共働きな我が家の食卓の9割は“作り置き”
我が家は今、2歳の子ども1人を抱えるフルタイム共働き夫婦です。
子どもが生まれて生活スタイルはガラリと変わりました。その中で子供が生まれる前から続けてきたことが一つだけあります。
それが週末の“1週間分の食事の作り置き”です。
作り置きのお陰で、家に帰ったらご飯の用意は2歳の子どもの相手をしながらでも食器にだしてチンでせいぜい15分。週末は夫と分担しつつ大体2時間から3時間で5~10品をがっと作ります。あとは余裕のある平日に炒め物をやることもありますが、それも多めに作って別日にも食べる感じです。
作り置きを始めた理由
夫婦共に美味しいものを食べることがなによりも楽しみでもあり、【美味しいごはんを毎日食べる】は外せない。でも、ハードワーカーだった私と夫。【平日の晩ごはんをとにかくラクに】したかった。
毎日食べ歩くのは、経済的にも身体にも良くないだろうということで、自炊したい。けど、、、と行き着いたのが作り置きでした。
今でこそ習慣化したので、週末家事としてこなせるようになってきましたが、はじめは試行錯誤の連続。
平日の夜がとにかくラク!ということで続けてこれています。
作り置きという言葉は知っていたものの、やってみようと思えたのは書籍「つくおき」に出会ったからでした。
つくおきのサイトはこちら⇒ https://cookien.com/
それまで、作り置きのイメージは、ベテランの主婦が品数の多い素敵な晩ごはんのためにやる高度な技でした。この本はレシピだけでなく、「いかにシステマチックに食事を作るか」が書いてあり、作り置き=時短のための段取り自炊法というイメージに変わりました。伝え方ってホント大切。サイトも見やすいのでやる気が出ます。
我が家の作り置き事情
子供が生まれる前からやっていたこの習慣。子供が生まれてから、この週末作り置き習慣に助けられました。とはいえ、作り置きの仕方や作るもの、段取りなど結構変化してきましたが。
今では土曜のAMまとめて買い物(主に夫担当)と出汁をとる&献立検討(主に私担当)→土曜PMと日曜PMに調理というのが土日の流れです。
①献立をパターン化する
季節によって材料も変わるのですが、我が家のスタメンは以下の通り。2歳の息子も食べられるものが中心です。
・小松菜としめじの煮浸し(ほぼ毎週)
・もやしのナムル(ほぼ毎週)
・乾物料理(ひじき煮か切り干し大根煮か)
・春雨料理(韓国風チャプチェ、和風炒め、中華風サラダのどれか)
・ナスの揚げ浸し(和風か南蛮か)
・肉料理(野菜炒め系:青椒肉絲や回鍋肉等)
作り置きで味が染みてよりおいしくなる料理もあり、少しずつスタメンが増えてきた感じです。こうなると、ある程度献立がパターン化できるので、献立作りの時間もかなり時短に。
②野菜だけ刻んでおく。ゆでておく。
「包丁とまな板を出す&洗う」これをまとまってできるのが作り置きのいいところ。完成料理までできなくても、野菜類は根菜は刻んでおく、葉物野菜はゆでて食べやすい形で冷凍、ネギは刻んでおく等、包丁とまな板は平日に極力使わなくていいようにします。それだけで結構平日ご飯の負担は減ります。今はブロッコリー、ホウレンソウ、刻みオクラは全て息子用としてゆでておいて1回分ずつに小分けして冷凍。そうすると大人ご飯で息子が食べられるものがない時にチンして和えるだけで胡麻和えやおかか和えで一品に。
③メイン肉料理は下味をつけておくだけで自家製ミールキットになる。
メイン料理は下味付けておき、平日食ベル前にオーブンかグリルにセット。他のおかずを食べている間に焼けるので食卓にだすだけ。熱々ジューシーで出来立てを食べられるのに週末も平日も手間が最小限になります。おすすめは液体塩こうじ。鶏もも肉をビニール袋に入れて小さじ1杯の液体塩こうじ入れてモミモミして翌日以降に焼くだけで、ビックリするほど美味しい鶏肉が焼けます。後は味噌漬けとか照り焼きのたれにつけておくとか。鶏肉だけじゃなく、豚こま肉も玉ねぎのくし切りと一緒に生姜焼きのたれに入れておいて、あとはフライパンでジュージュー。自家製ミールキットですね。
★作り置きはこんな人におすすめ
・できれば自炊したいけど忙しい人
・帰宅後すぐご飯を食べたい人
・平日の洗い物を減らしたい人
・1週間に2回以上同じものを食べるのが平気な人
・ほんとは毎日手料理したいけどまとまった時間のとれないワーママ
・お弁当を持っていきたいと思っている人
平日の洗い物は食器だけ。ワンプレートにしちゃえば更にラクチン!今はできていませんが、一時期お昼も作り置きから詰めて持っていくだけのお弁当をしていました。夏場は傷みやすいのでちょっと不安ですが、これから寒くなる季節は作り置き始めるの、おススメです!
▼ちなみに、つくおき本は漫画にもなっています
つくおき生活 週末まとめて作り置きレシピ 1 (バンブーコミックス タタン)著:仁茂田あい
ストーリーは、ブラック企業勤めの主人公(男の子)が作り置きレシピで自炊をするというもの。グルメ漫画的にも十分読めますが、レシピも載っているので料理本じゃ、やる気がでない・・・という方に凄くおすすめです。作り置き生活の良さがとても伝わってくる内容で、レシピ本⇒漫画という流れは”伝え方の工夫”としても、すごく面白いなーと思ったりしました。
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