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ガンジス河でバタフライ

人間を大きく成長させるために、最も手っ取り早いのは《環境を変えること》だと思っている。

目に入るもの、聞こえてくること、身を置く場所が変われば、そこで生き抜くために必死になって学ぼうとするし、変わろうとする。

いつか出来るようになりたいな
などという、ぬるま湯のような状態から脱するには、
変わらなければ生きていけない環境に身を置けば良い。

それに際し「海外の一人旅」ほど適したものは無いと思う。

言葉が通じない
知り合いもいない
社会のルールがわからない

そんな場所に飛び込んでみて、わずか1週間でも過ごしてみれば、変わり映えしない日常では決して得られない刺激や成長を手に入れることができる。


世界一安全な国に生きる私たちの多くは、長い歴史と先人たちの努力によって与えられている、どんなことにも挑戦できる環境に苦しみ、自身の未来を想像することに辟易してしまっている。

与えられることに慣れすぎだ。
無いものは自分で手に入れるのが、生物としての本能だろう。


やりたいことが見つからない
欲しいものがない

無欲であることを良しとする教えも多方あるが、そんな高尚な話ではなく、単純に自分自身や未来に対してギブアップしているだけだ。

~ 自分の可能性を信じない奴に、努力する資格などない ~

僕の好きな言葉です。


本書の中身から随分逸れた話になりましたが、旅が人を変えてくれる様子をまざまざと感じさせてくれる素敵な本でした💡

2022年 50冊読書 27冊目📚


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