「トレーニング再興戦略」を立ち読みしませんか? - Part.9 -
おはようございます。
いま、「石川貴之のラボ式トレーニング講座」であるオンラインサロンでは、「坂本勇人のバッティング理論」を構築してまして、動画を駆使して解説しています。
ただ、バットがなくて、アンパンマン自動車の車輪をバット代わりにし、創作に勤しんでいる、野球を習ったことがない石川です。
よくある「少年野球」もやったことありませんが、動作トレーニングの観点から、記事を書くことは可能なのです!
"バッティング" と "ピッチング" の組み合わせ運動の違いは、「バットを持つ」か「ボールを持つか」だけに限らず、『動作の組み合わせ自体』にあり、「そりゃー、ピッチャーがバッティングできないのは、当たり前だよねー!」と、動作トレーニングの観点から解説してます。
二刀流、大谷翔平選手を除いては。。。
その理由も、今回の著書から妄想し、「なぜ、彼は可能だったのか」を理解できると思っております。
興味があるヒトは、サロンをのぞいてみてください。
サロン内でしか見ることができない、限定トレーニング動画もたくさんありますヨ。
それでは、「トレーニング再興戦略」を立ち読みしませんか?シリーズのPart.9です。
それではお楽しみください。
▶︎東洋医学の特徴
先ずは、東洋医学の基本的な考え方を紹介するね。
西洋的思想と東洋的思想を学んだボクらなら、東洋医学はすんなり落ちてくるはず。
一緒に読んでみようか。
覚えているだろうけど、西洋的思想の根底は「オレ、神!」で、東洋的思想の目指すところは「自然」だからね。
それを、頭の片隅に入れておこう。
さぁ、いくよ。
東洋的思想では、人と自然との調和を重視する立場から、人は「天の気と地の気の交流の中で生かされているもの」なんだ。
したがって、人は常に自然の法則性の中で支えられていると考え、自然を大宇宙(マクロコスモス)とすれば、人は自然の法則を体した小宇宙(ミクロコスモス)であるとみなしている。
そして、自然のリズムとの調和が正常であり、逸脱が病的状態であるとみなしている。
このような、東洋的思想の考え方を「天人合一説」というんだ。
「天人合一説」では、人は自然のリズムと調和して生活することの重要性を説く。
そして、自然と調和する力を養うことを重視している。
そのため、四季に応じた食生活・身の鍛錬・心の修行が大切と定義されている。
つまり、日常の養成法の重症性を説いたものだ。
まとめます。
東洋的思想とは、ヒトと自然の調和を重視する考え方が根本にあって、自然と調和している状態は正常で、健康的な状態だ。
一方、自然と調和しない逸脱した状態は異常で、不健康な状態と定義づけている。
たとえば、きみがサッカーのプレー中に、他人の足を踏んで「グキッ!」と内反捻挫したとしよう。
本来足首が持つ関節可動域をこえたことで、靭帯が損傷したり、内出血が起きるよね。
これを、自然の法則で説明するならば、「足首が正常に持つ関節可動域を、外的な衝撃が加わり、本来持つ可動域をこえたことで自然から逸脱し、捻挫という症状が起きた」というこなんだ。
本来ヒトが持つ可動域内で動くのが、「自然」で正常な状態。
その可動域をこえたとき、つまり自然を逸脱したときが、「不自然」で異常な状態。
それを、西洋的な用語で故障という。
なので、ヒトの正常な関節可動域を感覚値で認識するのは、大事だと思うんだ。
さらに進めるね。
東洋医学では、自然と調和する方法が定義づけられていて、四季(春夏秋冬+梅雨の五季)に応じた ”3つ” のライフスタイルの確立が、自然か不自然かを見分ける重要なポイントと伝えている。
これはボクなりに、トレーニング提供者として、必要な考え方なので、どうしてもみんなに伝えたいんだ。
だんだん、「I’m happy!」とは違う、答えが見つかりづらい世界に、足を踏み込んできたね。
つづく
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