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ZEROのセミドライスーツを徹底比較!!「YSC-50」vs「WDM-02」

シュウト「こばP工場長、見てください!今年の夏のZEROの新企画として、セミドライのWDM-02にオリジナルロゴとかイニシャルが入れられる企画があるんですよ!!早速僕のWDM-02にオリジナルロゴ(シュウト作)を入れてもらいました!!」

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※セミドライスーツ「WDM-02」についてはこちらをご覧ください↓↓

こばP「…それで、着心地はどうですか?」

画像41※こばP工場長、オンライン打ち合わせ中

シュウト「わっ、お話し中でしたか!すみません!!」
こばP「大丈夫だよ~!おっ、面白いデザインを入れたね!ちょっとこっちにおいで~」

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こばP「今、Diving Shop海童のスーさんこと鈴木さんと話してたんだ。スーさん、うちの若手のシュウト君です!」
シュウト「初めまして、幸田シュウトです!」
スーさん「初めまして!西伊豆の大瀬崎でダイビングショップをやってます!『Diving shop 海童(かっぱ)』の鈴木です!」

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こばP「今、スーさんに新しい生地を使ったスーツのテスト協力をしてもらってて、使用感とかを聞いてる所だったんだ」
シュウト「あ!それ、新商品のセミドライスーツ【YSC-50】のカラーSCSスキンの生地ですね!」

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こばP「そうそう。このカラーSCSスキンのテストモニターをしてもらってるんだ。あれっ?たしか、シュウト君も作ったよね?」
シュウト「はい、でも広告の撮影用に作ってまだ実際に着て潜ってないんです…」
スーさん「それは勿体ない!!是非とも早く使ってみた方が良いよ!!」

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スーさん「僕のウェットスーツは、2ピースタイプで作ってもらったんだ、この生地、着心地がとても良いよ、体に凄く馴染むんだ! 生地も5.0ミリということも有って、6.5ミリと比べてとても軽くて動きやすい。当然だけどウエイトも少なくて済むから、腰への負担が軽減されるのも助かるな!保温力はロクハンの2ピースと比べると同等と、まではいかないけど、今の水温(20℃~23℃)で、朝から1日4ダイブ潜っても寒いと感じなかったよ!これは凄いと思う!!」

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こばP「この生地、スーツ作ってても、粘りは有るけど柔らかくていいなぁって思ってます。スーさん、また何か、気づいたら何でも教えて下さいね!引き続きテストレポートをお願いします!」
スーさん「OKです!ではまたー!!」
こばP「有難うございましたー!!」

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こばP「で、シュウト君、そのWDM-02の腕のロゴとても個性的でいいね!」

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シュウト「僕がデザインしました!!こういう風にオリジナルのロゴやイニシャル、お店のロゴなんかも入れられるようにすれば面白いなって!」
こばP「面白いアイデアだね!」
シュウト「早速着てダイビングしたいんですけど、さっきの鈴木さんの話を聞いてみて、YSC-50も着てみたくなっちゃいました…!(僕って欲張り・・。)」
こばP「折角作ったんだから、どんどん着て潜ろう!ZEROのセミドライ2種類を着比べてみて、自分にはどっちが合ってるかを試してみるのも大事だよ!!さ、海行くよ海!!」

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シュウト「え、今から!?」
こばP「もちろん!!」

画像13せーのっ!

画像14よいしょー!!

画像15到着!!

こばP「はい、千葉県館山市の海に到着~~!!」
シュウト「やっぱり海は気分がアガる~~!!」こばP「じゃあ、早速ダイビングする前に、今から着るセミドライの特徴を簡単に説明するね。まずはこちら、新商品【YSC-50】」

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シュウト「着るだけで、生地が柔らかいのが良く分かります!!」

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こばP「このYSC-50の最大の特徴は、何と言っても表面にカラーSCSスキンの生地を使用しているってこと!!」
シュウト「このメタリックな感じがカッコイイですよね!!」
こばP「カラーは三種類、メタリックゴールド・メタリックシルバー・メタリックブルーから選べるよ!」

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こばP「スキンの生地は何と言っても乾くのが早いから、気化熱により体温を奪われることが少ない。更に保温性を高めるために、このスーツに使用している裏生地には全て【タイタニュームα】が使われているんだ」
シュウト「タイタニュームα?」
こばP「ネオプレンの生地と内側のジャージ生地の間に、チタン合金コーティングを挟んだ生地なんだ!このチタン合金が体温を反射して、保温力を高めているのさ!」

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シュウト「そんなハイテク生地なんですかこれ…!見た目は普通なのに!!凄いな・・・」

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こばP「あと、これもポイントなんだけど、全身スキンで作ってしまうと擦れたり裂けたりのリスクが高いから、BCを着て擦れたりする胸・脇・背中と、股などは一部ジャージ生地を使っているよ。だから、強度面も補強されているしね!」
シュウト「確かに、スキンは擦れたりするのが気になりますよね。着た感じも、鈴木さんが仰っていた通り生地が柔らかいのか、凄く動き易いです!」こんなカッコでも・・・。

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画像22ストレッチ性抜群!!

こばP「そうそう。生地が柔らかいのも特徴の一つだね!セミドライだから、ファスナーもドライスーツと同じ【YKKアクアシール】という樹脂の防水ファスナーを使ってるし、ネック・リストもドライスーツと同じシール方法だからウェットスーツみたいに水は入らない。でも、ウェットスーツと同じような動き易さを維持できる生地なんだ。」
シュウト「裏起毛のWDM-02で潜る時よりも、軽いウエイトでいけそうです!」

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こばP「WDM-02は裏起毛で浮力があるから、YSC-50を着る時はウエイトを軽くした方がいいね! 1kgくらいは変わるかな?」
シュウト「はい、調節してみます!なんかワクワクしてきました!こばP工場長~~ 早く潜りましょう!!」
こばP「はいはーい、準備はできたかな??じゃあ、行きますか~~!!」

画像24行ってきま~~す!!

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画像27※シュウト撮影

シュウト「楽しかった~~~!!!」
こばP「寒くなかった?」
シュウト「水温が21℃くらいでしたが、水底でジーっとカメラ構えてても、全然寒くなくて、へっちゃらでした!それに、セミドライなのに生地が柔らかいから、スクイーズを余り感じず、断然動きやすいですっ!ビックリしました!」
こばP「シュウト君によく似合ってるし、水中でも目立ってたよ~」
シュウト「いやぁそれほどでも…照笑」

画像28僕なんでも似合っちゃうんで~(笑)

こばP「そしたら、休憩後の2本目はWDM-02を着てみよう。感覚的にどのくらい違うか、保温力や浮力の違い、動き易さもを試してみよう!」
シュウト「はい!」



シュウト「はい、2本目でーす!」

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シュウト「今度はWDM-02を着てみました!」
こばP「これはもう何度も着て潜ってるから、お手の物だよね!」
シュウト「はい!お気に入りです!でも、さっきYSC-50を着た直後なので、やっぱり新しい発見があります…同じセミドライで、生地の厚さ(5㎜)と防水ファスナーとネック・リストシールの仕様が同じでも、着た感じの違いが判ります!!」
こばP「どんな風に違うの?」
シュウト「まず、やはりWDM-02は裏面がドライマックスエコという起毛の素材なので、着た瞬間に暖かいです!起毛に包まれている感じです。。。あと、表面が全てジャージなので、引っ張って着ても安心感があります。スキンだと、裂けたら嫌だな…って慎重になりました…(笑)」
こばP「ふむふむ!ジャージのスーツでも丁寧に扱いなさい!!(笑) じゃあ、海の中での感じ方の違いも体験してみよう!レッツダイビ~~ング!!」

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こばP「フードのO.T.Vダクトからしっかりデッドエアーが抜けてるね!」

画像33オリジナルのシュウトロゴも目立ってます!

画像34エキジット!

こばP「どうだった?」
シュウト「いや~~、やっぱWDM-02は暖かいです!!ドライスーツに匹敵しますね!」
こばP「裏地のドライマックスエコの中空糸パワーは伊達ではない!」
*このWDM-02は、詳しく記事にしてるから、詳細は下記の記事を見てみてね!!

シュウト「さて、片付けて撤収~~…ん?」

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シュウト「こばPさん、1本目に潜ったYSC-50と、2本目に潜ったWDM-02の裏地…全然乾きが違いますね!WDM-02の裏地のドライマックスエコ、めちゃくちゃ乾きが早いです。なにこの差!?」
こばP「表面はスキンの方が乾きが早いから、YSC-50の方がすぐ乾くんだけどね。ドライマックスエコの乾き易さ、水捌けはやっぱり凄いよね~。さて、そんなところも総合して、2種類のセミドライスーツを改めて総合評価をしてみよう!」
シュウト「う~~ん、ちょっとポイント項目別に比べてみると…」


  YSC-50            WDM-02
暖かさ      ★★★★☆           ★★★★★
ウエイト量設定  ★★★★★           ★★★★☆
動き易さ・軽さ  ★★★★☆           ★★★☆☆
乾き易さ     ★★★★☆           ★★★★☆
生地の丈夫さ   ★★★★☆           ★★★★★
※シュウトの個人的見解です。

シュウト「こんな感じですかね?!」
こばP「ダイビングスーツは暖かさを重視すると、生地が厚くなったり起毛を使用したりするからどうしてもウエイト量が多くなりがちなんだ。そのウエイト量をなるべく抑えたままで暖かさを追求する、最初に説明した【タイタニュームα】の生地のような新しいマテリアルがどんどん開発されているんだよ。より快適なダイビングの為に、新しい素材はいろいろ試して【至高の一着】を目指していきたいよね!」

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シュウト「なるほど…YSC-50は軽くて動き易く、ウエイト量も減らせ、同じ生地厚のウェットスーツより暖かさもある。裏地がジャージだから、両面スキンのスーツに慣れていない初心者の方でも気軽に着れるし、オールマイティなアクティブダイバー派に向いていますね!
対してWDM-02は、しっかりした生地で暖かさが抜群!!安心・安定タイプ、水中撮影で水底でジッとしているダイバーにも暖かくて嬉しい!年間を通しても長く着用できるから沢山潜りたい“No diving No life”派に向いていると思いました!」

画像37改めて生地を見比べるシュウト

こばP「なるほど、面白い総評だね!自分のダイビングスタイルに合わせて、どっちを選んだらいいのか迷ってる方には、とても参考になるレビューだと思うよ!同じ厚さの生地でも、素材が違えば当然全く違う着用感になるよね。ダイビングのスーツは、主に『保護と保温』を目的に着用するんだけど、ダイビングスタイルが多種多様化した現代では、『保護と保温』プラス『フィジカル・アビリティとムービング』も重視するべき!ダイビングスタイルの多様化に合わせて、ダイビングスーツも多様化して然るべきだっちゃ!!」※こばPは興奮すると佐渡島弁が出ます
シュウト「こばP工場長が急にカタカナを…!ちょっとメモって帰ってから調べます…」

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こばP「それしてもシュウト君は2着も作ってもらって贅沢者だなー笑」
シュウト「はい、どっちとも魅力があるスーツです!僕は両方作ってもらえたのでその日の状況と潜る目的に応じて選んで、両方とも着たいと思います!!こばP工場長はどっちが好きですか?」
こばP「う~~~ん、最近五十肩で…動きやすくて、生地が柔らかくて、着脱が楽なスーツがいいから、YSC-50を作ろうかな~!!」
シュウト「なるほど、体が硬い人にも優しいスーツなんですね…!」

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ZEROの2021年新商品のセミドライスーツ「YSC-50」、大人気のセミドライスーツ「WDM-02」どちらも自信を持っておすすめ致します!
ご興味のある方は、ZERO販売代理店様へお問い合わせ下さいませ。
最後まで御一読いただき有難う御座いました。

↓↓ ZERO販売代理店様


今回ご協力を頂いたお店↓↓
【Diving Shop海童様】

スーさんオーナー 鈴木康裕様


【館山ダイビングサービスSARA様】

画像40オーナー 山田忠夫様



ご協力有難うございました!!









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