように、目に見えない未知のウィルスの恐怖に怯える毎日を過ごしている。

この3月に、芽が出るように大事に育ててきたモノも、泡が弾けたように消えていった。

「バブルが弾けた!」 でも、誰もが忘れない3.11から9年の時を経て、「あの時のあなたとは違うよ!」と、テレビからメッセージが聞こえてくる。

「無力ではないんだよ!」と、佃航平が訴えかけてくるのだ。

「そんなチカラあったっけ?」 佃航平は会社倒産のピンチを、独自に開発を進めてきたエンジンバルブを武器に攻勢をかけ、裁判を乗り越え、会社を復活させるどころか、自分の夢である「ロケット開発」さえも実現させたのだ。

「ん?」

「独自に開発?」

「それ、ボク持ってるよね?」

「あれっ、いけるよね!?」

「決して、お客様を失ったわけではなく、いまは少しの期間だけ違う形でトレーニングを届ければいいだけだよ。」

そう、佃航平からヒントをもらい、こうして思考を文章化に落とし込んでいる。

指を加えて眺めているのは、もう終わりだ。

武器は既に持っている。

多くのヒトに伝えられる手段もある。

やらない理由はないよね。

みんな、よく聞いてね。

バフェットおじさんがいっていたよ。

「自分の進むべき人生の目の前に霧が立ち込めたのなら、無闇に進む必要はない。霧が晴れるのを爪を研いで待っていればいい」 とね。

ボクは、ようやく見つけたよ。

いまはトレーナーとして、世界に挑戦する準備段階だ。

険しく長い旅になりそうだね。

でも、獲るよ、本気で世界を。

この霧が晴れたら全速力で駆け抜けれるように、みんなに新しい武器を渡すからね。

爪を磨きすぎて、ピカピカになるくらい一緒に勉強しよう。

そこから一歩踏み出す方法を伝えるからね。

さぁ、勇気をもって。

【もくじ】


はじめに・・・002

東洋的思想がトレーニング再興戦略に必要なワケ -理論編-

数字で可視化が難しい、しなやかなカラダの使い方・・・007

そもそも競技力向上は可視化ができない ・・・009

ピークパフォーマンス理論の最後のピース・・・010

西洋的思想と東洋的思想のちがい・・・012

石川のノンリスクで生きた青年時代と、FUJIYAMAにのったハイリスクのおやじ時代 ・・・014

ワークライフバランスとワークアズライフ・・・017

「わかりやすい」が売りの西洋的文法と、「行間を読む」東洋的文法術・・・020

『石川貴之のラボ式トレーニング』の2つの軸・・・023

東洋医学の特徴・・・025

“3つ” のライフスタイルの確率で、自然を感じる『感性』を磨く・・・027

西洋的な自然の動きとは・・・032

東洋的な自然の動きとは・・・036

1日20分の時間的投資と、1日100円の金銭的投資が必要なトレーニング・・・040

ピークパフォーマンス理論 -実践編- 季節で変化する東洋医学の考え方・・・043

春夏秋冬+梅雨で獲得すべき運動器と筋肉・・・047

抗重力筋作用を適正にするための “2つ” の筋バランス・・・049

ピークパフォーマンスの組み立ては、運動器と試合日程を把握しよう・・・054

試合期に向けて複雑性の高い動作を、脳に『再教育』させよう・・・058

ピークパフォーマンス理論に基づいた、トレーニングメニュー表・・・062

トレーニング動画YouTube再生リストURL・・・063

おわりに・・・064


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