真犯人フラグがつまらない!?

まぁ、昔っからヒットドラマって・・・

時代劇も・・・青春ドラマも・・・刑事ドラマも・・・恋愛ドラマも・・・

みんなみんなそうなんだけど・・・

「こうやっとけば面白いんでしょ!」(by 作者)みたいな感じがたまらなく腹立たしいのです。

あな番の時も同様の理由でつまらなかったし駄作だと思ったけど、この二匹目のドジョウである真犯人フラグではさらに「視聴者をバカ扱い」しているような感じがしちゃって嫌悪感すら感じるのです。

確かに推理ドラマって配役で犯人が分かってしまったり、途中で犯人が分かってしまったり・・・という欠点があった訳ですが、これに対して三谷幸喜さんは「古畑任三郎」で、例えば刑事コロンボの真似だとしても、冒頭に犯人が分かっていても最後まで見せる・・・いや魅せるかけひきやドラマ性という答えを出した訳です。

これに対して秋元康さんは誰もが犯人であり得る、例えば主役の西島秀俊さんであってもそこは例外じゃないくらいの描き方をして、この人が犯人か?と思わせるカットを入れて陳腐な理由で回収して、又別のまさかこの人が?みたいなシーンを入れる。

しかし、犯人が最後まで分からない以外は何もないドラマに見えてしまい、しかも犯人が分からないからって「推理」する楽しさも皆無に見えてしまいます。

YouTubeにはあな番同様、予想しているチャンネルが上がっているし理由も話しているらしいけど、正直くじみたいなもので、予想でも何でもなく、当たったところでそれはたまたまでしかない。

つまり最後まで犯人が分からない面白さを追求しすぎた結果、視聴者の推理を裏切る事が目的になってしまい、そもそも推理が意味をなさない作りになってしまったんじゃないかと思うのです。

そうなるとあざとさだけが浮いてきてしまって、一言で言うと不愉快なだけのドラマなのです。


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