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7532 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス


概要

株価は高値を更新中。 1Q時点で純利益は、通期予想に対して37%の進捗率。1Q単体で過去最高。

グループ国内店舗数616店舗、海外103店舗の計719店舗。 8月渋谷に大型複合施設道玄坂 dogenzaka-doriをオープン。

majicaアプリに、要望を投稿できる正直レビューや情報交換ができる教えて掲示板等のコンテンツ、マジボイスを導入。

業績/財務

売上高5,093億円に対し、営業利益328億円。 1Q単体の営業利益率が6.4%と前年同期の5.0%から改善。

国内事業では増収増益だが、営業利益は+46.8%と大幅増加。 北米は-33.5%、アジアは-87.3%と減益。物価上昇や販管費が影響。

2Qに含まれる10月でも、ディスカウントストア事業が全商品カテゴリーで前年越えと好調。

事業/セグメント

ディスカウントストア事業の売上高は前年同期比+366億円の3,246億円。 総合スーパー事業の売上高は前年同期比でほぼ変わらず1,125億円。

PB/PEMがディスカウント事業の売上高の18.3%を構成。夏の季節品なども好調だった。 テレビとかで話題になっているほど海外事業の売上等は伸びてない印象。

営業利益率が海外事業は2.1%なのも、小売業の海外展開での難しさみたいのを感じる。

まとめ

株価は高値圏でPERも30超えだが、利益率も改善しながら高値更新中。 おそらく、今期上方修正が織り込まれつつあるのかなって思ったり。

個人的には出店、特に海外への出店を期待したい。 今期の出店は国内ディスカウントストアが25+α、海外+12を予定と国内でも拡大余地あり。

気になった点として、海外事業の利益率は悪いが、売上総利益率は国内事業より圧倒的にいい数字。販管費が問題みたい(給与かな)。

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