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栗山CAMP RIDE②

目覚めるともうみんな起きていた。
ナミさんがコーヒーを淹れてくれている。私たち夫婦はナミさんの淹れるコーヒーが好きだ。

昨日立ち寄ったパン屋さんで買ったパンを食べながら、ダラダラと過ごす。
夫とイケさんは朝から釣りに出かけた。

釣り仕様のイケさん

その後、サライさんは林道を探検してくると言って林の中に消えて行った。

残ったメンバーでのんびりと話しながら撤収を始める。2時間くらいかけたかな。パッキングを整えたり、濡れたテントを乾かしたり。

イケさんと夫が戻ってきて、栗園を見せてもらうことに。
栗園…おそらく人生初だ。サライさんが帰ってこないので少し心配だけど、きっと大丈夫。
キャンプ地から歩くこと5分ほどで栗園に到着!オープン前の静かな栗園にお邪魔する。

なってる!

栗拾いなんて正直生まれて初めて。イケさんにレクチャーを受けながら、食べ頃の栗を探して歩く。本田さんと石ちゃんは強気にもサンダルで参戦だ。時折「イテっっ!!!」と悲鳴が響く。我々は靴を履いていたけれど、イケさんの長靴スタイルが大正解かもしれない。
本田さん曰く「イガがサイドから攻めてくる」らしい。

圧巻の700本

約700本の栗の木はイケさんたちによって大切に育てられている。すごい数だ。落ちている栗を拾い、虫食いがないか探す。自然に無言になっていく。

取ろうとするとイガが指に刺さる

栗拾い体験を終え、キャンプ地に戻るとサライさんが帰還していた。荷物を自転車に積み、お世話になったまる八いけだ農園を後にする。

まずはランチ!昨日目星をつけた「米吉」さんへ。私は卵かけ御飯定食。

天ぷらもセットだよ

最高に美味しい。ナミさんが頼んだカボチャのサラダもシェアしてもらった。

帰りのルートも昨日来た道と思っていたけど、さすがサライさん。帰りは別ルートを用意してくれていた…!

気持ちの良い日陰を通りながら緩いアップダウンを繰り返し、途中からロードを離れ畑の横の小道に入る。ちょうど日が傾き始める時間帯。サンセットライドだ!
遠くに山々が見える。左の頬が夕陽に照らされてあたたかい。

写真で見返すと夕暮れ感はない

最高の一言だ。なんてことない田舎道。どこまでも続く空と太陽がとても綺麗だった。

まるでヨーロッパやん

しばらくすると川沿いの林道に入った。今度は外国の森の中を走っているようだ。お尻がポンポンと跳ね上がり、必死でハンドルを握る。それとは裏腹に木々の間から優しい光がこぼれ落ちる。ロードだけ走っていては味わえなかったバラエティ豊かな風景。サライさんが私たちを楽しませようと下見をしてこの道を選んでくれたことを思い出し、涙ぐんでしまった。感動してしまった。人を想うことは人を感動させる。私もそんな人間になりたい(いいから早く漕げ)。

林道が終わり、最後のお楽しみのジェラート屋さんに入る。
異常なくらい種類の多いジェラート屋さんで、変わり種は「コーラ」と「カリカリ梅」だった。サムズチームは迷いなく変わり種を注文。性格出るな〜。

アイスにはしゃぐおじさんたち

橋を渡ると市街地に入る。本田さん、石ちゃんとはここでお別れだ。そう、寂しい。2日間一緒に汗を流すという行為は、不思議な一体感を生み出す。みんなもそう感じていると信じたい。

そうして残り4人で北広島駅に到着。サライさんはみんな無事に帰ってこられたことで安堵の表情。そうだよな、私なんてすぐにでも車に轢かれそうだもんな…。今回もとてつもなくお世話になったサムズバイクさん、ありがとうございました!

今回の運命共同体

今回の旅の登場メンバー

SAM'S BIKE
〒062-0021札幌市豊平区月寒西1条8丁目1-5
TEL:011-851-6886
営業時間:12:00~20:00
 (日曜日:12:00〜19:00)
定休日:毎週火・水曜日(通年)

まる八いけだ農園
北海道夕張郡栗山町字円山東山
※キャンプ、栗拾い共に予約制です!お問合せください。

01. Outdoor & Life Shop
札幌市中央区北8条西20丁目1-7 W&B Souen A棟 2F
TEL:011-624-6967
営業時間:11:00 - 19:00(水曜定休)

&石ちゃん(楽しい時間をありがとう!!!!)

今回の反省点
・釣竿を忘れた
・水が足りなかった(汲むボトルは余分にあったのにめんどくさがって出さなかった)
・嵩張らないから短パンくらい持ってくるべきだった
・おつまみ類をもう少し多めに持つ

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