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ツノガエルの購入について

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今回はツノガエルの購入に関することを書いてみたいと思います。

大切なペットとして、ツノガエルを家に迎える訳ですから、ツノガエルの購入に際しては慎重になりたいものです。

オーソドックスにツノガエルを購入する場合は、爬虫類・両生類専門店で購入することになると思います。
そこで店員にツノガエルの飼育方法を色々聞くと思うのですが、私の経験上、この専門店の店員というのが、なかなか当てになりません。

私の場合なのですが、飼育ケースはどのようなものがいいかと店員に聞くと、ライトのついた丸型のケースを勧められました。
ツノガエルを初めて購入する私は、なんの予備知識もないので、その店員の勧めるままにそのケースを購入しました。

それからしばらくすると、購入したベルツノガエルは、乾燥したケースの中でひからびて死んでいました(汗)
ツノガエルをはじめとする両生類を飼育するには、ライトは必要ないのです。むしろ熱によって乾燥を引き起こしてしまうライトは、避けるべきと言えるでしょう。

この件は私の知識不足が招いた悲劇とも言えますが、同時に私の中に専門店の店員に対する不信感が植え付けられました。特にチェーンで展開している専門店の中には、売上重視で丁寧な説明もないまま生体を購入させてしまう店もあります。

私は一年ぐらい前に、あるチェーン展開している専門店で、バジェットガエルを購入したのですが、その際に誓約書を書かされました。
これは生体を購入した後に購入者からのクレームなどを防ぐためのものだと思いますが、ここまでされるのなら購入する際には、飼育方法に関して分からない点や、疑問点は納得のいくまで聞いた方がいいと思います。

逆に個人で経営している専門店のオーナーなどのほうが、仲良くなったりすると飼育の相談に乗ってくれたり、飼育における問題が発生すると解決策を教えてくれたりするものです。

また今は、まさにネットにおける情報化社会なので、検索をすればツノガエルに関する飼育方法もたくさん出てくると思います。
しかし、ネットにおける情報は玉石混交といったところなので、その中で何が有力な情報であるのかを見極める必要があると思います。

専門店のツノガエルコーナーに行くと、さまざまなツノガエルが並んでいることと思います。ベルツノガエル、クランウェルでもペパーミントなどの緑を中心にした個体もいれば、アルビノ、茶色系統の個体。最近ではブラジルツノガエルも定番になってきました。

以前はそういったツノガエルの中で、目をつぶっている個体がいると、何か体調が悪いのではないかと思っていましたが、長年ツノガエルを飼っている経験からすると、逆にあれはかなりリラックスモードに入っているのではないかと思っています。
うちで飼っているクランウェルの勝新も瞑想モードに入っている状態から、給餌をするためにケースの蓋を開けたりしているうちに目を開けて、ピンセットで餌を目の前に持っていくと旺盛に捕食してくれます。

少し話がずれてしまいました。
専門店でツノガエルを購入する以外にも、購入の方法はあって、それは有名なツノガエルのブリーダーのサイトから通販で購入するというものです。
通販で購入すると事前の説明や、アフターフォローが心配だと思うかもしれませんが、そこはツノガエルを専門に販売しているだけのことはあって、サイトで飼育方法を説明していますし、メールでの事前の問い合わせや、サイトにおいてツノガエルの飼育に関する掲示板などもあります。

下手な専門店で購入するよりも、私はこちらの方が頼りになったり、飼育に関する有力な情報を得ることができると思います。

さらに現在は、ネット通販が発達したおかげ、また国内におけるブリーダーが多くなったこともあって、かなりのクオリティーのツノガエルを安価に求めやすくなりました。

その購入方法の一つがヤフオクにおける購入です。
ヤフオクを開いて、「ツノガエル」と検索してみると、かなりの数のツノガエルが出品されています。それこそ二千円台で出品されているペパーミントツノガエルから、四万円台するミュータントツノガエルまでさまざまです。

ベルツノとバジェットをかけ合わせたベルジェットガエルや、クランウェルとバジェットをかけたクラジェットなどの変わり種も出品されています(専門店でベルジェットを見た時は、本当に衝撃的でした)。

私が飼っている勝新も、実はヤフオクで購入しました。他に入札する人はいなかったのですが、六千円ぐらいで落札することができたと記憶しています。

ヤフオクの場合は生きた個体そのものを見て購入することはできないのですが、専門店に並んでいる個体よりも、はるかに多い個体を見比べて購入できるので、より自分好みのツノガエルを購入することはできると思います。

そういったツノガエルの中でも、最近はブラジルツノガエルの流通が増えてきたのに対して、以前は頻繁に見かけたファンタジーツノガエルを、ほぼ見かけなくなってきたのは残念です。

ファンタジーツノガエルは、アマゾンツノガエルとクランウェルを掛け合わせた種類で、アマゾンの持つ格好良さとクランウェルの持つ飼いやすさと言ういいところ取りの種類だったのですが。

私が勝新を購入した出品者は、かなりこだわった個体を出品している方で、何年か前に「種親にワイルドアマゾンを使用したファンタジーツノガエル」を出品していたのですが、今思えばその時に入札しておけばよかったと思っています。

それ以来私はスマホで、その出品者の方とミュータントツノガエルを中心に出品している方が、どのような個体を出品しているかチェックするのが日課になっています。

願わくば、ファンタジーツノガエルをもう一度。

しかし、ヤフオクでのツノガエル購入は、多くの出品者がノークレーム、ノーリターンでの取引を原則としているので、購入に関してはツノガエルに関する予備知識を事前に知っておくか、二匹目、三匹目の購入に利用するといいと思います。

取り止めのない文章になってしまいましたが、今回はツノガエルの購入に関するあれこれを書いてみました。


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