📘30_365冊目📘

最速で10倍の結果を出す ”他力思考”
小林　征弥

「自分で頑張る人ほど、貧乏暇なしで不幸な人生に陥ってしまう現実」
「 ”自力思考” から ”他力思考” へ変えることで、”圧倒的短期間”で結果を出す」

昔買って、一度読んだ本。
面白かったから、手元に置いていた。
久しぶりに読み返してみて、今の自分に足りないもの、見直すべきポイントに気付けた。

そして、最近少しずつ歯車が好転し始めた理由もわかった💡

もっともっと、周囲を頼ろう。
自分の力だけで進める距離など、ごく僅か。
みんなで遠くに行った方が、絶対に面白い🌈

そのために、何が必要か。
どんな自分であるべきか。

もし、やることが多くて、頭を抱えている状況の方がいるなら、全て差し置いて、この本を読んでみてほしい❣️
きっと、あなたの助けになる1冊だから🌟

【メモ】
○自力思考の７つの特徴
　１）自分の頭を使う ⇨ 自分だけでアイデアを考えて行き詰まる
　２）自分の時間を使う ⇨ 自分の時間だけ使って、休みが無くなる
　３）自分のお金を使う ⇨ 自分の予算内で小さなことをやる
　４）自分の手足を使う ⇨ 誰かの代行業務で忙殺される
　５）自分のエネルギーを使う ⇨ 自分でなんとか頑張り、疲れ果てる
　６）自分の人脈を使う ⇨ 毎日同じ人たちと触れ、新しい出会いやチャンスが無い
　７）自分のモノを使う ⇨ 仕事のツールは自分で購入。古くなったら買い換える

○他力思考の７つの特徴
　１）人の頭を使う ⇨ 自分の頭だけでなく、成功者の知恵を借りる
　２）人の時間を使う ⇨ ブログやyoutubeで発信し、相手の時間で価値提供をする
　３）人のお金を使う ⇨ 採用、教育にお金を使わず、コミュニティメンバーから受講料を受け取り、自立型組織へ変換していく
　４）人の手足を使う ⇨ 代行型から教育型へ切り替え、自分の手足は使わない
　５）人のエネルギーを使う ⇨ 成功者の自信を借りて、新しい挑戦をする
　６）人の人脈を使う ⇨ 影響力のある人からキーマンを紹介してもらう
　７）人のモノを使う ⇨ 書籍は信頼できる先輩から “あえて” 借りる。仕事ソフトはgoogleの無料ソフトを使う。

☆嫌いなこと、苦手なことは全部他人に任せればいい❗️

○とにかく成功者からアイデアと人脈を吸い取れ。
　成功者にとって、必要な存在に自分がなった時、上のステージに立たせてもらうことができる。

☆自分の頭で考えるは「過去の延長線上」で答えを出そうとしていることなので、現状を打破するビッグアイデアは生まれにくい。
信頼できる他人の力を最大限借りて、大きな成果をあげよう。

１、 なぜ、頑張れば頑張るほど、成功が遠のいていくのか？
○自分を資源にした活動は、自分をすり減らすことになるので、ストレスを抱え、どこかに歪みが生じる。
得られる成果ももちろんあるが、同時に発生する障害が周囲との軋轢や自身の健康にトラブルを起こし、成功から遠ざかっていく。

◆他力が使えない ”4つ” のタイプ◆
１、「頑張り屋タイプ」
全てを自分が引き受けてしまい、大きな成果に変えることができない。
新しい発想が生まれる場面を設計できず、自身の資源を消費していくばかり。
他人に相談ができず、全て自分で片付けてしまう。
“頑張り屋タイプ” の処方箋
誰かが力を貸してくれる場面では、全力で甘え、最大限のありがとうを伝える。

２、「競争心旺盛タイプ」
周囲を打ち負かすことが目的になってしまっている場合、自ずと周囲から人は遠ざかっていく。
一人で孤独な反省会をするより、みんなで残念会をした方が楽しめる✨
“競争心旺盛タイプ” の処方箋
目的と手段を一緒にしない

３、「八方美人タイプ」
誰からも好かれようとした結果、自分自身の軸がなくなり、嘘や誤魔化しが塗り重なっていく。
“八方美人タイプ” の処方箋
目先のメリットだけで、人と付き合わない
嫌いな人との連絡は “既読スルー” でOK
そうすれば、自然と人間関係は消滅していく

４、「チェック魔タイプ」
何事においても、全て確認し、周囲を信頼できないタイプ
部下や周囲は疲弊し、自分で判断することをやめ、組織は衰退の一途を辿る。

☆多くの成功者は、自力が秀でているわけではなく、他力を使うことに秀でているから成功している

○目的を明確に持ち、最も効率よく、短時間で辿り着ける手段を選ぼう

○自力で頑張る人が出せる力は<１馬力>、他力を100人分合わせれば<100馬力>
⇨自分のコンテンツ、サービスを “膨らませる” 方法を常に考えよう。

○他力思考で “チーム” を編成し、自分のやらないことをやってくれる仲間を作って、自分のパフォーマンスが最大限上がる状況を作ろう。

○自力思考型教育を受け続けると “やりたいこと” ではなく “やるべきこと” ばかりに目を向けるようになってしまい、自分の好奇心やワクワクに目を背けてしまう。

○ ”競争” ではなく ”共創”

○想定以下の結果になるか、想像を超える未来を迎えるか？
自分の力だけで成果を求めると、自分の想像を超える成果に辿り着くことはない。
たくさんの仲間の力を集めて、自分の想像を超える未来を現実にしていこう。

○「労働者マインド」と「統治者マインド」
自力思考は他人の問題解決に忙しく、他力思考は自分の掲げたビジョンに人を巻き込む。
野心を持ったビジョンに人は集まる。
自力と他力の掛け算で、自分の想像し得ない成功体験を手に入れよう！

２、 自分を超えた夢が手に入る。他力思考の７つの手法
　○目標設定をする時までに、手段を知っている必要はない
　⇨「目的」「目標」「手段」の３つを分類して考える
　「目的」⇨ 最終的に達成したいゴール
　「目標」⇨ 目的の達成基準（定量的なもの）
　「手段」⇨ 目標達成の方法
　
☆目的は “自分” で決める！目標や手段は、他力をうまく利用する

○他力思考とは ”思いの連鎖” である
　⇨ 周囲への “感謝” と “尊敬” を忘れず、信頼し合える仲間を持とう。

☆他力思考　７つの技法
１）成功者の頭を使う
　⇨成功者の知恵を学び、気慣れない服でも “成功者の様に振る舞う”
　「質問力」と「検索力」を上げろ
　 人間関係は貸し借りで成り立っているので、まずは相手の欲しがるものを差し出せ

　「パーソナルメディア」を持つこと
　⇨ 自分自身のアイデンティティを発信する
　　 自分に専門性がないなら、専門性を持つ誰かを調べ上げて、発信すれば良い
　⇨学びを実行し、結果をフィードバックすることが、メンターへのお礼につながる
　⇨ライバルと仲良くなり、情報をシェアし、お互いに高い場所へ登っていけ

２）人の時間を使え
⇨１日<24時間>は、誰にとっても同じなので、自分の力だけでは限界がある
　　他人が自分に時間を使ってくれるようなツール、コンテンツを発信する
　⇨苦手なことを他人に任せることで、自分を磨く時間が生まれ、自分の市場価値を高めることができる
○現在時間をお金に変えず、他人時間、過去時間をお金に変える
　⇨ストック型のコンテンツを作成し、半永久的にお金を生み出す仕組みを設計する

３）人のお金を使う
⇨お金があるから夢が叶うのではなく、夢があるからお金が集まってくる
　○信頼関係がない間柄こそ、お金の価値は高まり、距離を詰めることはできない。
　　もし、信頼関係を築きたい相手がいるなら、まずはお金の障壁を、自分が壊してしまえ
⇨逆に、信頼関係が構築されていない環境下で、お金のブロックを外した行動を取ると、相手には不信感や猜疑心を与えてしまうので、要注意。
⇨その人の力とは、自分が全てを失った時に助けてくれる人の数である。
本当に困った時に相談し、助けてくれる信頼の置ける人を増やすため、自分に余裕がある時は、”与え続けよう“
「有言実行」こそ、信頼される人の共通項

４）人の手足を使う
○自分の手足を使うと ”移動の自由が無い” ”チャンスを掴めない”
⇨ 金持ちは仕組みを作り、貧乏人は仕組みの中で働く

○ ”やりたいこと” ＊ “得意なこと” に特化して、一点突破する
⇨ 最短で自分の市場価値を最も上げる方法を考え、そこで突き抜けろ

○ほんの少し、多めに払っておくことで、相手からの信頼を得ることが出来る
※人に任せるのが苦手な人は、意図的に仕事から離れる時間や環境を作る
⇨それでもチームが回るのであれば、それはチームにとって大きな成長である

○人を動かすには、相手の「好き＊メリット」にアクセスする
⇨ 相手の好きなことを把握し、そのスキルを使って得られるメリットを具体的に見せ　てあげることで、能動的にチームへ参加し、パフォーマンスは向上する

５）人のエネルギーを使う
○目標達成率は「目標達成を願う人の数」＊「想いの強さ」で決まる
⇨ どちらも必要であり、偏りすぎないように。
　 どちらかが伸びない時期は、もう片方を刺激してあげれば良い。

○ ”コミットメント” して、自分を奮い立たせる
⇨ 期日や数値に関して、誰かに伝えることで、自身の襟を正し、追い込む
　 秘密や想いを共有してくれる仲間の力で、自身が活動できていると捉える

○自分の能力をはるかに超えた壮大な夢を掲げることで、沢山のサポーターが現れる

○未来の自分と約束し、そこに向かっていくプロセスを立て、実行する

○運のいい人と一緒にいる

○自分自身が良いエネルギーを出していれば “類は友を呼ぶ” ので、周囲に良い波動の人間が集まってくる

６）人の人脈を使う
○友達の友達は、<友達>
⇨信頼のある人から紹介してもらえる人材になれば、人脈は加速度的に広がっていく

○誰から紹介されるかで、あなたの印象は決まる。
⇨紹介者の信頼を担保に自分という人間の第一印象は決まってくる
「口コミより強い広告は無い」

○紹介された相手とは、結果が出るまで付き合い続ける覚悟を持て
⇨紹介を不義理にしてしまったときに、その場所で生き続けることはとても大変
　信頼ほどとりかえせない価値はない

○自分を紹介するページや動画を作っておけ
⇨初対面の人間に対して、人は必ず心のブロックを持っている。
　何者かわからない人間の進める商品を買ってくれるほど、人は困っていない。

○人脈はすぐにお金に変えようとしない
⇨余裕がないと、すぐに結果を求めてしまい、小さな利益しか得られず、信頼を失う。
常に誰かに何かを貸している状態の方が、心の余裕があり、引き出せる信用残高は複利的に増えていく。

７）人のモノを使う
○所有欲を手放した瞬間に、人は多くの喪男を手に入れることができる。
⇨時代は ”所有” から ”共有” へ移行している。
自分だけで独占をせず、貸し借りがいつでも行える思考で全ての物事を判断し、自身のスキルや情報をどんどんシェアしよう。

◆他力思考を使って「最短・最速で1億円プレイヤーになった方法を教えます！」
　商品：高額＊長期継続＊大人数がリピートする単品商品を持つこと
　戦略：接近戦で高額商品を販売する仕組みを作ること
　継続：ノウハウだけでなく、ツールとコミュニティに投資し、顧客価値を上げ、お客様に継続してもらうこと
　出版：出版を通じて、知的意識の高い人たちに認知してもらうこと
　チーム：集客と売り上げを追求するマーケティング責任者とセールス責任者、顧客満足と継続を追求するカスタマーサクセス責任者をチームに入れること
　会計：優秀な税理士を雇い、ガラス張り会計にすること

【年間100億円の問題解決をしたい】
○100億円の売り上げを上げる組織を作るのでは無く、1億円の問題を解決できる会社や個人を100人集めて、みんなで問題を解決する方が、達成確率は高い。

☆他力思考とは、「もらうのではなく借りている」と考えること。
　必ず “恩返し” をすること。

☆他力思考を支えるのは、たくさんの他力思考を活用するための “自力”
　⇨自分の価値をあげて、たくさんの方の役に立つ
☆他力を最大限活用使わせてもらい、最後は自分が何とかするという “覚悟”

◆人生に役立つ他力思考を磨く５つのステップ
　１）自分だけでは到底達成できない大きな夢を描く
　※What（夢・目標）とHow（方法・計画）は一緒に考えない

　２）自分の不得意に降参する
　何がなんでも克服してやろうと考えると、得意を伸ばす時間が無くなる。
　降参して、穴を作れば、そこにハマる人材は必ず見つかる

　３）他人が真似できない “得意” に磨きをかける
　「数値化された結果」は他人が真似ることは出来ない

　４）好きな人とだけ付き合う
　自分のワクワクが高まる人とだけ付き合う。
　自分と波長が合わない人とは、最低限の付き合いとして、感情の回路をオフにする

　５）自分の持っていない強みを持っている人と組む
　人間関係は “貸し借り” で成り立っている
　長期的なスパンで見て、相乗効果を与え続けられる人とチームを組もう