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ゾロアスターの忠告書

吉乃黄櫻さんのゾロアスターの連投ツィートが滅茶面白く、読むためにコピペ保存してたもの放出。3262文字。
味方か敵か分からないゾロアスター教。これを読むと味方だね。

マニ教がゾロアスター教から派生したってのは澁澤龍彦の本だったかで知っててマニ教がめちゃ恐い宗教だからゾロアスターってどーなんだろと思ったら、ゾロアスター教はマニ教を否定してるらしい。仏教・キリスト教・イスラム教も否定している。 #ゾロアスターの神秘思想

自分は何者で何処から来て何処に行くか、って自分主体でちょっとサタニズムぽくて良いな。奴隷になれって宗教と逆のもの。禁欲を否定、生めよ殖やせよ、大地を耕せ、家畜を酷使せず正しい仕方で飼え、って良いな。#ゾロアスターの神秘思想

「仏教もマニ教と本質的に変わらない。その出家主義は、必然的に禁欲的態度を強制する。人生を苦と解する仏教は、ひたすらこの世からの解脱を願う。その解脱は、涅槃と呼ばれ、火の吹き消された状態である。しかし、ゾロアスター教では、火を消すことこそ最悪事とする。」#ゾロアスターの神秘思想

⬆️ ここメチャ大事!

「『ゾロアスターの忠告書』は、一日の三分の一は学問をし、三分の一は生活のために働き、三分の一は食事と休息と娯楽に使えと説く。生業と学問を両立させるだけでは十分でない。食事と休息は不可欠である。そして、人生を楽しむことも心がけねばならない。#ゾロアスターの神秘思想

「『ゾロアスターの忠告書』はさらに続く。善因楽果、悪因苦果の応報があるも、味方はアフラ・マズダーで、敵はアンラ・マンユであること、そして、唯一の正しい道があることが述べられる。#ゾロアスターの神秘思想

唯一の正しい道とは、善思・善語・善行の道で、それはまた、光明と清浄の道である。そしてこの道は、過去、(現在)、未来永劫に存在する、無限なるアフラ・マズダーの道である。」キタ━(゚∀゚)━!未来永劫!#ゾロアスターの神秘思想

アフラ・マズダーとは最高神で善、アンラ・マンユは敵で悪。 「この地上の生活の中には、神の創造にかかわる多くの良きものが存在する。己れ自身がアフラ・マズダーの被造物であることを感謝して、これらの良きものを享受せよ。」#ゾロアスターの神秘思想

ヨハネの黙示録のハルマゲドンはゾロアスター教の終末論『アヴェスタ』の「サームヤズド・ヤシュト」や、中世ペルシア語の『ブンダヒシェン』の記事とクリソツだそうだ。

火による浄め、溶鉱による審判は、ゾロアスター自身の思想である。」ヨハネの黙示録がパクったんかね(^Д^)ギャハ

死者の復活もゾロアスター

「メシアとは、本来、ヘブライ語の「油をそそがれた者」を意味する言葉である。それは一般に王を指すもので、必ずしも終末論的救世主に特定されていたわけではない。それが、キリスト教でメシアにあたるキリストになると、もっぱら救世主に限定されて使用される。」

三人のサオシュヤントは、霊的に保存されたゾロアスターの精子を、聖なる処女が受胎することによって、この世に降臨するとされる。」

メタトロンてウルトラマンの怪獣みたいな名前だな。 「メタトロンは天使たちの王と称され、小ヤーウェとさえ言われる。すなわち、彼は神自身につぐ権力の所有者なのである。否、彼は、しばしば、神自身にも匹敵する存在と考えられた。

「メタトロンの住居は神の住居である第七天とされ、タルムードの賢者アヘルは、この天使を二番目の神としたゆえに異端者となる。」ゾロアスター教のミスラとの類似が書かれている。

ミスラ(ミトラ)

ゾロアスター自身はアフラ・マズダーを唯一の最高神としたが、イランの一般民衆の間ではミスラ信仰は盛んであったそうだ。 メタトロンwiki見てみると翼と目が大量にあるって気味悪いな。エヴァの使徒ぽい。

このメタトロンはwikiと違うなあ。

「ミスラはアフラ・マズダーのごとき者として崇拝されるほど、イラン人の間で人気があった。そしてしばしば、ミスラの崇拝はアフラ・マズダーの崇拝をしのぎ、ミスラ信仰は独立の一派を形成して、正統的ゾロアスター教に対抗する勢いがあった。」

「すなわち、後にローマ帝国で流行した、ミトラス教の起源である。このミトラス教には、ズルワニズムの影響もある。ズルワニズムは神と悪魔を双子とするが、ユダヤ教の天使論も、メタトロンとサンダルフォンを双子とする。」

ミスラの語義は「契約」でメタトロンも契約の守護天使だって。ヤバいやつか。メタトロンはイルミナティと関係ありそうな?

「ミトラス教の祭壇には、ゾロアスター教で排斥された悪魔崇拝の痕跡が見出せる。牛を殺すミトラス(ミスラ)は、ミトラス教の密儀で有名である。しかし、ゾロアスター教では、牛の殺戮者は悪魔とされる。」

偽JoS騒ぎで調べる羽目になったミトラス(ミスラ)。

「このミスラの両義性をメタトロンに求めれば、ユダヤ教神秘主義で重視する『ゾハール(光輝の書)の説が注目される。そこでメタトロンは、両端の一方が生、他方が死に結ばれる杖にたとえられる。」

「悪魔が神を嫉妬して、神の玉座の高みに昇ろうとすること、またそれに失敗して地獄に落ちること、これらはゾロアスター教の神話にもある。すなわち、星辰界まで昇ってきたアンラ・マンユは、アフラ・マズダーの光明のすばらしさを嫉妬して、それを破壊しようとして失敗し、暗黒の深所に落とされる。

これは、物質世界が創造される以前の事件である。」

「ゾロアスター教でも、悪魔が「惑わす者」となって、とりつく話がある。そして、それが善悪の区別の問題に関係させられる点でも、『聖書』の場合と似ている。」

「ただゾロアスター教では、悪魔にとりつかれたけっか、善悪の区別ができなくなって罪を犯すのである。この点で、『聖書』の場合とは実に正反対と言える。

「弥勒そのものは、ゾロアスター教のミスラに関係する。そして、仏像発生の地、ガンダーラから弥勒菩薩像が発見されている。ガンダーラの仏像で確実に菩薩と断定できるのは、成道以前の釈迦菩薩の他は、この弥勒と観音菩薩だけである。」

「ゾロアスター教のアナーヒター女神は、多くの点で観音と共通点がある。ササン朝の銀器の図柄には、観音菩薩と同様に、蓮華を手にしたアナーヒター女神を見出せる。」

「今世紀最大の魔術師とされる #アレイスター・クロウリー は、自著『理論と実践における魔術』の中で、魔術を学ぶにあたっての必読書を列挙している。その中に、『ゾロアスターの神託』なる書があり、彼によれば、これは神秘的な火の瞑想法を説くものとされる。

クロウリー自身かなりいい加減な面があり、彼の引用する同書の文も、にわかには信用しかねる。しかし、この記事が、西欧の神秘主義にあたって伝統的なものである、『カルデア神託』を念頭に置いて書かれているのは間違いない。

古代ペルシアの霊感を受けた人物として、ニーチェの他に、彼と同時代の哲学者フェヒナー、著書に『ゼンド・アヴェスタ』精神物理学の祖「フェヒナーの法則」で有名だそう。

ウロボロスかわゆー(^Д^)

チラリと写ってるコレはプラハ行った時に買った本の頁を抑えるやつ。なかなか重宝してる。

コレ買った時の日記 https://plaza.rakuten.co.jp/sealofc/diary/200505140002/ 知らん人ボカシ無しで写っててヤバいかな

読了 #ゾロアスターの神秘思想

ゾロアスター教の究極の真理の象徴六芒星。ダビデの星だよな

猶太が真似したんかな。

凄い!勉強になりますっっ!!

最近それを知ってなんか嬉しかったです

神に反抗して地に落とされた、いちばん美しい天使なんてめちゃカッコイイし!ルシファー って名前もカッコイイ! 失楽園の悪魔とかもすんごいカッコイイし、悪いイメージつけられて酷いっすよねo(`ω´*)o

サタン=ルシファー 実は敵ではない、と思ってます。猶太の悪魔崇拝=ヤハウェ崇拝

誰だろ?詳しそうだが消されたアカウント?

おわり

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