invideo AIの特徴を調べてみた

ゼンリン東海の馬場です。

文章による指示から動画を作成してくれる
invideo AIというサービスを使用して特徴を調べてみました。

今回は生成が難しそうな
・ピタゴラ装置全体を
・固定視点で撮影した
・30秒程度の長さ
の動画を作成させてみました。

プロンプトを作成してくれるChatGPT - Video AIというGPTsを使用し、
修正を入れながら何回か動画を作成させてみました。
以下が実際に作成した動画になります。

数秒程度の短い動画をつなぎ合わせたような形式になってしまったほか、
別々に生成した動画で全く同じシーンが含まれているように見えました。

調べてみると、動画の透かしにあるiStock、Storyblocksはどちらも
素材販売サイトの名称であることが分かりました。
また、BGMについてもYouTubeという記載がありましたので、
このサービスは、新規の動画を生成するのではなく、
素材を組み合わせて動画を作成している可能性が高そうです。

設定されていたBGM

Soraのような動画そのものを生成するAIと比較すると、
既存の素材を使用しているため、
不自然な映像が出力されにくいという利点があります。
加えて、(恐らく)権利周りをクリアした素材を使用していることから、
生成AIによくある著作権周りのリスクを抑えられる可能性が高いでしょう。

文章から動画を生成する場合は、解説動画のようなイメージ映像を流す用途での利用が適していると考えられます。


この記事が参加している募集