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M9 POP 【NAOKO&SHOGO】


ーーお二人は第3回ZENON公演「子ノ刻」(2015年)では、
尚子さんは振付師として、翔吾さんは執行部としても携わっていらっしゃいましたが、今回も創作側として振付師を引き受けていただいた理由は何でしょうか。

翔吾:
断る理由はなかった、というのが率直なところです。力不足だと思うけど、声かけてもらったからにはやらせていただこう、という。
ただ前回公演とZENON LIVE(2017年)と続けて創られていた修平さん尚子さんのあとを1人でやるには荷が重いので、尚子さんにも声をかけました。
ダンサーとしても出ようとは思ってはいました。ZENONは40くらいまででたいですね。

尚子:
公演自体には出るつもりではいて、振り付けはどんどん後輩たちがやっていってくれたらいいな、と考えていました。
でも翔吾に声かけてもらって、やるって言ったから、そんな翔吾のアシストができればいいなと思い、引き受けました。


ーー尚子さんは第3、4回公演と、2回連続振り付けになりますね。

尚子:
下の代にパスできる機会になればいいなと思っていて、そのあたりも翔吾と一緒にやっていきたいです。


ーーずばり、お二人にとってZENONとは?

尚子:
めっちゃお酒飲める人たち(笑)。
というのもあるけど、やっぱり同じバックグラウンド持っている人たちと踊るのは楽で楽しいと思います。
ダンスは最高の趣味として続けていきたいと思う中で、普通ダンサー同士でここまでバックグラウンドが同じことってなかなかないので。
そういう意味でもZENONは、気の置けない仲間たち、という感じですね。

翔吾:
寂しがり屋なところもあるので、こうやってみんなと楽しく話したり、会える機会が増える場でいいなあと思いますね。

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ーー今後もZENONには出続けたいですか?

尚子&翔吾:
体に無理のない(笑)、負担の少ない範囲で続けていきたいですね。


ーー今回の公演テーマにもなっていますが、お二人にとってZENONは"人生を豊かにする無駄遣い”に当てはまりますか?

尚子:
社会人になってから自分の時間を費やしているから、言い方変えれば「素敵な無駄遣い」ではあるけど、無駄だと思ってはやってないですね。
無駄遣いっていうとネガティブに聞こえちゃうけど、無駄だったらやらないと思います。
皆が楽しめるように、曲が良くなるようにダンス続けたり、誰かのためになるよう、という意味でZENONの活動には関わりたいですね。

翔吾:
ZENONとダンスはイコールではないと思っていて。
ZENONは「場」を提供してくれているけど、俺の場合はダンスは「趣味」だから、人のつながりも増えるし、この歳になると重要な運動でもあります。(笑)
そういう意味では豊かになっていますね。
踊ってて楽しいからやっているし、「豊か」だと思ってる時点で、無駄ではないですかね。


ーーダンスを通して、今後どうなりたいですか。

尚子:もっと上手くなりたい!

翔吾:ZENONに限らず、いろんな人と関わりたいと思っています。
「豊か」にするのって人とのコミュニケーションだと思っているから、それが増えるのはいいことなんじゃないかなと思います。
このままZENONに出続ければ、若い下の代とも関わることができて新しい考えにも触れることができるので、新鮮ですね!