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第17回 大山(2018.11.24)

今回の銭湯部は板橋・大山「カプセルホテルサウナ太陽」。デリカシー欠乏症を患ったしらいし氏がまさかの長期離脱。エースの不在で安定感を欠いた銭湯部はこれからどこへ向かおうとしているのか。師走も近づく大山ハッピーロードに「親戚全員死んだらええねん!」の声が谺する。
(参加者:あくのふどうさん、野球君、札束くん、かもめ君)

「カプセルホテルサウナ太陽」
大山駅至近の男性専用サウナ。温泉を備えた本格的なサウナでありながら3時間1,000円という価格がうれしい。いい感じにくたびれた、しかし清潔感のあるリラックススペースはジハードに明け暮れる銭湯員の憩いの場となっている。

十分ととのった後の1軒目は「魚猫」へ。大山駅は2つの巨大商店街が隣り合う知る人ぞ知る酒場激戦区。そんなエリアでいつ前を通りかかっても多くの人でにぎわっているのがこのお店だ。

「魚猫」
新鮮な魚貝系がメインだが、名物の「鯖カレー」など創作系のメニューも豊富。地元を中心に9店舗を展開するやきとんひなた系列。

「しらいしさんがいないと遠慮なく魚貝が頼めますね!次は白子行きましょう!」などとはしゃいでいたのもつかの間、

「……だらええねん」
「えっ、なんですか?」
「親戚なんて死んだらええんですわ。みんなLINEブロックしてるんですよ

暗い目をした若者が呪詛の言葉を吐き始めたので退店。

「ひだまり」
横浜ベイスターズの元ドラ1投手、那須野巧氏が経営するお好み焼き屋。定番メニューの「元気玉」などお好み焼きのほか、もんじゃも楽しめる。味もさることながら、巨大な壁のような那須野氏のガタイに目を奪われること間違いなし。

知ってます?チョバムアーマー。あれすごいんすよ」
手際よくお好み焼きを焼きながら戦車の装甲について語り続けるアラフィフ。真空地帯のような1時間。

「酎ばっか」
第6回に登場した高田馬場の居酒屋。100種類は超えるであろう多様な焼酎が楽しめる。名物の納豆オムライスを食べに再訪。

何を話したのか、何を食べたのかまったく記憶がないままお開き。
記憶は弾ける。儚くも美しいレモンサワーの泡とともに。


銭湯部にご寄進頂くと、ありがたいご利益(サウナで反社と出会わない、いつ行っても水風呂がちょうどいい温度等)があると言われています