【新人奮闘記　第一回】ZEROドライスーツのブーツの秘密に迫る！

ZEROノート

2020年5月26日 09:35

こんにちは！5月に入って急に暑くなってきましたね。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

この度、ZEROはnoteを始めました！今年の4月に入社したフレッシュな三人組が勉強をしていく様子を通じて、ZEROの商品についてより深く皆様に知って頂きたいと思います。

記念すべき第一回目は…

【ZERO　ドライスーツのブーツの秘密！！】

～まずは新入社員のご紹介～

●シュウト
３人の中で最年長の２２歳☆
　　　みんなを引っ張って行きます！

●マサル
　ちょっと古風な２０歳☆
　　　　マイペースに頑張ります！

●ジュンペイ
　青森出身の東北男子！
　　　　まじめに頑張ります！！

そして今回の講師役は、ZERO入社7年目の勝海先輩です！

勝海:はい、それでは今日はゼロで採用しているブーツについて説明します！
３人:よろしくお願いします！！！

勝海：じゃあまずこの二つのブーツを見て触って違いを発表して下さい。

３人: う～～～ん・・・？？？
シュウト：底の硬さが違います！

マサル/ジュンペイ: ・・・確かに！！
勝海: そう、底が柔らかい方がカレンダーソール、白いラインが入った硬い方がデッキソールと呼ばれるソールなんだ。ちなみにゼロで採用しているのはカレンダーソールなんだけど・・・なんでだと思う？

シュウト：柔らかいソールの方が履きやすいし、脱ぎやすいからですか？
勝海：まあ、それもあるんだけどデッキソールとカレンダーソールを比べた
　　　時に違いがあるんだけど分かる？

マサル：う～～～～ん？分かりません！！
勝海：正解は…

こうやってブーツのつま先を…

ぎゅっと中へ入れて…

スーツを裏返して…

内側からつま先を引っ張る！！

マサル：ブーツが完全に裏返った！！

マサル：ちなみにこっちのデッキソールは…だめだ、カレンダーソールに比べてソールが固いからつま先が中に入っていかないし、裏側にして返そうとしたけどブーツの側面も硬いから中まで全然ひっくり返せない。(※以前、ZEROで使用していたデッキブーツです)

シュウト：なるほど。でもブーツをひっくり返せる必要ってありますか？
勝海：もちろんあるよ！　じゃあシュウトはスーツ使った後とかってスーツは表を干すだけ？
シュウト：表を乾かした後はひっくり返るところまでヒックリ返して消臭スプレーしてます。
勝海：足先は？
シュウト：消臭玉の様な物を入れてます。でも、たまに着る時に臭いがする時があるんだよなぁ

勝海：そうだね、足先まで返せないと仮に消臭玉の様なものを使っていても汗や海水で濡れたものは乾きづらいし、菌の温床になりやすいんだよ。
だから足先まで返せた方がスーツを清潔に保つ事が出来るんだよ。
汗をかいて、ちょっと足の臭いが気になるかも…なんて時は、家に帰ってブーツの中を洗うことだって出来る！

勝海:もちろん、洗うまでもないな～って日は、ひっくり返して消臭スプレーをかけて、陰干しだけでもOK！

勝海：生乾きで菌の繁殖を防ぐために、直射日光の当たらない風通しの良い場所で、完全にしっかり乾かすのがポイントだ！

マサル：そうなんですね～、他にはどんなメリットがあるんですか？
勝海：実は次が最大のメリットなんだけど…これを見よ！

ジュンペイ：あれ、つま先にパッチが貼ってある！
マサル:これって、ピンホールのパッチですよね？

勝海：その通り！！なんと、ブーツを完全にひっくり返すことによって、ブーツ内部の修理が出来る！
裏返せないブーツにピンホールが空いてしまったら、その箇所だけの修理が出来ずにブーツ交換になってしまう。が、ZEROのブーツならひっくり返して裏からパッチでピンホール修理が出来るんだ。　　
マサル：なるほど～、これは凄いメリット！！　　　　　　　　　　　　

勝海：そうなんだ。両足を交換すると、どうしてもコストが掛かってくる。これを少なく抑えられるのは大きい！

マサル：ところで、裏のオレンジ色の生地ってなんですか？
勝海：これはアウトラスト生地と言って、なんとあのNASAが宇宙服の為に開発した生地なんだ！
３人：え～～～～～！！？　NASAですか！？　すげぇ～～～～！

勝海：生地自体が温度調整を行ない、吸湿拡散機能をもっている。その為、汗を吸収してすぐ乾く！だからドライスーツにもってこいの生地なんだよ！！
マサル：そうなんですね、早速海で使いたくなってきました。
勝海：そうだね、３人とも自分のスーツが作れるようになったら作ったスーツを持って潜りに行こうな！
３人：はいっ！！！

勝海：それじゃあ今日はこの辺で。
次回はドライスーツの着脱を勉強するのでしっかり予習してくるように！！