振付師インタビュー⑤ JAZZ【まや】
“挑戦”に目を輝かせるフレッシュフェイスの邁進。
その根源にあるものとは
◆踊る事が日常にあるのが普通の感覚
ーーダンスを始めたきっかけは?
幼稚園の年中さんの時にはJAZZダンスを始めていました。
教室に通っていて。その頃から踊る事が日常にあるのが普通の感覚でした。高校生の時も部活ではなく教室でJAZZダンスを続けていました。
大学生になって、esに入ったんですが自分の周りの仲間は大学に入ってダンスサークルに入るっていうのが普通の流れだったので私も何も迷わず入りました。ダンスをしないっていう選択肢は自分の中には全くなかったので。
ーーesではどんなジャンルを?
2年生まではLOCKをやっていました。これまでずっとJAZZだったので何か違うものに触れたくて。2年生の時に矢上祭でJAZZの作品を創作しました。
ーー心に残ってるステージは?
3年生の時の三田祭ですね。
シアタJAZZを創作したんですが、世界観とか振りの感じとかその時の自分の感受性でやりたい!というものを全て詰め込みました。
出しきった!っという感覚をすごく鮮明に覚えています。
◆社会人になって初めてダンスから離れた・・・
社会人になってから、実はダンスはしばらくやめるつもりでいたんです・・・。
アパレル職なので土日休みではないし、新しい事だらけで2つの事に100%になれる自信がありませんでした。
その一方で今までダンスしかしてこなかった自分からダンスをとってしまったらどうなるんだろうという不安もあったんです。
ZENONの話を頂いて、正直凄く迷って・・・
でも少しずつ仕事にも慣れて仕事の息抜きにダンスをすればいいんじゃないかって思えるようになって。
そしたらだんだん、ダンスと仕事と一生懸命になれるものが2つあるからこそやっていける、って感じるようになって。
それで今回も振り付けの話を受けました。
◆仕事とダンスの両立。1人での大舞台での振り付け。
“挑戦”に満ちているからこそワクワク
大舞台、大人数での公演の振り付けは連盟以来です。
でもあの時はチームで創作してたので今回は自分にとっては新しい「挑戦」です。
でも仕事とダンスの両立に慣れている人はいないと思うし、自分も含めみんなと挑戦出来る事、新しい人に出会える事、全てに今はドキドキ・ワクワクしています。
ーーどういう人と踊りたいですか?
本当に誰でもウェルカム体制。JAZZだと思わないで欲しいです。
今回の曲の構想は、走り回って、無邪気な感じを曲で表現しようと思っています。かっこつける、というよりはわちゃわちゃ楽しい雰囲気の曲にするつもりです。
とにかく私にとっても挑戦なので、一緒に挑戦していきたい。
一緒に頑張り、楽しめる、そんな曲にしていきたいです。