夏のレジャー、自己責任論

自己責任ですよ、台風が来ているのに釣りをしたり、海水浴に行ったり、山に登ったりね。

でも、だから助けないってこととイコールではないと思いますよ。

特別用事もないのにドライブに行って、事故にあったとしましょう。

パトカーも来れば救急車も来れば、火災の恐れがあれば消防車も来ますよ。

年間、多くの交通事故があって、死亡事故も多いのです。

しかもお盆中とかゴールデンウィーク中とか、多くのサンデードライバーが走っていて、事故も一段と多いのです。

そんな事分かっていてドライブに行くのです。


確かに、危険だから行くなと言っているのに、サーフィンなんかに行く方が悪いという気持ちは分かります。

趣味だからって雪山なんかに登るんだから覚悟して行けってのもわかります。

でも、どんな場合でも助けることを怠る訳にはいかないのが国家なんだと思うのです。

自己責任論ってのは、以前イラクで人質事件があった頃から盛んに言われだして、その時にもブログに書きました。

理屈が通らなくても、国は国民の生命財産を基本的には守るのです。

小島慶子が言うように、「"自己責任"という言葉は他人を責めるためにあるのではなく、自分を守るためにある言葉だ。誰かを責めたり、"こんなやつに同情する価値はない"と非難したりするための言葉ではない」という事なんだと思うのです。



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