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【要約】大富豪アニキの教え

『大富豪のアニキの教え』著者:バリ島に住む関西弁の日本人大富豪
               兄貴(丸尾孝俊)
の要約をしてみました。これは、元々1966年大阪に生まれ、3歳で母親と離別。食べるものに困るほどの「極貧」時代を過ごした兄貴が、圧倒的な億万長者になった上で書いた一冊である。その中で成功するために大切な考え方・行動がびっしりと書かれてあり、成功したい人にとって役立つこと間違い無い一冊である。

【兄貴の教え1】一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心

●【つながり・ご縁・絆】
 「相手がな、『自分のことを大切にしてくれていると感じたとき』に、お互いが、つながるわけやろ。いっちゃんだって、そうだったはずや。『自分が、今、大切や』と思うとる人を、思い出してみるとわかるはずやねん。その人はな、すごい人でもなく、優秀な人でもなく、かっこええ人でもなくな、『自分を大切にしてくれていると感じさせてくれた人』だったはずやろ?

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p408

【兄貴の教え2】相手のために、お金を使い続ける

●【お金の使い方】
「『人のためにお金を使い続ける』人間を神様が見捨てるやろか?あ〜せやないなぁ。もしオレが神様ならそんなええやつ、絶対に見捨てないで。そしたら、神様やったら、そんなええやつ、どうしたる?そんなええやつ、神様ならな、豊かにしたるに決まっとるで」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p409

【兄貴の教え3】自分の「童心」を取り戻せ

●【童心】
「人の可能性は『童心』にあるんやて。そして、一人ひとりの童心には『個性』があってな、一人ひとり違うんやて。せやから『童心』を取り戻せっちゅうことやし、それは、ひいたら、どういうことかというたらな・・・。『本当の自分を取り戻せ』っちゅうことやねん」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p409

【兄貴の教え4】自分から会いにいく

●【会う】
「人と会いまくるんやて。仕事の打ち合わせがあったら、自分から相手の事務所に出向いて会いに行くんやて。会社でも内線なんか使わずに、自分の足で相手の席まで会いにいくんや。友人がカゼを引いたら『大丈夫』とメールするだけでなく、ボカ〜ンとメロン買ってお見舞いにいくんやて。そしたら、相手だって、『大切にされているんだ』と感じるから、こちらのことも大切にしてくれるやろ。そうやって、『相手を自分ごとのように大切にする心(=つながり・ご縁・絆)』を育むことが肝要なんやな。」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p410

【兄貴の教え5】最強の問題解決は、自分から会いにいくこと

●【問題解決】
「自分から会いにいったらええねん。相手が『こいつ、一回、パーンとどついたろかい』とか思っていたとしてもや、わざわざ、自分から会いにいけばな、相手は大切にされたと感じるわけやから『そうでもないな』と許せるようになるのやて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p410

【兄貴の教え6】相手を自分の家に泊まらせる

●【泊まる】
「共有した時間の歴史が長ければ長いほどな、間違いなく親しくなれるよ、だから『ちょっと、おまえ、うちに泊まれよ』って言うたら、それで終いの話や。そうしたら、相手にもな泊めてあげれるくらい『大切にしているんやで』って気持ちが、バコーンと、伝わるんやて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p411

【兄貴の教え7】最初から「恥」をさらして、相手の信用をえる

●【信用】
「『オネショ炸裂の話』をする人がいたら、そら人に伝えたくなるよ。『いや、ごっつい面白いヤツがいたよ。忘れられないよ』ってな。なんでかゆうたらな、『ほかの人と完全に違うから』やし、最初から『自分の恥』を出してくる人は、相手を信用している証拠やさかい共感を持たれるし、信用できるからや。どや、そんなやつ、さわやかやろ」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p411

【兄貴の教え8】常に「失敗」と共にあることで成長する

●【失敗する】
「常に失敗と共にあることで成長するんやて。んで、失敗がきたら『よっしゃあ!』と歓迎するやろ。ほかの人の失敗も含めて、すべてを自分の責任にすることができれば仲間とつながれる。そんで、失敗して落ち込んどるやつがおったら『オレも一緒や』って言って絆を強めるんやて。そしたら、『化けモン』レベルに成長できて、ごっつい応援がついて、気づいたら、大富豪やて、ガハハハハッ!」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p412

【兄貴の教え9】仕事で生き残る人の条件は、義理と人情と職人技

●【仕事で生き残る人】
「手間ひま。つながり。ご縁。絆。匠。義理。人情。そういった『人間味』を持つことが大事なんや。『人間の味』やな。合理的には『人間の味』がないやんけ。そのためにはな、やっぱり、利益第一の『合理化』をよしとせず、『相手を自分ごとのように大切にする心(=つながり・ご縁・絆)』を持って、行動することやねんて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p412

【兄貴の教え10】リミッターを外して、本気になる

●【本気】
「ようするにや・・・。実際に『リミッターが外れているヤツ』に会って、触れて、話すことで、リミッターが外れたヤツの影響を、フルラインナップで受けることができるねんて。リミッターが外れているヤツをお手本にしてな、そいつのように考え、そいつのように振る舞えばええんやて。そしたら、必ず、リミッターが外れていきよるから」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p413

【兄貴の教え11】仕事に思い入れている時間を、長くする

●【仕事】
「『誰も見ていないところで、その仕事について思い入れている時間を長く持つこと』をずっと繰り返してきたんやて。するとな、『工夫』がたくさんできるようになっていくわけや。そうすると、さらに『その仕事に思い入れている時間が長くなる』から、もっといい仕事ができて、もっと仕事が増えて、だから、たくさん稼げたんやな。どや、カンタンな話やろ」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p413

【兄貴の教え12】儲かる仕事が優先。「天職」は1つの仕事を続ける中で見つかるもの

●【天職】
「『天職』というものはや、仕事を選んだ時点ではわからないものなんや。5年とか10年とか、本気で仕事を続けてみて、ようやくわかるものやと思うねんな。それくらいの年月やらんと、正直、わからんと思うわ、せやろ?」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p414

【兄貴の教え13】「ご縁をつなぐこと(紹介)」に目を向けると、人生が変わる

●【ご縁】
「自分の本業でないことで『ご縁をつなぐ(紹介する)』というのがな、実は、自分の本業に一番、結びついていたりするんやて。それでな、もし、その幼稚園に子供を入園させることができた親御さんが、ウルトラ大富豪でな、そのウルトラ大富豪にバッチリ気に入られたとしたら、パーンと一発で、大逆転やんけ。それで、アガリや」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p414

【兄貴の教え14】「五分と五分の実力を保つライバル」を持ち続ける

●【ライバル】
「手強くないんやったら考えないよ。こっちが圧倒的に強かったら『行け〜バコーン』って突っ込んだら、一発で終わりやんけ。だから、『1人勝ち状態』は、長くは続かないんやて。お互いによくないな。今、企業見ても政治見ても、なに見ても、もう全部そうやねんな。『五分と五分の実力を保つライバル』がおらんから、ろくに考えようとしないんやて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p415

【兄貴の教え15】独立する前に、独立後のお客さんを確保する

●【独立】
「相手がな、『よっしゃ、わかった。わざわざあいさつに来てくれておおきにな。キミはインターネットの仕事をはじめるんか。じゃあ、キミが独立したら、ホームページの作成をバコーンお願いしよう』みたいな感じで、後押ししてくれる人が何人かいてな、後押ししてくれる人たちからの仕事だけで、十分仕事が回って食べていけるのなら、ポーン独立してもええかもしれんな」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p415

【兄貴の教え16】人が「一丸」となっている会社を選べ

●【就職・転職】
「『平社員と上司の距離が遠い会社』とか、『平社員と社長の距離が遠い会社』はやめたほうがええな。『社長は部長クラスとしか話さない』とかな、そういう会社はダメなんや。逆にな、平社員と部長がメッチャ親しいとか、平社員と社長が一緒に食事をしちゃっているとか、社長が1日1回は、現場にやってきて、みんなに話しかけるとかな、そういう会社は『一丸』となっている会社やから、就職してもええと思うよ。トップが常に『現場に来ている』みたいにな、トップがいつも最前線にいるような会社は、間違いなく強い会社やねん」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p416

【兄貴の教え17】「お金」は稼げるだけ稼ぐ

●【お金】
「それが『お金』でできるんだとしたらや、『お金』で救えるものがたくさんあるのだとしたらや、だとしたら、多くの人をごっつい幸せにしてあげられるくらい、バコーンと稼がにゃならんのやて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p416

【兄貴の教え18】1日14時間以上働きまくる

●【稼ぐ】
「そういうことの、積み重ねの先に、成功があるんやて。看板屋で丁稚奉公しながらディスコで副業したりな、今度は、ディスコで働きながら副業でトラックの運転手をしたり、そら、必死のパッチでな、1日14時間どころか、オレの場合は1日16時間以上働きまくったで。そしたら、吉本興業(株)のお偉いさんから目をかけてもらえたりしてな、大きなビジネスの話をいただいたりできたんや。1日14時間以上働いてがんばっているからこそ、そのがんばりを見ている人がいてな、そういう人に成功するチャンスがめぐってくるのやて。せやろ?」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p417

【兄貴の教え19】100万円貯まるごとに「金」に換えてお金を増やせ

●【「金」を持つ】
「ようするにや・・・、『金』と言うのはな、『不動産』にもっとも近いんや。なぜかというたら不動産と一緒で、数が限られとるからや。金というのはな、『世界中で、採掘される量が完全に限られている』ものなんや。世界中の金の総量は、ほぼ一定に近いんやで」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p418

【兄貴の教え20】「人とのつながりが育まれない投資」はしない

●【株】
「なぜかというたらや・・・、『株』なんてな、『なんぼ買うても、人とのつながりが育まれないから』やねん。どんなに『株』を売り買いしてもな、人との共有意識とか仲間意識というもの・・・つまり、『つながり・ご縁・絆』と呼ばれるものがな、まったく育まれないからなんや。そんなものに手を出しては、未来がないんや」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p418

【兄貴の教え21】生きる目的は、少しよくして次の世代に伝えるため

●【生きる目的】
「オレが、次の世代がよくなるように伝えるタスキはな、『日本人の原点を取り戻すこと』やねんて。これがなくなったら、日本人が日本人でなくなってしまうんや。本当に、世界に誇れるな、『和をもって貴しとなす』、やさしい日本人を、『相手を自分ごとのように大切にする心(=つながり・ご縁・絆)』を持った日本人を、取り戻さなくてはならんのや」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p419

【兄貴の教え22】親に生きるエネルギーを与えることが親孝行

●【親孝行】
「まずは、自分がしっかり『独り立ち』することやろな。そんで、たまには実家に帰ってな、『自分が元気にやってまっせ』っていう姿を、親に見せることやねん。そしてな、できたら『親父やおふくろが好きな食べもん』を覚えていてな、ちょっと、帰りに買っていったらええんやて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p419

【兄貴の教え23】子育てで、もっともいけないのは「過保護」

●【子育て】
「親が勝手にな、『あれやっちゃダメとか、これするとアブナイから』とか、子供の好奇心から出てくる行動を制限しては、いけないんやて。『過保護』にしては、いけないんやて。子供自身に失敗を経験させてな、行きすぎたら、バコーンと叱ったればええねんて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p420

【兄貴の教え24】親がやっていることを、子供がやるようになる

●【親の行動】
「子供はな、よう親のこと、見とるんやて。そんでな、親が、いっつも仕事の愚痴ばっかり言っているだとか、いっつもご近所さんの悪口を言っていたりとか、夫婦ゲンカばかりしているだとか、なにかに打ち込んでいる姿を見たことがないとかな、そういうところをよう見とるんや。そういう親が『口で言うたこと』をな、子供が聞くはずがないし、『やる気』がわくわけないんやて」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p420

【兄貴の教え25】「人は鏡」。相手の面倒を見れば、必ず返ってくる

●【人は鏡】
「困っている人の手助けをしているとな・・・、自分が困っているときに手助けをしてもらえるんやて。せやろ。人は『鏡』のように、自分がやったことを、相手もしてくれるもんなんや。せやから、もし、オレになにかがあったら、『オレのことを完〜全に守ってくれる』という自信があるよ」

『大富豪アニキの教え』ダイヤモンド社 p421

まとめ

 いかがでしたでしょうか?成功者になるための方法というのは、多くの本を読んでみましたが、共通しています。例えば、
・相手のための行動をする
・自己責任で考える
・誰よりも行動する

などです。ただ多くの人がめんどくさくて行動を起こしません。そこにチャンスが巡っているのではないかと思える本でした。

今だと図書館でも借りれると思いますので、是非一度読んでいただいて、お金持ち・成功者の視点を知ってみてください。

今後も偉人の名言や行動を通して、あなたの人間関係やお金、生き方、健康などの悩みを解決する手助けをさせていただきますので、良ければフォローお願いします。サポートもお待ちしています。

最後までご覧いただき本当にありがとうございました。

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