重力加速度について理解して、ジャンプ力アップを目指そう!

みなさん、こんにちは。

先日の記事で選手のジャンプ力に対して、カテゴライズをしました。
そのタイプ別にどのようなトレーニングが必要なのかもお伝えしました。

今回は「ジャンプ力」について、別の角度から深掘りしたいと思います。

まずは、ジャンプ力に関わると思っている「重力加速度」について、考えてみます。
みなさんはこの言葉を聞いたことはありますか?
学生時代に物理の授業で聞いたことがあるという方もいるのではないでしょうか。

一見スポーツとは関わりのないように感じる方もいるかと思いますが、
ジャンプ力について考えたとき、重要な要素だと思っています。

重力加速度とは?

私たちはみな、地面の方向(地球の中心部)に向かって力がかかっています。
それが重力です。

ジャンプ力をし、落下する際に重力によって加速して落ちていきます。
この落ちるスピードを「重力加速度」といいます。

ジャンプし、長い間空中に浮いていられた方が、パフォーマンスは良いですよね。
ということは、重力加速度をあげたくないんです。

カラダが軽ければ軽いほど、地面の方向に引っ張られません。
カラダが重ければ重いほど、地面の方向に引っ張られます。

重力加速度も同じように考えられます。

カラダが軽いとは単純な体重の問題だけではありません。

カラダが軽く、パフォーマンス力が高い状態を作るためには、
速筋群を鍛えることが重要と考えます。

なぜ速筋群なのか、それについて考えてみましょう。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

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