<神社猫を見守り隊活動記>その1~16の総集編
いつもお読みいただき、ありがとうございます🙏✨
タカミチです。
保護猫・地域猫活動記として旧ブログで綴っていた16件の記事を、総集編として1本にまとめました。
そのためメチャクチャ長文になっています。3万文字って。。。
分割しても良かったんですが、ひと続きのストーリーとして残しておきたいと思いました。
実はこの「神社猫を見守り隊」の前に、この子たちの保護猫・地域猫活動を始めるきっかけとなった先代愛猫の故・めいことの闘病物語があります。
それは近日、まとめ次第アップしたいと思いますが、めいこと神社猫、そして善・哉・海たちに動かされて、これから僕は漫画を通して社会にメッセージを発信しようとしています。
僕はメジャー誌で連載を獲得するまで諦めることはありません。
かつてゲーム業界の最前線で戦っていた者として意地を見せたります笑
いつか必ず、『MANATAMA』が世間に広く知られることになると半ば確信を持っています。
なぜなら、僕自身がこの作品はメッチャ面白いと思っているからです。
今までになかった作品になると思います。(これからの時代の様相を予知的に描くのでそりゃそうだ)
そして、そこはスタート地点でしかありません。本当の闘いはそこから始まります。
ここまでの展開はとても神懸かっており、観えないご存在により明らかに動かされてきたのを感じています。
今後僕の漫画が、社会に対して一定の変化を生むようであれば、それはこの子たちが変えたということであり、それを意識して狙っている面もあります。
これが、僕が約3年前に崇敬神社にて「そのまま神意に沿っておればよい」と天啓を受けたことの本願だろうと感じています。
人間を支えるのは動物、植物たちであり、森羅万象であると。
そこを顧みずに次代は来ないことをメッセージとして、面白おかしく、時に真面目に漫画で伝えていきます。
大げさではなく命を賭けた戦いを始めているのでちょっと仰々しくなりましたが、お暇な時にでも読み進めていただければ嬉しいです😅
あと、やけに「笑」が多いですがご放念ください。。。猫と戯れるのが楽しかったんでしょうね。本人は自覚がないのです。。。
最近更新していませんが、活動自体は続けているので近々19をアップして新しいニューフェイスをご紹介したいと思います😽
<その1 2023年10月27日>氏神神社が猫天国になりました😽
愛猫・めいこが猫天使になったばかりで節操ないと思われたかもしれませんが、保護猫活動を本格的に始めたというわけではありません😅
今日、氏神神社である豊山八幡神社にお参りしたところ、猫天国になっていたのでご紹介したいと思います笑
氏神神社で1年以上は猫を見かけていなかったと思いますが、一気に5匹の猫が集まっていました😽
神社に行く前に、ナフコでベランダ用品の購入のついでに、万が一保護対象の猫を見かけた時のために、餌皿とタオルケットを購入していました。
今でも家では一日中めいこの話題が出ますし、気持ち的に猫を家に保護するのはまだ気が引けますが、めいこが猫天使になったことで、因果律的には新たな”縁”が発生する条件が整ったことを感じていたため、不意打ちを回避するために念のため購入したのです。
そして、神社の鳥居前で一礼し、くぐった瞬間に、「猫が居る」と直感しました。
これは確実に居る、と確信しているわけではないですが、不思議と「居る気がする」と脳裏に浮かんだ時は居ます。
石段の最上段に猫のお尻と尻尾がチラリと観えたので、「やっぱり居た!」と嬉しくなって足早に石段を上がりきりました。
1年以上前に懐いてくれた猫とは、それ以降会うことが出来なかったため、何もしてやれなかったことを後悔していました。
優しい人に拾われて、大切に育てられていることを祈ります。
その時からの久しぶりの氏神神社での猫との出会いだったので、石段を上がりながら「やっぱり縁が生まれた!」と思っていました。
しかし、まさか万が一の保護猫用のグッズを買った直後に発生するとは思ってもいませんでした笑
石段を上がり切ると、三毛猫が木々の合間に居たので、写真を撮り始めました。
写真を撮っていると、階下の踊り場から50代くらいの女性が「猫好きなんですか?こっちにいっぱいいますよ!」というので、観に行きました。
すると、猫が3匹ほど居て、女性はここでたまに餌をあげているようで、煮干しやドライフードをあげていました。
女性とお話しながら餌を食べる猫たちを撫でていると、さらに2匹の猫が林の中から「ちょーだい!」とやってきました笑
その内、8、90代のおばあちゃんもやってきました。
女性は近くの老人ホームでパートをしていて、たまに神社に餌をあげにきているということで、おばあちゃんは入所されている方でした。
おばあちゃん曰く、「いつもは1匹、2匹バラバラに出て来るだけで、こんなに集まったことはない」とのことで驚いていました。
ふわりなでしこの神(めいこのこと)が呼び寄せたのでしょうか笑
おばあちゃんが「猫は亡くなると懐かしい場所に行くのよ」と、教えてくれましたが、それは神界というニュアンスを含んだ言い方に感じました。
女性の方は、娘さんが肌が荒れるほどの猫アレルギーのため、家で飼えないのでたまに神社で餌やりをしているとのことでした。
保護猫活動の話を持ち出してみたところ、女性の知り合い2人が保護猫活動をしたいと思っているものの、最低3人活動する人が居ないと市に認められないため、本格的な活動は出来ていないようでした。
そのため最後の3人目として、僕に期待のまなざしが向けられてしまい、「2人に伝えておくので」、ということで名前を聞かれてしまいました笑
一応、その場で妻に確認の電話をしましたが、「経済的にも、時間的にも余裕が無いから、余裕が出来てからでいいんじゃない?」ということでした。
僕は考えるよりも行動を起こす無鉄砲な性格なので、懐いてくれたキジ猫ちゃんに情が移りかけていたので、ブレーキをかけてくれて良かったです😅
女性から、「気に入った子がいたら連れて帰っていいですよ」と言われ、少しだけ心が揺れていたので。。。笑
生活の余裕が出来るまで、保護猫活動は出来ませんが、頭数を揃えるための最後の3人目としてなら、活動内容の相談によってはお受けするのもありかなぁ、と思っています。
明らかに、観えないご存在によりいただいた縁なので、極力活かす方向で考えたいと思っています。
幸い、事業が少しずつ売上が上がって来ているので、来年あたりから少し生活に余裕が出る可能性もあります。
しかし、中国輸入という性質上、国際情勢如何によっては、いつ廃業になってもおかしくない業種なので、後は天に任せたいと思います。
<その2 2023年10月30日>キジトラちゃんとの”縁”を感じた日
10月29日に、氏神神社のお参りを兼ねて、「その1」で出会った5匹の猫たちに餌をあげに行ってきました。
と、言っても、出会えたのは前回懐いてくれたキジトラちゃんだけでした笑
ドライフードをジップロックに入れて持っていきましたが、氏神神社の石段の踊り場で袋を開けて5分ほど振って匂いを振りまいていたら、キジトラちゃんがやってきました。
帰ってきて調べて知ったことですが、さくら猫(不妊手術済みの地域猫)以外の野良猫に、餌をやってはいけませんでした。。。(まぁ、そうですよね😅)
北九州市の保護猫活動に関する注意事項にしっかり記載されていました。
そのため、キジトラちゃんに次会う機会があれば、去勢手術とサクラカットをして地域猫にするために保護しようかと考えています。
野良猫のままにしておくと、地域の方に保健所へ通報されてしまえば、捕獲されてしまう恐れがあります。
キジトラちゃんが地域猫になれれば、その他の子たちも対応できればと思います。
ただ、その前に妻の了承を得る必要がありますので、明日聞いてみようと思います。
ひとつ気になるのは、このキジトラちゃんとは明らかに何かしらの”縁”が発生しているということです。
その”縁”は、懐きすぎて離れがたくなってしまい、家族として迎え入れてしまう可能性があるということです。
そのため、すべては天にお任せするため、僕からは「この猫を家族に迎え入れたい」とは妻に提案するつもりはありません。
家族になる”縁”があれば、自然とそうした方向に向かうでしょう。
さくら猫になっても、氏神神社で育てることになるので、キジトラちゃんが縄張り争いで負けなければ、長い間かわいがることが出来ると思います。
どちらにしても、キジトラちゃんを始めとした猫ちゃんたちとの出会いは、めいこが縁結びをしてくれたという気がしています😽
帰宅してから色々とニュースを観ていると、坂上忍さんのインタビュー記事を見つけました。
動物保護ハウスを経営する坂上忍が「ペットショップの犬・猫大量生産」に思うこと 「世界から見ても恥なのに変わらない現実」とどう立ち向かうべきか
ここ4年ほどまったくテレビは観なくなりましたが、過去にお昼のワイドショー『バイキング』で観ていた坂上忍さんは、苦手なタイプなので正直言うと好感は持っていませんでした笑
しかし、少し前から大の動物好きであることを知り、テレビ上での表面的な姿ではなく、坂上忍さんの本来の人柄について知りましたが、とても繊細で正義感が強く、優しい方であることが分かりました。
去年、安川電機に勤めていた時に、研修時に坂上忍さんに激似の同期がいて、「坂上さん」と呼んでいた方が居て、空気感も坂上忍さんのような破天荒な感じで似ていましたが、色々と教えてくれたり、場の笑いを取ったりと優しい方でした。
坂上忍さんは、動物保護活動を持続可能なビジネスモデルとして確立することで、動物保護活動で誰もが食べて行ける社会の実現を目指されています。
現状の日本のペット産業界からすると、非常に険しい道だと思いますし、坂上忍さんも「俺一代では終わらない」と仰っています。
そのため後任となる人材の育成にも励んでいるようですが、ぜひ実現して欲しいと思います。
動物保護活動を意識し始めて色々と知り始めましたが、利益度外視で赤字になりながらも保護活動をされている獣医師さんや、一般活動家の方がたくさん居て、そうした人々の良心の清らかさに感動するとともに、これから日本の未来は良くなっていくと確信しました。
僕も微力ながら、出来る範囲で保護猫活動を続けていければと思います😌
<その3 2023年10月31日>おじいちゃんとの出会いでTNR一時様子見へ
今日は商品の出荷で郵便局に寄った後、氏神神社の豊山八幡神社にお参りに行きました。
八幡東区ではもうすぐ大きなお祭りイベント「起業祭」がありますが、氏神神社でも11月11日に「やはた祭 “つなぐ”」が開催されます。
これは今年で創建1400年を迎えるためのお祭りですが、応神天皇をご出産された神功皇后が、三韓征伐を成し遂げた際の弓矢をこの地に奉納し、「天下が豊かになるように」とお祈りされたことから”豊山”と名付けられ、それから約350年後の光孝天皇の御代にこの地に神殿が建立されました。
聖徳太子が崩御された翌年でもあります。
狙ってこのスケジュールが組まれたのかは知りませんが、「111(ひふみ)1(はじめ)」に開催されるのは縁起が良いと感じます。「天下を豊かにする、ひふみ始め」ですね😊
実は、「やはた祭」の演目であるピアノ演奏に、娘の先生が出演します🎹
地域にピアノの先生はたくさんいらっしゃるにも関わらず、娘の先生が出演されることに深い縁を感じずに居られません。
日々お守り戴いていることや、猫ちゃんたちと出会えた縁を含め、豊山の神様に、心より感謝申し上げます。
僕は、悠久の時を共にしてきた人類の友達である、わんわんにゃんにゃん(11・22)への感謝の気持ちをこの地に奉納し、世界平和を願いたいと思います😆
ちなみに、ぼくは戌年です笑🐶
さてさて本題ですが、今日はまた猫ちゃんたちとの関係に進展がありました!
前回同様、神社の石段の踊り場でドライフードの匂いを振りまいてもやってこなかったため、道路に出てみると老人ホーム前に一匹の猫が居ました。
餌を手に乗せておびき寄せると、その子は片目が潰れていて、もう片目も閉じかけていて目ヤニで覆われていました。
鳴きながらゆっくりと近づいてきて、食べ始めたその子を撫でていると、あちらこちらから続々と集まってきました笑
その中に、懐いてくれたキジトラちゃんもいて、一時は6匹もの猫が集まってご飯を食べていました😽
実は、昨日もお参り&餌やりに行ってきましたが、キジトラちゃんとよく似た子も居たので、現在までに確認できているのは7匹ということになります。
この事実の何が凄いかって、これだけの猫が神社周辺に居ながら、僕は最低でも週1、2回のお参りをしながら、1年以上も猫を神社で観なかったということです笑
「お前が猫を目にするのは、まだ時期じゃない」と神様に動かされていたのかも知れませんね😅
たまに車や人が通るので、「チッ、勝手に野良猫に餌をあげて。。。」と思われないかな、、、とドキドキしながら猫ちゃんたちと戯れていましたが、そのうち白髪のおじいちゃんがやってきました。
おじいちゃんは僕にニコッと笑顔を向けると、「お前たち良かったなぁ!」と猫ちゃんたちに話しかけました。
そして、餌やりしている僕に「ありがとうございます」とお礼をされて、「実は、この子たちはあの子の子供なんですよ」と、始めにご飯をあげた片目が潰れたボロボロの猫ちゃんを指差しました。
おじいちゃんは、「もう、おばあちゃんですけどね」と言うと、昔を思い出すような感慨深い様子で、「いろんな歴史がありましたよ😊」と言うと、ほほ笑んで行ってしまいました。
それを聞いて、僕は理解しました。
ここの猫ちゃんたちは、すでに地域共生が出来ている珍しいケースなのだと感じました。
確かに、お母さん猫は少なくとも10歳は過ぎている感じですし、キジトラちゃんは他の子たちとじゃれ合って楽しそうにしていました。
それを観ていると、勝手に保護して、さくら猫にしたり、家猫に迎え入れるなど独り先走らなくて良かったと思いました。
勝手に保護してさくら猫にすると、逆に怒る方もいらっしゃるかも知れません。
まぁ、まだすべてを把握しているわけではないので現状の所感ですし、前回知り合った保護猫活動家の女性と次出会った時に、「さくら猫にしましょう」という提案があるかも知れません。
地域の人は知っていても、その他地域の人は共生しているとは知らないでしょうから、保健所に連れて行かれないとも限りません。
その説明をしてくれた、おじいちゃんとの出会いにも縁を感じます。
最寄りにNTRクリニックを見つけていたので、近々保護しようと考えていましたが、もう少し様子を観てみようと思います。
外敵や病気が蔓延する厳しい外の世界で生きる野良猫の寿命は、およそ3~4年と言われます。
親猫は数か月で子猫をテリトリーから追い出しますし、親兄弟でも生き残るための本能で縄張り争いが起きる、完全弱肉強食の世界です。
家猫の方がはるかに寿命が長いですし、温かい家庭で生きた方が幸せだろうな、と感じます。
その一方で、神社猫ちゃんたちは、お母さん猫と一緒にまとまって生きているレアケースだと感じます。
地域の方々で支えているから、縄張り争いをせずに済んでいるのかも知れません。
それを考えた時、「あぁ、人類の縮図がここにあるんだなぁ」と思い、人類も”神様から一律に加護を受け生きる弥勒の世”が来れば、縄張り争い(戦争)をせずに、まとまって平和に生きることが出来るでしょう。
「保護して飼い主を探す」、、、その答えがやはり最善の答えとなるのか、神社猫ちゃんたちを観ながら模索したいと思います。
神社の駐車場に戻り、車に乗り込むと、1匹のミツバチがフロントガラスまで飛んできて2回コンコンとガラスを叩くと、ぐるっと旋回して戻っていきました。
まるで、「生き物を大切にしてくれてありがとう」と言いに来たような気がして嬉しくなりました😌
実は過去に、方羽のミツバチを助けて氏神神社に連れてきたことがあるので、覚えていてくれたのかも知れませんね。
その時は、直後に行った崇敬神社で100羽くらいのカラスに取り囲まれて大合唱で見送られたり、車の窓の外から蜘蛛が飛び込んで来て、車の中に結界を張られたりしましたが笑
一寸の虫にも五分の魂、虫心も無視(虫)せずに無私(虫)の心で大切にすると、小さき者を省みないこの時代においては、霊的に大きな意味があるかも知れません。
今日は僕が食事当番なので、アジのフライと春雨サラダを作る予定なので帰りにスーパーに寄りました。
神社にお参りした後に食事を作り振る舞うことは、共食神人一体となる”直会”になりますので、お参りした日は率先して作ります。
<その4 2023年11月8日>娘が神社猫を見守り隊に加入、5匹の猫に大盤振る舞いをしてきました
先日、大雨の日にひとりで餌やりに行った時は、氏神神社の隣の老人ホームの車庫でみんな雨宿りをしていたので、風雨は防ぐことが出来ているようです。
氏神神社に着くと娘と老人ホーム前に向かいましたが、娘は途中に落ちていた空き缶を見つけて「ポイ捨ては駄目なんだよ!」というと、拾って近くの自動販売機に捨てていました。
娘は、その他にもビニールの切れ端なども拾っていたので、次来る時はゴミ袋も持ってきて、周辺のゴミ拾いもする事にしました。
一度、娘と氏神神社の大掃除をしたことがあるのですが、それ以来時間がなく出来ていなかったので、神社猫を見守り隊活動は一石二鳥だと感じます。
神社のゴミ拾いをすると、神霊に喜ばれますので、とてもおススメです!
老人ホーム前には居なかったので、神社の裏手の公園の入り口まで行ってみると、懐いてくれていたキジトラちゃんや、お母さん猫、サバトラちゃん、少し大きいキジトラちゃんなど5匹が居ました。
さっそく、娘と手分けしてドライフードをあげはじめましたが、お母さん猫とサバトラちゃんがおかわりループ状態で食べ続けていました笑
そのため、それなりに持ってきたドライフードがあっという間に無くなってしまったため、犬猫生活のチュール系ペーストと、銀のスプーンのウェットフードもあげました。
キジトラちゃんは、ドライフードは食が進んでいなかったのですが、ウェットフードを開けた瞬間に走ってきて、物凄い勢いで食べ始め、あっという間にチュールが無くなってしまいました😅
1時間くらい神社猫たちと戯れて帰る頃になると、娘が「明日もまた来るからね~!」と言うので、”神社猫を見守り隊”の結成が決まりました笑
「パパ、おかあちゃんにあげて」、「キジ子後ろに来てるよ」と、現場を仕切っていたのは娘なので、娘を隊長に据えたいと思います。
<その5 2023年11月8日>豊山八幡神社の「やはた祭ーつなぐー」で人類と動物の平和を祈る
今日は、氏神神社である豊山八幡神社の創建1400年記念の祭り「やはた祭 ーつなぐー」に、妻子と行ってきました。
先日、4、5日に行われた、八幡東区の毎年恒例の「まつり起業祭八幡2023」では、娘があれやこれやと買って散財してしまったため、財布の緒を締めて臨みました笑
豊山八幡神社は、”鉄都・八幡”の地名発祥の地です。
神功皇后が三韓征伐の際に使用した御弓をこの地に納め、「天下が豊かになりますように」と祈ったことから”豊山”と名付けられました。
その象徴として、今回のお祭りに合わせて、拝殿正面の鳥居に”鉄のしめ縄”と”鉄弓”が取り付けられられました。
かつて八幡東区にあった官営八幡製鐵所は、日本の近代化や、ものづくりの町・北九州の礎を築きましたが、地元の彫刻家が作ったこの鉄のしめ縄は、その象徴としてふさわしいと感じました。
そのものづくりの精神を次世代に”つなぐ”ために「やはた祭 ーつなぐー」と題されたこのお祭りですが、神功皇后の願いを”つなぐ”ことも含まれるように感じます。
”鉄の精神”を以て、次世代に引き継いでいかなければなりません。
その祭りを彩る催しとして、地元で活躍するアーティストによる演奏会が行われましたが、そのトップバッターを飾ったのが、娘のピアノの先生のトリオバンド「アルターズ」による演奏でした。
先生は鍵盤ハーモニカで、ドラムとベースのお仲間さんとのトリオバンドですが、僕はクラシック界のマーカス・ロバーツ・トリオが大好きなことから、この構成は本当に格好良くて好きです。
17時から演奏開始なのに、買い物や食事でバタバタしてしまい、神社に到着したのが17時、、、😅
妻子を神社前で降ろして、僕は近くのナフコに車を停めに行きました。
「もう始まってるだろうなぁ、、、」と思いつつ、急いで神社に戻るとちょうど演奏が始まるところで、ピアノ教室のクラスメートのお母さんが席を取っていてくれて、ど真ん中の特等席で鑑賞することができました。
てっちゃんはいつでも天真爛漫で自由な、天使のようなイケメンくんですが、ステージ前でもうろちょろとしていました笑
先生はだいぶフジコ・ヘミングに似ています。
松任谷由実やアンパンマンのマーチなど、世代に合わせた曲をアレンジして5曲披露してくれましたが、5曲目の葉加瀬太郎の『情熱大陸』はとくに感動してしまいました。
というのも、この曲は大げさではなく数百回、あるいは千回以上は聴いている曲で、とても思い入れがある一曲なのです。
なぜそんなに聴いているのかというと、20代のゲーム業界時代に毎日のルーティンとして聴いていた『image(イマージュ)』のアルバムに含まれるからですが、今でも仕事中に聴くことがあります。
そのため、当時を思い出すとともに、いつも感謝を捧げている氏神神社で妻子や多くの地元民とともに、お世話になっている先生の演奏で『情熱大陸』を聴けることに感動し過ぎて泣きそうになってしまいました。
涙を流していると妻子や周りがぎょっとしそうなので、堪えるのが大変でした笑
演奏が終わってから、ステージ袖で先生を出待ちのファン状態で待っていると、ベースとドラムのお仲間さんに続いて出てきました。
先生に労をねぎらい挨拶を済ませてから、娘が興味を持った出店を観て回りましたが、福引は終了していたものの、PTAの会長さんがやっていたので特別にさせて貰い、しかも強引に当たりにしてくれて景品やルミカブレスレットをたくさん貰いました笑
ちなみにルミカブレスレットを作っている株式会社ルミカに父が務めています。ここにも”繋がり”を感じます。
その後に「神社猫を見守り隊」の活動に向かいました😽
神社猫たちの拠点である老人ホームの駐車場に行くと、キジやキジ兄を含めた4匹の猫が居ました。
キジはチュールが大好きですが、この日も独り占めしてしまい、キジ兄が食べそこなってしまいました。。。😅
次は、キジが不在の時にキジ兄にあげようと思います。
<その6 2023年11月15日>豊山のボス猫に会う
「神社猫を見守り隊」の活動に大きな動きがあったためご報告です😽
週に3、4度は神社猫たちにご飯をあげに行っていますが、最近は、キジ以外の猫たちも懐き始めていて、1時間くらいまったりと天然の猫カフェで過ごしています笑
猫と戯れているおじさんも妙な絵面だと思いますが、先日、近くにある千草ホテルに務めている女性に声を掛けられました。
ちなみに、千草ホテルは娘の七五三の食事会で利用させていただきましたが、地元の歴史あるホテルです。
女性は個人で保護猫活動をされている方ということで、もしかしたら、老人ホームで働かれている女性が言われていたお仲間さんかも知れません。
神社猫たちは7月頃に生まれたようで、ホテルの従業員の方々の間でも、ご飯や水をあげるなど気にかけてきたようでした。
そして、嬉しい事に、、、おかあちゃんが保護されていました!😆
片目が潰れていながらも、子猫たちを産んで賢明に育てていたおかあちゃんですが、保護猫カフェをしている方が不憫に思い、引き取ってくれたと教えてくれました。
おかあちゃん見なくなったなぁ、、、と心配していた矢先のことだったので、ホッと胸をなでおろしました。
ちょっと寂しくもありますが、病院で手当を受けて、冬到来前に保護猫カフェに引き取られたことは本当に良かったです。
教えてくれた女性にお礼を言って、子猫たちはどうしましょうか、という話になりました。
今年は暖冬とはいえ、夏に生まれた子猫は、寒さに耐性が低いと言われています。
ちなみに、おかあちゃんの子猫は、キジ、茶トラ、サバ、ぶちの4匹だと教えてくれました。
その他に、キジ兄やサバ兄が確認できていますが、後ほど紹介しますが豊山にはまだまだ居る可能性があります。
お互いに保護を検討しましょう、ということになり、帰ってから妻に相談しましたが。。。
娘が「家に連れてくるのは怖い、、、」と、保護には反対され、妻からも「今は余裕が無いから」と説得を受けたため断念しました。
残念ではあるものの、妻の冷静な視点の通りの家庭状況ですし、娘が怖がっているのに連れ帰ってくるわけにもいきません。
女性やお仲間さんが保護してくれるのを願いますが、このまま野良のまま冬を迎えるのは心配ということで、里親募集サイトで告知を出す事に決めました。
里親になってくれる方の条件についてはこれから考えますが、捕獲には全面的に協力します。
可能なら、子猫4匹や、キジ兄、サバ兄2匹まとめて保護してくれる方が望ましいですね。
そして、、、実は、今日氏神神社の駐車場で出会った、豊山のボス猫も居ます笑
いや、ボス猫かどうかは分かりませんが、対面してすぐに「この豊山の主かも知れない」と感じました。
そのボス猫もとい、黒猫さんがこちら。
毛艶のある見事な漆黒の黒毛に、筋骨隆々とした体格、まるでクロヒョウを思わせるような風貌。
そして、人間(僕)を前に落ち着き払いつつも、半径1.5メートルに足を踏み入れると一歩下がる、という間合いの達人のような動き。
「この黒猫さんは只者ではない!」
と、率直に感じました笑
ドライフードを手のひらに乗せて、「ごはんだよ~」と誘っても、じーっとこちらを見つめるだけで微動だにしないのです。
「我が人間の手のひらから施しを受けると思ったか」
と言わんばかりの落ち着きぶり。
でも、半径1.5メートルを守りつつ、目の前に置いてあげると、あっさり食べてくれました笑
黒猫は神様の使いとよく言われます。
娘に黒猫さんを見せながらそう説明してみると、「知ってるよ。ちなみに、フランスでは魔法の猫って言われていて、大切にすると幸せになるんだよ」と、逆に教えられてしまいました🤣
YouTubeから得た知識ですが、アトム法律事務所から法律知識も得ているので、本当にYouTubeは一長一短だなぁ、と感じます😅
この黒猫さんに出会ったことで、何となく、子猫たちは霊的に守られているような気がしました。
が、まずは本格的に冬が到来する前に、里親募集サイトでの告知を始めたいと思っています。
黒猫さんは保護対象なのか、もう少し様子をみて見極めたいと思います。
完全に野生に慣れ親しんでいる印象を受けたので、手狭で自然の無い家猫が本当に黒猫さんにとって幸せなのか、考えていきたいと思います。
猫だけではなく、人間も、”長生きできれば幸せ”、ではないと感じています。
その一方で、自然を失うのと引き換えに、人の温かみと安全な家庭で守られる方が、”幸福度は高い”かも知れません。
保護猫活動において、この考えがどこまで適用するべきなのか、見定めて行かなければならないでしょう。
住宅街で見つけた子は、保健所に通報される可能性が高いのですぐに保護を考えますが、神社という神域に居る猫ですから、特殊なケースだと感じます。
<その7 2023年11月26日>キジが保護された&黒猫兄弟発見
前回15日に投稿してから10日の間に3回ほどお世話に行きましたが、その3回ともキジだけが居ませんでしたので、もしかしたらキジがついに保護された可能性が出てきました。
前回の記事「その6」で出会った保護猫活動家の女性が保護してくれた可能性がありますので、またお会いできることを祈ります。
まぁ、キジは一番人懐っこくて、容姿も整っていましたので、保護されるなら一番だろうなぁ、とは思っていましたがどうなのでしょうか。
嬉しい反面ちょっと寂しくもありますが、キジの兄弟やキジ姉(兄ではなく姉でした😅)、サバ姉たちも保護されることを祈りつつ、お世話をしていこうと思います。
一番警戒心が強く、ほぼ触らせてくれなかったサバ姉ですが、ついに鼻スリスリしてくれるまでにデレるようになりました!笑😆
サバ姉はエンドレスにガツガツと食べ続けるんですよね。太らないように気を付けないといけません😅
キジの兄的存在としていたキジ兄は姉だったわけですが、さすが甘えん坊が多いキジ猫なだけあって、無防備にお腹も晒すようになりました。
抱っこしても怒らなかったので、その内家猫みたいに懐くかもしれませんね。
一番小さいぶち子も、そろそろ抱っこさせてくれそうな気がします。
チャトランは警戒からの猫パンチをほとんどしなくなり、鼻スリスリしてくれますが、やんちゃなので抱っこは難しそうですね😅
そして、先日お世話を終えて帰宅途中に、豊山のボス猫こと、黒猫さんの兄弟を発見しました!
住宅街で目の前を黒猫が走り去っていったので、「あっ黒猫さんかも!」と勘違いして思って後をつけていきました。
『となりのトトロ』のめいちゃんや、『猫の恩返し』のハルさながら、ワクワクしながら追いかけて行きました(怪しいおじさんですね笑)。
近くでよく見ると、耳が桜カットされていて、保護猫活動家によってさくら猫になった黒猫さんでした。
そして、写真からもお分かりのように、完全に黒猫さんの兄弟であることは間違いないと思います。
今後は、豊山のボス猫をくろ兄、住宅街で見かけたこの子をくろ姉と呼ぼうと思います😽
<その8 2023年11月28日>キジ居ました笑&めいこに会えました!
26日に、愛猫・めいこを供養して貰った河内の里の合同慰霊祭に行ってきました。
河内の里は真言宗の寺院、正覚院の専属施設なので、ご住職が供養のため毎月定例で合同慰霊祭が開催されています。
立派な納骨堂に40名ほどの飼い主さんが集まり、ご住職と恐らく娘さんの2人の僧侶によってお経が始まりました。
これまでに、4、5人ほどの方のお経を聴いたことがありますが、お二人による息の合ったお経は音楽のセッションを聴いているようで本当にお見事でした。
ちょっと調べてみたら、キリスト教の讃美歌などと同様で、お経も仏教音楽としての文化があるものの、一般的には知られていないようですね。
今回のお経では、木魚、太鼓、経典(バラバラと捲って音を立てる)などの楽器で、非常に深いビブラートのきいたご住職お二人がパート分けされており、歌い上げるようなセッションでした。
その迫力あるセッションには、めいこや他の動物たちも、目を丸くして聴いていたことでしょう笑😽
そして、お経上げが終わった後の説法もまた、聞き入ってしまうものでしたが、その中で特に感銘を受けた以下の3つをご紹介したいと思います。
「飼い主も、大切な動物たちも、必死に生きての今があると思います。必死とは、”必ず死ぬ”と書きますね。必ず死ぬからこそ、私たちは生ある今を必死に生きなければならないと思います」
「魂は死ぬことがありません。だから、皆さんが心中で亡き動物たちのことを想う時、必ずその傍らに来ています」
「食事をする時、ご飯粒を少しでいいので分けてあげて、一緒に食べる気持ちで供養してあげてください。霊界では一粒万倍になりますので、少しの量で充分な量になるのです」
ご住職の説法を聴いていると、仏教を極められている方に対し失礼な言い方になりますが、僕が認識している霊界の真相と完全に一致していました。
そして、この日は深夜3時まで仕事をして床に就いたわけですが、10時半に起床する直前に面白い夢を見ました。
僕は、住宅街を歩いていて、「あぁ、小学校に行かなきゃなぁ」と思っていました。娘の不登校問題が頭にあったのでしょう。
身に覚えのない住宅街を歩いて行くと、一匹の茶トラの猫が居て、「あっチャトランだ!」と思ったものの違う猫でした。
その茶トラ猫と遊んでいると、どこからともなく「どこで休んだらいい?」という声が聞こえてきたので、声の主が分からなかったものの、「その辺で休んでたらいいよ」と答えました。
すると、いつの間にか僕は寝そべっていて、そのお腹の上になんとめいこが生前そうしていたように乗っかってきました。
「あっ、めいこ!会いに来てくれたんだ!」
と、僕は意識がはっきりしていたので、めいこの生前の重みや毛並みをしっかりと感じていました。
めいこは、全盛期のもふもふフワフワな毛並みをしていて、僕のお腹の上で寝そべって毛づくろいを始めました。
「めいこ、天国は楽しいかい?」
と、僕は生前やっていたように、毛づくろいするめいこの顔を両手で包み込んで、くしゃくしゃとしました。
めいこが嬉しそうにしたところで、僕は目が覚めました。
それから、生々しくめいこと会えた嬉しさと、寂しさが同時に去来してきて、涙が止まらなくなったのは言うまでもありません笑😢
実際に魂が干渉してきて観る霊夢は、起きる直前の意識が浅い時に観ると言われています。
めいこがお腹の上に乗ってきた時は、背景は住宅街ではなく、淡い黄金色の薄ぼんやりとした景色でした。
とても懐かしい感じがして、氏神神社で保護猫活動をする中で出会ったおばあちゃんが言っていた、「猫は亡くなると懐かしい場所にいくのよ」というのは、天国を指していたことに間違いないと感じます。
天国の実相は、夕日に似た薄ぼんやりとした沈むことのない太陽が輝く、とても懐かしい感じを受ける場所だとされます。
めいこが天国に居ることが分かったような気がして嬉しく思います😽
そして、もうひとつの本題ですが、、、保護された可能性を感じていたキジがしっかり居ました!笑
いつも離れたところに一匹で居ることが多いサバ姉にご飯をあげて、満足したのを見届けてから老人ホームに行ってみました。
そこにはキジ以外の兄弟と、キジ姉がたむろしてご飯を食べていました😽
「やっぱりキジは居ないなぁ。。。」と思いつつ、すっかり懐いてしまったチャトランがご飯をおねだりしてきたため、パウチのウェットフードをあげていると。。。
後ろから一匹猫がわきの下を滑り込んで来たな、と思ったらキジでした笑
「キジー!居たんだ~!」と、率直に嬉しかったわけですが、保護されていなかったことも残念でもあり、複雑な心境なわけです😅
みんなご飯を食べて、満足して散り散りになっていきましたが、僕が神社の境内の方へ歩き始めると一斉に着いてきました笑
”ご飯くれるおじさん”として、みんな懐いてくれて囲まれていたので、通行人の方からするとぎょっとする光景かも知れませんね。
キジなどは甘えん坊がさらに輪をかけていて、10分くらい抱っこされて肩の上に顎を乗せて寝ていました🐈
一番やんちゃなチャトランは、鳩の群れにうずうずして狙いを定め、突進していきましたが軽くあしらわれていました笑
神社猫たちと戯れながら考えていましたが、「この子たちは、ここで兄弟そろってさくら猫として生きていくのが幸せだろう」という答えが固まりつつあります。
自然の中で、兄弟楽しそうにしているのを観ると、それぞれを保護して引き離すのは可哀そうという気持ちがあります。
そうした想いがあったので、なかなか里親募集掲示板に保護依頼を出せずにいました。
せっかく、老人ホームを拠点に、千草ホテルの方々など、地域でお世話をされているのですから、しばらくはそれを見守って行こうと思います。
まずは、成猫になる頃合いのキジ姉、サバ姉の不妊手術と、さくら耳カットからになりそうですが、老人ホームや千草ホテルの方々などに、意見を仰いでから実行したいと思っています。
<その9 2023年12月6日>ついにキジを保護しました!
慌ただしい日々が続き、久しぶりの更新となります😅
記事タイトルの通りですが、、、ついにキジを保護しました!
といっても、家族として迎え入れよう、という前向きなスタンスで保護したわけではなく、キジが明らかに病気を抱えていたので、治療のためでした。
10日前ほどから、キジは目ヤニで片目がふさがっていて、背中を時折けいれんさせて背中を気にしている様子でした。
ノミ、ダニの寄生を疑ったので、駆除薬のフリーガードを首筋に投与して様子見をしていましたが、5日ほどでけいれんさせなくなり、目ヤニも治まっていたので、やはりノミ、ダニの寄生だったのだろうと思います。
しかしその後、キジは元気を取り戻さず、次第にフラフラとした足取りになっていきました。
2日前に様子見に行った時は、チャトランとサバ、キジ姉はいつものように食欲旺盛でしたが、キジはまったく手を付けず、端っこの方で丸まっていました。
一人になりたいのか、フラフラと別の場所に行ってしまったため、「あぁ、これは保護しないとマズいやつだ」と直感して、保護しようと決めたのです。
キジを連れ戻して膝の上に寝かせ、事前に作っておいた洗濯網を使った捕獲網をかぶせたところ、抵抗する力も無いようでアッサリと捕獲されてくれました。
それから生前、愛猫・めいこの行きつけだった動物病院に連れていったところ、キジの病気は猫風邪に加えて、猫エイズや白血病などに代表される、何か重大な病気が隠れている可能性が大きいようでした。
過去に2度、妻に保護するのは拒否されていましたが、キジが病気ということを理由に半ば強引に妻に了承を求めたところ、意外とすんなりOKされました😅
とりあえず対処療法として痛そうな大きな注射を2本打って貰って、「様子を観てまた連れてきてください」ということだったので、自宅の仕事部屋で保護することにしました。
写真で比較すると一目瞭然ですが、初めて会った約1か月前と比べて、めいこがそうだったように、今のキジはやせ細って末期の病気の顔貌になっています。
経済的事情やめいこの看病で疲れた妻の心労を考えると、家で保護するのが難しいことは痛感していたので、妻に申し訳ない気持ちがありましたが。。。
かくいう僕も、キジを保護するかどうかは、かなり迷いました。
病気の猫を保護すると診療費が最低でも数万円~はかかりますし、すでに2万円がかかっています。
今月からコロナ融資の返済が毎月2万円かかりますが、現状で綱渡りの生活なので、思わぬ出費に「さて、2万円はどう工面するか。。。」と考えなければなりません。
とは言え、キジを保護したことには微塵も後悔はありません。
このタイミングで新たな苦が舞い込むことには、何か大きな意味があるのだろうと考えています。
妻が受け入れるかどうかも心配でしたが、実は、妻も僕が撮影した動画を観ていてキジが気になっていたようで、「かわいい~」と興味津々でキジと戯れていました。
そして、キジが持ち前の人懐っこさを発揮してくれたので、すぐに妻の膝の上で寝るようになりました。
今日も病院に連れて行って血液検査をしてもらいましたが、明日結果が出るためキジの状態が少し明らかになると思います。
正直、先生がキジを観た時の反応や、診察をしての言葉の端々から、めいこと同じような重病である印象を受けています。死を目前とした重病の時の顔貌に似ています。
キジは、猫風邪で食欲不振になっているわけではなく、別の重病により弱っている可能性が高いということでした。
保護をしなければ、間違いなくキジは冬を越せなかったとも言われました。
もちろん、元気になっても野に還すことは出来ないので、このまま家族として迎えいれるということで、妻子と一致しています。
病状は深刻なので、長くは無い可能性も高いですが、最期まで温かい安全な家庭で見守りたいと思います。
初めてキジと会った時の記事で、「この子と何か縁が発生したかも知れない」と書いていましたが、まさかこうした縁で家族に迎え入れることになるとは思ってもみませんでした。
哀しいですし、心底残念な形ですが、この1か月の保護猫活動での体験は、身に染みて野良猫の世界の厳しさを痛感させてもらいました。
キジが元気な時に、妻に一度保護を相談して拒否されて以来、他の兄弟たちを含めて神社で見守るか、保護先を探すかで心は決まっていました。
特別縁を感じていたキジは流れで保護せざるを得ませんでしたが、キジ以外の子は可哀そうですが同じような状態になっても、恐らくこれ以上うちでは保護することは出来ないでしょう。
あれから、千草ホテルの保護猫活動されている方2名とたまに現地でお会いした時に情報交換しているので、さくら猫にして神社猫として見守るか、保護先を探すか相談していきたいと思います。
ちなみに、4兄弟のお母ちゃんは「ぷここん家」という保護猫カフェに保護されていることも教えていただきました🐱
50匹の猫が居るためキャパオーバーのところ、無理行って眼病を抱えたお母ちゃんだけ保護して貰ったそうです。
眼病治療が済み次第、デビューするという事なので会いに行きたいと思います。
兄弟3匹もお母ちゃんの元へ保護されるといいなぁ。。。
余談ですが、キジを連れてかかりつけの動物病院に行った時、先生から「めいちゃんは誕生日に天国に旅立てたんですね!」と言われ、カルテを見せて貰ったところ、僕は当時なぜかめいこの誕生日を旅立った日である10月22日と書いていました。
困惑しつつも8歳ちょうどで旅立てたことを先生に感謝を伝えましたが、家に帰って血統書を調べてみると10月29日でした。。。
僕はなぜめいこの誕生日が10月31日だと思い込んだのか、カルテには10月22日と書いたのか、まったく謎でしかありません😭(おじさんの記憶力の問題)
<その10 2023年12月8日>キジの最期を見守る
愛猫・めいこがそうだったように、玄関で最期を迎えようと痛みと闘うキジの傍で、これを書いています。
さっき、仕事の受電中にキジが哀しそうに大きな声で鳴いていたので、仕事を早退して見守っています。
キジは寂しがり屋なので、妻が入浴中だったため見守る人が居らず、痛くて、怖くて、寂しくて泣いたのです。
僕が兄弟の中でも、とりわけキジに惹かれたのはここでした。
性格がとても優しく、愛くるしいのです。
頭を撫でてあげると嬉しそうにつぶらな瞳でジッと見上げてきたり、名前を呼ぶとニャン!と鳴いて喉をゴロゴロ鳴らします。
なんでこんな可愛い子猫が、激しい苦しみの中で早逝しなければならないのか、無情感に打ちひしがれています。
元気になれば、愛情を精一杯かけて、長く一緒に生きて行きたいと希望を持っていました。
というより、僕に財力があれば、広い平屋に移り住んででも、神社猫みんなを迎え入れたいくらいでした。
氏神様に育まれた神社猫たちへの奉仕活動は、ひいては氏神様、神様への奉仕活動も含まれると感じます。
今、キジに添い寝して撫でてあげていましたが、呼吸が72回/分(平均20〜40回)になっているので、その時が近づいています。
死前臭もしていますし、めいこの最期と全く同じ状況です。
栄養剤と点滴を打ち、暖かい家庭に居てすら2日でこの状態なので、2日前に林の中で丸まっていたキジを偶然見つけ、保護しなければ、間違いなくキジはあの後ひっそりと林の中で苦しみながら寂しく息絶えていたでしょう。
カラスに遺体を啄ばまれて、僕は悲惨なキジの亡骸を目撃していたかも知れません。
1匹の動物による大きな意識変革が、活動のきっかけとなった動物愛護活動家も多いでしょう。
僕も初めて保護したまるこや、愛猫・めいこの死、そして神社猫たちの保護活動と、キジの死期に直面する中で、意識は新たなステージに向かおうとしています。
“その辺の野良猫1匹”の保護が、後に多くの猫や犬を救っている例は、全国にたくさんあるでしょう。
だから、”目の前のひとつの命”に真剣に向き合う事が、世界を変えて行く礎になると感じますし、動物愛護活動家の共通の理念だろうと感じます。
少しでも、その大きな潮流に加われれば嬉しいです。
そもそも、なぜ保護猫、保護犬という悲しい動物が生まれたのかと言えば、人間の身勝手さである事は揺るがない事実です。
約5000年前のエジプトで、キジ猫の祖先であるリビアヤマネコを家畜化したのが始まりですが、神格化すらされていた猫が、文明の発展とともにモラルが低下し、その果てに日本は情け無い事にペット後進国という不名誉な汚名を背負うほど荒廃しました。
犬猫だけではなく、毎日のように世界で行われる家畜の殺処分も、目眩がするような規模なわけですね。
尋常ではない環境破壊も含めて、これまで人類が犯してきた過ちと業は、まさに今清算の渦中にあります。
2024年からは、本格的にその祓いを見守る過程に移ります。
ペット産業界の恩恵を受けてきた側として、それらを悪だと断じるつもりはありませんが、動物たちへの間違った人間の扱いも、これから急速に自然と祓われていくでしょう。
キジを見守りつつ、書き始めて6時間が経過しましたが、キジはほとんど昏睡して動かなくなったものの、さっき撫でてあげたら目を覚まして喉を鳴らしていました。
その時が近いようです。
明日も仕事がありますし、キジを見届けた後のやるべきことのためにも、そろそろ寝ようと思います。
<その11 2023年12月9日>ご報告・キジが天使猫になりました
前回の記事を投稿した後、寝ようと立ち上がったら、キジが寂しそうにニャーニャー泣き始めたので6時まで見守り、起きた妻と交代して寝ました。
明らかに、キジは気配で僕が去るのを感じ取った泣き方で、「ごめんね、ここに居るから大丈夫だよ」と撫でてあげたら、また安心したように昏睡しました。
僕が寝ている間に逝くだろうと思っていましたが、9時半頃にキジの大きな泣き声で目が覚めました。
妻が涙ながらに看病してくれていて、二人でキジを見守り続けました。
キジは、妻と会うのは2回目でしたが、すぐに懐いてとても甘えていたので、母性を感じていたように思います。
妻も、長い間お世話をしてきたかのように、献身的にキジのお世話をしてくれていました。
愛猫・めいこの闘病で、動物の生命力の凄まじさは知っていましたが、先生に未熟児だと診断されたキジにも驚かされました。
目を開けたままの昏睡と覚醒を15分間隔くらいで繰り返し、起きた時は体は動かないのに最期まで力強く泣いていました。
そして、12時頃に、キジは大きく身体をのけ反らせて、ゆっくりと元の状態に戻ると息を引き取りました。
亡くなる30秒前まで、ニャーと力強く泣いていました。
生きたい、という強い意思表示だったように感じます。
妻と一緒に、キジに涙ながらに声を掛けて、感謝を伝えてお別れをしました。
たった3日間の短い生活でしたが、キジはこれからもずっと大切な家族です。
植物を編み込んだバスケットに毛布を敷き、キジは失禁した尿で塗れていたので、シャンプーシートで綺麗に拭いてあげてから入れてあげました。
娘が名付けてくれた「あむ」ちゃんは、迎えに来ためいこや神様と一緒に、天国に還って行ったことでしょう。
最後に、キジが元気だった頃の写真をご紹介して記事を締めたいと思います。
めいことあむ、そして大先輩猫であるあしろとちびと共に、天国でいつまでも幸せであるように祈りつつ。。。
キジと出会えた、このかけがえのない1ヶ月間に感謝いたします。
<その12 2023年12月9日>神社猫のTNRを本格始動します!
今日は、キジが安らかに天国へ行けたことへの感謝を奉納しに、氏神神社へお参りに行ってきました。
病苦の痛みは決して安らかではありませんでしたが、最期の時を厳しい野ざらしではなく、温かい家庭で見送ることが出来て本当に良かったと感じます。
お参り後に老人ホームへ行ってみると、チャトランとサバが居たのでご飯をあげていたら、続々とぶち子、キジ姉、サバ姉も集まってきて、全員揃ってご飯を食べていました。
皆にキジが天国へ行ったことを報告し、お世話をしていると、老人ホームから職員の女性が休憩で出てきました。
長く猫たちのお世話をしてきた方で、色々とお話を聞かせていただくことが出来たので、それぞれの子について誤認していた事実を写真付きで紹介したいと思います。
キジ姉はキジといつも一緒に居たので勝手に”姉”にしていましたが、実はお母ちゃん(以下、キジママと呼びます)でした!
いつもキジの傍に居た子供想いのお母ちゃんですが、老人ホームでお世話されるまでの過程は壮絶なものでした。
キジママは4匹の子供を出産しましたが、3匹はすぐにカラスの犠牲になってしまい、老人ホームの職員さんがキジママとキジを見つけてお世話をするようになったそうです。
しかし、人間の匂いが付いたためか、元々キジママが子育てが苦手だったのか、育児放棄をしていたので職員さんが面倒を観ていました。
先ほど、動物病院の先生にキジが天国へ行ったことを報告するとともに、血液検査の結果を聞きましたが、キジは極度の栄養失調で黄疸が出ており、肝臓の数値が著しく良くなかったとのことでした。
ミルクも満足に飲めなかったことから体が小さい未熟児として育ち、そのため他の猫との力関係に負けて、満足に栄養が摂れてこなかったと推察されました。
腎臓も小さかったことから、低栄養状態に拍車をかけていたと思われます。
こうした壮絶な環境を生きてきたキジですが、だからこそ救ってくれた職員さんのお蔭で、野良猫とは思えない人懐っこさがあったのでしょう。
また、その後キジママは、交通事故に遭ったのか、虐待にあったのかは不明ですが、肩か腕の骨折と、脇腹に穴が空き、あばら骨がくっつくかのような過剰に痩せた状態で、上半身の毛が抜け落ちた皮膚病のような状態で倒れていたことがあったそうです。
職員の誰もが「もう助からない」と思いながらも、ダメ元で人間用の傷薬で応急処置をしてあげたそうです。
しばらくは臥せっていたキジママは、ご飯をよく食べて栄養をつけるとともに超回復し、上の写真のようにそんな壮絶なことがあったとは思えないような健康猫に戻ったそうです笑
キジが居なくなってしまったことで、キジママが悲しんでなければ良いですが、、、こうした背景が知れただけでも良かったと思います。
チャトランはキジやぶち子、サバと4兄弟と思っていましたが、兄弟はぶち子とサバだけで、チャトランは子猫の頃にどこからともなく現れたとのことでした😅
すぐにみんなと仲良くなり、兄弟のように溶け込んだとのことです。ちなみに、職員さんの間でもチャトランと呼ばれていました笑
確かに、よくサバトラのお母ちゃんから、小麦色のトラ猫が生まれたなぁ、とは思っていました。
チャトランは今のところ食欲旺盛で元気です😽
サバは、一度千草ホテルの方に保護されましたが、諸事情あり戻されてしまった出戻り組でした。
身体も神社猫の中では大きく、一番福福しいので、食糧事情は問題ないと思いますが、健康面でやや心配です😅
注意して見守っていきたいと思います。
ぶち子はキジに次いで人懐っこい子で、老人ホームの職員さんの間でアイドル的存在でした笑
休憩時間にずっと抱っこしてあやしている職員さんも居るとのことで、愛されていることが分かって嬉しくなりました🐱
ただ、身体がとても小さいので力関係は弱く、ご飯の時も最後になりがちなので、意識してぶち子も満足に食べられるように気を付けています。
サバ姉(以下、みーちゃん)は、現在老人ホームでお世話されている神社猫の中では最も古株で、去年3匹の子猫を出産をしているそうです。
みーちゃんが老人ホームに信頼を寄せていることから、子猫を出産後に全員連れてきたため、その後貰い手がついて保護されました。
とても食欲旺盛で、それなりに力関係も強いことから千草ホテル前をメインに老人ホームまでとテリトリーが広いので、安心感はあります。
その反面、いつまた妊娠してもおかしくないので、職員さんと保護するかどうかを話し合いました。
過去に道路沿いで餌やりをしていたところ、近隣住民から通報されて保健所が指導に来たこともあるそうで、「餌をやらないように」と注意されたそうです。
まぁ、保健所の方はそう言うしか無いと思いますが、それから老人ホームの車庫で餌やりをするようになってからは、保健所は来なくなったそうなので、多めに見て貰っている可能性はあります。
ただ、だからと言ってこれからも安心というわけではありませんので、やはり不妊手術とサクラカットをして、さくら猫として地域猫化する必要はあると感じます。
職員さんは、「手術出来る病院を見つけてくれれば、費用は職員間でカンパします」と言ってくれましたが、病院はすでに見つけてあるので、折をみてTNR(先行型地域猫活動)をするためにサバ姉の保護に乗り出したいと考えています。
ちなみに、、、以前「その6」で、豊山八幡神社の主としてご紹介した通称”豊山のボス猫”は、職員さんの間でも「ボス」と呼ばれていました笑
また、住宅街で見つけたボスに激似の、さくら猫化された黒猫さんは兄弟ではなく、ボスの子供でした。
ただ、、、この黒猫さんはボスに似ず、たまに老人ホームにやってきては力で他の子たちを押しのけ、我先にご飯を食べるそうです😅
”ボスに似ず”としましたが、ボスは黒猫さんの真逆を行く性格で、他の子たちがご飯を食べるのをじっと後ろで待ち、必ず食べ終わったのを確認してから食べるそうです。
子供たちを見守るような落ち着いた性格から、「お父さん」とも呼ばれているそうです。
「ボス、さすがの貫禄です、、、」と、唸ってしまいました笑
今日は、キジが天国へ行ったことの報告を神社と猫たちにするためにお世話に来ましたが、職員さんにも報告でき、さらに神社猫たちの背景を深く理解できたので嬉しい日でした😽
キジが導いてくれたのかなぁ、、、とも感じます。
帰り際にこの茂みのくぼ地を観て、「もうここにキジが寝ることはないんだ」と考えると、胸にこみ上げるものがあります。。。
ちなみに、今日はキジママとサバがご飯後に付近のくぼ地に寝ていました笑
キジの魂がいつまでも天国で安らかであることを祈りつつ。。。
神社猫たちが地域で温かく見守られてきたことに感謝いたします😌
<その13 2023年12月13日>キジの火葬に行って来ました
月曜日に、キジの火葬のため北九州市の動物愛護センターに行ってきました。
経済的な余裕があれば、愛猫・めいこを供養している河内の里にお願いしたいところでしたが、経済的事情でそれは叶いませんでした。
小倉北区の工業団地の端っこにありましたが、とてもジャンクな感じの場所です。
遺体を安置するための台車に、キジを入れたバスケットを置いて、最期のお別れをしました。
そして2階にある受付で用紙に記入し、手数料2000円を支払うだけで、簡単に手続きが完了してしまいました。
めいこの盛大な葬儀に比べると、あまりにも簡素すぎて、キジに申し訳ない気持ちもあります。
1階の掲示板に貼られた、譲渡猫・犬に関する情報を見ていると、保護猫活動についての案内があったので、2階に戻って北九州市の保護猫活動を担当している方に話を伺ってみました。
僕の住んでいる地域を伝えると、野良猫が多い地域の1つだということでした。
本格的に地域猫活動を始めるにあたって、必要な手順を教えていただいたので、老人ホームの職員さんや、千草ホテルの従業員さんにお会い次第、相談してみたいと思います。
帰りに動物慰霊碑にキジやその他の動物の安寧を祈って来ました😸
何か、導かれるようにトントンと地域猫活動に向けた準備が進んでいるような印象ですね。
今後、どういう規模で活動していくかは未定ですが、僕にその力量があるならば、いずれは猫シェルターの建設などもやってみたいですね。
その際は、クラウドファンディングで資金の援助を募ることになるだろうと思います。
返礼品は、、、羊毛フェルト人形なんか面白いかもしれないですね笑
まぁ、今のところは夢話です😅
ついでに、昨日の活動写真もご紹介しておきたいと思います笑
情が移り過ぎないように”キジ”というように見たままの呼び方をしていましたが、そろそろチャトラン以外にも名前を付けてあげようかと思っています。
<その14 2023年12月20日>ぜんざいとおしるこを家族に迎え入れます!
意味不明なタイトルになりましたが、年明けに我が家に新しい家族がやってきます!
なんと、縁あって3匹の子猫、善(ぜん)くん、哉(ざい)くん、海(しー)くんを迎え入れることになりました。
10月22日にめいこが、12月8日にキジが、立て続けに猫天使になっていしまい、我が家では猫ロスが極まっていました笑
毎日、めいことキジの想い出話が絶えず、哀しい別れの物語から、喜びの出会いの物語へと、妻子3人の意識は向かい始めていたのです。
僕の本心としては、神社猫たちを保護したい気持ちもありましたが、娘は野良に染まった猫を怖がるため、それは叶いませんでした。。。
経済的に安定するであろう来年に、譲渡サイトや譲渡会から迎え入れることを考えていましたが、妻と娘の猫への渇望がピークに達していて、言葉の端々に「猫が欲しい。」を感じていました笑
そうしたことから、めいこの49日も過ぎたこともあり、妻へ「譲渡サイトで探してみて」と伝えておきました。
はじめは一匹のお迎え予定だったのです😅(経済的にも💦)
1週間くらい前に、妻が「この子可愛くない?」と見せてきたのは、ジモティーで募集されていたフワフワの毛をした海くんの妹のワラちゃんでした。
ねこじゃらしで遊ぶワラちゃんの姿に一目ぼれして、「この子はいいなぁ」と思いましたが、あいにく新しい家族が決まっていました。
その一方で、兄の海くんはまだ募集中だったので、「この子を見学してみよう!」ということで保護猫活動家の方へ連絡しました。
僕もジモティーを観ていて、ぜんざい兄弟が気になっていたので、一緒に見せて貰うようにお願いしていました。
ぜんざい兄弟は19日、海くんは26日、にそれぞれ予約が取れましたが、海くんは実は生来の栄養失調により体が小さく、保護した時から酷い猫風邪を引いているため病院に居るということでした。
妹のワラちゃんは左目が失明していたので、病気を抱えやすいのだろうと感じました。
この時、僕の脳裏にはキジの姿が浮かんでいました。。。
「生来の虚弱体質なら、お迎えして間もなくの可能性もある」と考えてしまったため、妻子には悪いものの、僕の意思はぜんざい兄弟のお迎えにシフトしていました。
僕一人の意思なら、たとえ病気を抱えていても縁を感じればお迎えすることは問題ないですが、再び妻子に悲しい思いはさせたくないと思ってのことです。
今日は、ぜんざい兄弟だけを見学させて貰うつもりで、北九州市門司区にあるお宅へ向かいましたが、道中に妻から「たまたま海くんも病院から帰ってきているみたい」と告げられて、一緒に観る事になりました。
この時点で、「あ、縁が発生したかも。。。」と感じていました笑
高い丘の上にあるとても見晴らしのいいお宅へお邪魔してから、書類に必要事項を記載し、ケージに入っていたぜんざい兄弟と対面しました。
このぜんざい兄弟という名前は、すでに貰われて行った2匹の妹である、「あんこ・おもち姉妹」とセットで考えられた名前のようです。
調べてみたら、ぜんざいとは”善哉”と書き、禅僧の一休宗純がぜんざいを食べた時に「善哉!」と叫んだことから、そう呼ばれるようになったようです。
仏教用語である「善哉(ぜんざい・よきかな)」から来ており、仏が弟子を褒める時に使う言葉とされています。
こういうブログを書いている手前、「うーん、完全に縁によるものだなぁ」と感じていました笑
この意味を知るまでは、頭の中では「禅・在」という感じが浮かんでいました。
そのため、「この子たちを守るためにも、禅の在る生活を心がけていこう」と、気を引き締めていましたが、善くん、哉くんは、それぞれ名前通りの子だなぁと感じます。
ぜんざい兄弟の見学後に、「(一応)海くんも観ようか」ということで観させていただいたのですが、予想通り娘がベタ惚れしてしまい「海くん天使過ぎる!絶対連れて帰る!」と豪語していました笑
この時点で、海くんのお迎えを否定した時の娘の反応を考えるとあまりに可哀そうだったので、僕の中でぜんざい兄弟のお迎えはマストだったことから、3匹のお迎えを勢いで決意したのです😅
”3"が最もバランスが良い”という法則も脳裏にあったので、「これは3匹をまとめて面倒を観る縁が発生していたのだな」と腹をくくったわけですね。
そうした腹の内は隠しながら、娘には、「病弱な海くんの面倒を、しっかりと観ることを約束するならお迎えしてもいい」と約束させました笑
海くんのお世話を通して、弱い者を守るという情緒が育ってくれれば嬉しいと思います。
ちなみに、”しーくん”という名前を観た時に、”海”という字が浮かんだから当て字にしましたが、海神・スサノオとの縁という風にも捉えています。
僕の行動原理の根底には、”スサノオで在りたい”という意識があります。
帰りの車の中で、娘が海くんを「おしーるこくん」と呼ぶので、「ぜんざいとおしるこ」になったわけですが、僕は名前を気に入っていたので変える気は無かったのに加えて、娘も「ネーミングセンスが神!」というので異論なく、当て字だけしてそのままの名前となりました。
善哉兄弟と海くん、三位一体の生活がどんな物語になるか、楽しみにしていただければ嬉しく思います😆
余談ですが、娘が1か月前からTikTokを始めていて、すでにフォロワーが1000人に達しようとしますので、僕もTikTokに登録させられました笑
せっかくなので、TikTokで善哉兄弟・海くんの日常や、神社猫たちの様子を配信していこうかと考えています。
善哉兄弟・海くんとの出会いに感謝しつつ。。。
3匹の健康がいつまでも守られますよう祈ります😽
<その14 2024年1月5日>神社猫を見守り隊、仕事始め🐈🐈🐈
昨日、氏神神社へ初詣と、神社猫を見守り隊の仕事始めに行ってきました🐱
いつもはご飯をあげやすい境内に続く砂利道に行きますが、今日は何となく、前回色々と教えていただいた女性職員の方に会える気がして、老人ホームの方へ行ってきました。
するとビンゴで、ほどなく女性が老人ホームから出て来て声をかけてくれました。
余談ですが、最近、感が冴えわたっています。
石川県の温泉に入りたいと思い、全国の入浴剤アソートからランダムで引いたら山代温泉だったり、車検の予約日を「3月28日がいいなぁ」と思い浮かべたら、伝えても無いのにオペレーターさんがその日を指定してきたりと、完全に霊感の無駄遣いではありますが笑😅
約束していた不妊手術が出来る病院を見つけたことを伝えると、色々と経過報告を聞かせていただきました。
先日周辺の保護猫団体の方が来て、神社周辺に猫が増えているため不妊手術に乗り出したということです。
手始めに、1月30日にはじめの一匹を予定していて、身体が小さく、万が一の出産に耐えられない可能性が高いぶち子(以下、まめ子)からになるようです。
このブログでも触れましたが、まめ子は体が小さいため力関係が弱く、他の猫にいじめられがちで、孤立しているこということでした。
そのため、職員さんが「誰か引き取ってくれるといいんですけどねぇ~」と、僕に期待を込めて言っていました笑
その期待の声音を感じ取った僕は、保護猫活動家の知り合いに掛け合ってみると約束しました。
その保護猫活動家というのは、来週お迎え予定の善哉兄弟、海くんを保護されている方(以下、3にゃんママさん)です。
海くんは、猫風邪がすっかり良くなったので、昨日3にゃんママさんのお宅へ戻ってきたということでした。
9日からのトライアルを予定していますが、それまでに善哉兄弟と海くんを面会させて、慣れさせるようです。
ご飯代、不妊手術やその他医療費は老人ホームの方々とカンパできるので、まめ子の保護をお願いしてみようと思います。
職員さんが戻られた後、林の中から猫の喧嘩する声が聞こえてきたので、観てみるとチャトランとこの前初めてご飯をあげた子(以下、ツートンカラーのつーちゃん)がにらみ合っていました。
この2匹の喧嘩を観て脳裏によぎったのは、今年からの日本への難民流入と市民の不和、あるいは日本への本格侵攻による戦争開始でした。
石川県能登半島地震や日航機事故、地元北九州での日本初のアーケード街での大規模火災など、波乱の年明けとなっています。
波乱は1月で収束するように、にゃんズを見守りつつ静観していきたいと思います。
チャトランとしては、絶交の餌場なので、よそから流れて来た猫を絶対に受け入れたくないという気迫を感じましたが、僕としてはつーちゃんももちろん大歓迎。
なので、チャトランに「喧嘩はだめだよ~」と声を掛けたら、つーちゃんはその隙に逃げてくれました。
境内側に行った様子だったので行ってみると、見事に目が合いました笑
つーちゃんは警戒心MAXなので、ご飯を置いて離れると、出て来てこちらを警戒しつつも食べてくれました。
以前よりも近くまで来てくれるようになったので、いつかは警戒が解けて撫でさせてくれるようになることを期待しています😽
つーちゃんにご飯をあげてほどなく、みーちゃんもやって来たので、残り物ですがウェットフードとドライフードのセットをあげました笑
それからほどなくして、初めて神社猫と出会った日に「猫は亡くなると懐かしい場所に行くのよ」と教えてくれた、80歳くらいのおばあちゃんがやって来ました。
これで4度目くらいですが、会うと15分くらい猫に関する雑談をして去っていかれます笑
おばあちゃんと話していて感じたことですが、肉体年齢は僕の倍くらいあったとしても、魂の年齢で言えば上下関係は無いかもしれない、と。
下手をすると、魂年齢で言えば、僕の方がおじいちゃんの可能性もあるわけですね笑
そう考えると親近感が生まれて、世代の違いからくる心の距離が、少し縮まったような気がしました。
おばあちゃんはひとしきり話すと、「じゃね!」と言って去っていきました。
林に逃げ込んでいたつーちゃんが戻ってきたので、煮干しを3本置いてあげたら食べてくれたので、食べ終わるのを見届けてから神社を後にしました。
チャトランとつーちゃんが仲良くなれることを祈りつつ。。。
明日も動物たちにとって善い一日となりますように😊
<その15 2024年1月11日>ぜんざい&おしるこのお迎えが延期されました
今日も、氏神神社へお参りと神社猫を見守り隊の活動に行ってきました。
雨が降っていたので、サバとまめ子はどこかへ避難していたようで、チャトラン、みーちゃん、キジママ、つーちゃんの4匹だけに会うことができました。🐈🐈
ご飯の後に、いつもは一定の心の距離があったみーちゃんが、ついにデレはじめました😽
喉もゴロゴロならしながら、「撫でろ撫でろ」と転がるのですが、撫で続けていると興奮して噛むという笑
キジママとチャトランにご飯をあげた後に、どこからともなくニャーと声がすると思ったら、新人のつーちゃんが木々の奥から覗いていました。
警戒心MAXなので、ご飯を置いて離れると食べてくれました。
食べてはこっちを見る、を繰り返すので、食べているうちに「だるまさんがころんだ方式」でジリジリと近づいていったら、2メートルまで近づくことができました!
前は5メートルまで近づくと逃げていたので、ちょっと心を許し始めたかも。。。?
この動画のキジママの顔が、すべてを悟ったお母ちゃんに見えて、我が家で永久保存版になりました笑😽
キジママは、半年前に大怪我をして脇腹に穴が空き、上半身の毛が抜け落ちて、あばら骨がくっつきそうなほど痩せる死地を経験しています。
そこから生還して、悟りを開いたのでしょうね🛕
近々、故・キジと、キジママの写真集を作ろうと思っています。
そして、これを書いている本日1月11日に、本来なら新しい家族となる3にゃんズを迎え入れるハズでした。
しかし、3にゃんママさんが、保護していたワンちゃんが亡くなったため、お葬式で急遽来られなくなりました。
改めて、13日に来てくださることになったため、善(ぜん)くん、哉(ざい)くん、海(しー)くんのお迎えパーティを予定しています😽
記事サムネにもなっているスリーショットは、今日初めて撮れたとのことでインスタグラムにアップされていましたので拝借しています。
しーくんと一緒に写っているうーくんは、もじゃもじゃコンビで仲良くなってきているということで、娘もお迎えしたい空気を出していますが。。。
さすがに4匹は難しいので、諦めてもらいました😅
また、しーくんが幼い頃の愛猫・めいこにとても似ているので、めいこの魂に縁のある魂の子かもしれない、と勝手に思っています。
ちなみに、猫の雄は甘えん坊が多いので、妻がぜんざい兄弟としーくんを「甘すぎるぜんざいとおしるこ」と呼んでいます笑
13日の朝はぜんざいを食べようかなぁと思っています。
3にゃんママさんのワンちゃんのご冥福を祈りつつ。。。
家庭の事情でお迎えできなかった、神社猫たちもいつまでも元気でありますように🐈🐈🐈
<その16 2024年2月15日>神社猫みんな冬を無事に越せそうです
神社猫を見守り隊の活動は週2回ほどしていますが、報告はかなり久しぶりになります。
「あますぎるぜんざい&おしるこチャンネル」の開設と運営がスタートし、もともと無い時間が余計に無くなっています😅
チャンネルで活動動画を投稿しているので、観ていただければ嬉しいです。
動画にあるように、老人ホームには寒い日に暖を取れる車庫があるので、神社猫たちは冬は越していけるでしょう。
この動画撮影の後、車で神社を出た時にみーちゃんが居ました。
老人ホームの職員さんから、3月4日にまめ子の不妊手術を予定していると聞いています。
まめ子のTNRが済めば、次はみーちゃんになると思います。
それでひとまず、神社猫のメスは全員不妊ができたことになります。
ぜんくん、ざいくん、しーくんの保護親であるSさんから聞いた話ですが、まめ子のような力関係が弱い子は、一頭飼いをしてくれる引き取り手を探すのが理想のようです。
お母ちゃんを保護してくれた保護猫カフェ「ぷここん家」にお願いするのはどうか聞いてみましたが、たくさんの猫が居る場所はかえってストレスを与えてしまう可能性があるようですね。
さらに、春になると仔猫が増える影響で、成猫の貰い手を探すのが難しくなるそうです。
うーん、、、まめ子はどうするのが一番なのか。
仲が良い兄妹のサバが居ますので、やっぱり神社で面倒を観ていくのが一番かも知れないとも思います。
まずは3月4日の不妊手術を終えてから、老人ホームの職員さんと考えることになりそうです。
神社猫たちが健康で過ごせることを祈りつつ。。。
まめ子の展望が拓けますように🐈
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