なんだかジェフユナイテッド千葉が連勝中ということで

 なんだかジェフユナイテッド千葉が連勝中という事を聞いて注目している。
 私はJリーグのチームを市原市に!という署名活動を三井サッカークラブに所属している時にやっていた世代なのでジェフの事を我が子の様に思っている。
 ラオックスでパソコンを物色中のリティに話しかけたり。姉ヶ崎の練習場からチャリで帰宅する崔龍洙にハイタッチを求めたり。自分がフットサルをやっている時に金網にもたれかかってフットサルを見ているオシムを見て足が震えた。
 Jリーグができてオシムが来てJ2に落ちてもがいている間に試合を観るのを辞めた。オーナーに言いたい、もっと金をかけてくれ。ずっと欲しいと思っているユニホームはリーグ優勝の星が付いたら買うと決めている。だから持っていない。
 そんなジェフが今年はついにJ1に行けるかも(何回目かなコレ)という話を風の噂で聴いて色々と調べてみた。
 まだ試合を観た事がないので何がどうして強いのかはわからない、ただ坂本 將貴がヘッドコーチだという事がとても嬉しかった。オシムチルドレンとして有名な選手が何人かいると思う、だけどオシムが監督をしたホームゲーム全てを観てきた私から言わせてもらえば坂本選手こそオシムチルドレンだ!
 阿部、佐藤、羽生は皆んなが思うオシムチルドレンだけれど坂本選手を愛してやまない。彼はオシムサッカーのキーパーソンであると言い切れる。
 ユニバーシアードのトップ下の選手らしい。これは坂本選手がトップチームで初めてレギュラーで試合に出た時に私が知っていた情報だ。だか試合では右サイドバックだった。
 坂本選手はチーム最高の選手を置きがちな相手の左ウイングの選手をことごとく抑えた。しかもスタミナがあるので攻撃の時はタイミングを見てオーバーラップを仕掛ける。当時J1最高のウイングのひとりであった三都主に仕事をさせなかった。左右の足でそこそこのボールが蹴れて、身体が強く、スタミナもあった。状況に応じてポジションをとりオシムの基本マンツーマンの守備を完成させていた。
 時にはコーナーキックを左足で蹴ってみたり。凄いアシストを決めてみたり。忘れた頃に活躍する面白い選手だった。
 そして私は坂本選手からただならぬファイティングスピリットを感じていた。その気持ちの入ったプレーはチームに浸透し、オシムサッカーを完成させたのだと思っている。オシムサッカーはスタミナ勝負みたいな所もあった、前半から飛ばしまくって後半に走り勝つ。そんなサッカーを体現していたのは坂本選手だった。頭の良い、水を運ぶ選手をサイドに持ってきているあたりオシム監督は当時からやっている事が早かった。
 坂本選手と一緒にJ1に上がる姿が観たいと思った。頑張れ隊長!

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