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お箸作り

ジャムコンテストの余談になります。 
市の行事としてフェリアに参加したのですが、あまり予算はもらえないだろうなと思っていました。とはいえコンテストに応募してもらう為に入賞時の“ご褒美”を設定していたのですが、直前になって市からは全くお金が出ないことを知らされました。同じ部署の同僚で少しづつお金を出し合うのだと言うのです。それでは申し訳ないので、コンテストの傍らで小遣い稼ぎに、手作りのお箸を売ることを思いつきました。

いろいろなデザインを試してみました

小学校の夏休み?の課外教室で、”お箸の持ち方教室”が大人気だったので、きっと売れるに違いないと見込んだからです。中華料理屋にもお箸はおいていないので、焼肉に使う串の先をカットし、ヤスリを掛けて作ります。色をどうやって付けるのかだいぶ悩みました。舐めても溶けずに害がなさそうで、かつこの町で手に入る物を探した結果、やっと見つけたのがマニキュアです。家に帰ってから夜な夜な制作に励み、120組ほどができあがりました。

高級品の品揃え

フェリアの会場でマスコミのインタビューを受けた時に、箸の持ち方のデモンストレーションをすると人が集まってきて真剣に見てくれました。おかげ様でこの時に数本売れたのですが、ジャムコンテストの対応で忙しく、結局10組ぐらいしか売ることができませんでした。
販売の件はさておき、お箸のある食文化の魅力は今後もぜひ伝えていきたいと思っています。試しにweb上に紹介するページを作ってみましたので、覗いてみませんか? スペイン語ですが…


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