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ランニングタイムを縮める鍵とは?

みなさん、こんにちは。

ラボ式トレーニングメニューの中には、ランニングトレーニングがあります。
メニューは単純で、「800m×2本」のタイム差をチェックしています。

タイム差がなくなることで、
体力の持久力向上が見込めます。

体力アップすることでタイム差は縮まりますが、
それ以外にも要因はあります。

今回の記事ではそれについてまとめたいと思います。

ラントレ向上のカギとは

走り方を改善することで、
ラントレのタイムを縮めることができると考えています。

走り方はケガ予防にもつながるので、重要なポイントになります。

基礎的な注意ポイントは3つです。

①あごをひく
②腕を振る
③姿勢を高い状態をキープする

さらに2つのことを注意すると、なお良くなるでしょう。

①足の接地方法
②跳び直り踏み直り反応の活用

①について、
「かかと」から接地し、「小指球」に重心を移動することが重要です。

ところが、多くの人は「母指球」に重心を移動してしまうのです。
母指球に乗せてしまうと、重心がぶれてしまいます。

特に、シンスプリント症候群を持つ選手は、
重心の位置を気を付けるだけで症状改善、パフォーマンス向上につながります。

ですので、「小指球」へ重心を乗せることを意識しましょう。

跳び直り踏み直り反応とは

跳び直り踏み直りを簡単に言い換えると、
踏んで、踏んで、蹴る」です。

いったい何のことだと思う人が多いことでしょう。

実際の動きを例にして説明していきます。
動作自体は実に簡単です。

①右足のかかとから地面に接地する = 「踏んで」
②右足の小指球に重心移動する = 「踏んで」
③地面を蹴る = 「蹴る」

左足から足を出す場合も一緒です。

片足が地面に接地してから、地面を押し出し、
次の足を出そうとするまでの流れの中で
「踏んで、踏んで、蹴る」が行われているのです。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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