栗山CAMP RIDE

MOMO

2022年9月30日 19:55

札幌のSAM'S BIKEさん仕切りで、秋のキャンプライドに行ってきました！

第一回徳舜瞥サミットから早２ヶ月…。各店夏の繁忙期も落ち着いたところでまたもやサムズ店主ナミさんとイチ本田さんの企画でバイクパッキングツーリング。

事の発端は8月に開催されたEnter Zone Outdoorのイベントにて、イチさんと我々ZERODAYと同じブースだったpowder8さんが発した「キャンプしにおいでよ」の一言。

翌日のイベント打ち上げ時にはナミさんと本田さんで話が盛り上がり、また混ぜてもらえることになりました。

powder8さんの運営する栗山町にあるまる八いけだ農園。そこに、オーナーのイケさん曰く「ほどほどに管理された自然」の中のキャンプ場があります。炊事場や電源はなく、水は持ち込みゴミはもちろん持ち帰り。

限られたものだけ持っていくキャンプライドにぴったりのキャンプ場です。

今回もルート決めはサムズバイクのサライさん。我々初心者のことも考慮された見どころたっぷり、それでいてハードすぎないベストルートでした。いつもありがとうございます！！

【1日目】

北広島駅集合。今回のメンバーはナミさん（サムズバイク）、サライさん（サムズバイク）、本田さん（01.Outdoor & Life Shop）、石ちゃん（某有名アウトドアメーカー）、そして我々ZERODAY2人のトータル6名。

前回の徳舜瞥サミットではキャンプ場到着までに体力を使い果たし、夜の焚き火の時にテントから動けなかったことを教訓に、今回は絶対焚き火の時間を楽しむことを誓う。

自転車を下ろし出発。距離は40km弱。前日の洞爺が寒かったことからメリノウールのパンツで来てしまった。当日は短パン一択の快晴でとても暑かった。石ちゃんの短パンを羨ましがりながら頑張って漕ぐ。空が広いなあ。

北広島からはすぐに市街地を抜け、川沿いに出る。千歳川が大きくて感動した。長沼町に入り、買い出しとお昼ご飯。「赤字丼」のお店はお休みだったので中華屋さんに入るも、大当たり。開店と同時に入ったが次々にお客さんが入ってきてすぐに満席。あんかけ焼きそばが美味しかった。

買い出ししたスーパーではコストコの商品も置いてあったり、お買い物も楽しかった。と言ってもバラ売りのココアとスナックしか買っていないけど…。

長沼町は商店街に提灯が飾られていたり、古い建物に新しいお店が入っていたり、とてもいい雰囲気を醸し出しているスナックや喫茶店の看板があったり、滞在したら楽しそうな町だった。美味しいお店もたくさん。

サライさんは今回ロングテールバイクで荷物の積載もたっぷり。一番前で皆を先導しているけど、荷物が多いとは思えないスピード。全く追いつけず曲がり角ではいつも待たせてしまう。でも焦らない。無理をせずマイペースに進む。それを許してくれる人たちだからだ。ありがたい。

「馬追（まおい）の名水」で水を汲む。冷たくて美味しい！そこから馬追丘陵への登り坂が始まる。登りは本当に辛い。でもその先に下りの気持ちよさが待っていることを私は知ってしまった。あれのためなら漕げる。歩いた方が早いくらい遅いが。

皆さんをお待たせしまくってやっと下り始める。右に北海道らしい畑の風景をかすめながら、「最高だ〜」と顔がニヤけてくる。気持ちいい以外の何もない。登ったご褒美だ。

由仁町で最後のコンビニに立ち寄り、みんなお酒や朝ご飯を購入。最後の買い出しでは斜めがけできるエコバッグが便利だ。パッキングをやり直さなくて済む。

馬追丘陵が最後の登りだと思っていたけど、まる八いけだ農園への道も登りだった。「まだ登りありますか？」と何度もサライさんに質問をしまくって（ごめんなさい）、サライさんが「ほんのちょっとだけあったかな…？」と濁していたのはここの登りだった。舗装路は途中で終わり、砂利道に入る。砂利道の登り、難しい！タイヤが溝にハマり、途中から押して登る。