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四足歩行トレーニングで"連動性”を獲得

みなさん、こんにちは。

今回は動作と動作のつなぎについて書いていこうと思います。

実際のスポーツの動作をもとに考えることで、
つなぎの考え方をより理解できると思っています。

バスケットボールのリバウンド動作を通して考えてみましょう。

リバウンド動作を因数分解

①ボールの下に入る
②高く飛ぶ
③空中で手を伸ばす
④ボールをつかむ
⑤着地する
⑥ドリブル or パスをする

こんな感じで、文字化してみると、割と細かく動作を区分けすることができます。
もっと細かくできる部分もあるかと思いますが、今回はこんな感じで…

リバウンド時のゴール下は戦場と化しています。

リングから落ちるボールに、複数の選手が椅子取りゲームを彷彿させるように、
ボールを獲得するために最適な場所の争奪戦をこぞって展開しています。

まず、ボールをつかむまでの①~③の動作がスムーズに行われなければ
場所どりもボールどりも勝ち取れません。

どれだけ高くジャンプできても、
最適な位置にポジショニングできなければ、意味がありません。

①~③の動作のスムーズさは、
①~③の各動作同士に「つなぎ」が存在することで生まれます。

しかし、①~③の動作がスムーズに行われ、ボールを獲得できたとしても、
⑤で着地しても⑥へのつなぎの動作がなければ、
ボールをカットされてしまうこと間違いありません。

なので、①~③だけではなく、
①~⑥すべての動作につなぎが必要なのです。

このつなぎの動作を作っているのが、「肩甲骨」です。
また、「3:1の割合」というのも関わってくるので、この辺も深堀していきます。

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「変わらないことは変わり続けることだけ」それはトレーニングも同じです。常に変化を恐れず、現場で試行錯誤を繰り返し、近い将来、日本発信のメソッドがグロバルスタンダードになる日がくるでしょう。その根幹となるものを創作し公開します。(毎週月曜日にお届けします)

石川貴之が全国各地を旅しながら、トレーニング指導で得た発見を文章化し配信します。当然に、「今」考えていることや「今」見ているものになるため…

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