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【MHW:IB】操虫棍のエキス効果と猟虫強化の仕様

操虫棍を使うならどの作品でも避けて通れない要素であるエキス。
そんな基礎中の基礎たるエキスだが、実は具体的な効果内容を記載しているサイトは少ない。
作品毎に仕様も異なるせいか、中には操虫棍使い自身も把握しきれていない効果すら存在する⋯かもしれない。

今回はそんなエキス効果について具体的な効果内容と関連システムについて確認していくぜ。
ゆっくりしていってね。

★エキス各色の効果

アイスボーンにおけるエキス効果を以下に記載する。
※強化効果を持たない緑エキスについては割愛。
※()内の秒数はエキス強化持続時間を表す。矢印は強化持続レベルによる段階。

⚫︎赤(90秒→99秒→108秒→126秒)
 攻撃モーション変化
⚫︎白(120秒→132秒→144秒→168秒)
 移動速度・跳躍高度アップ
⚫︎橙(150秒→165秒→180秒→210秒)
 防御力1.05倍
 攻撃モーション中のみ、のけぞりやられと尻もちやられを無効化
⚫︎赤白
 攻撃力1.10倍
⚫︎白橙
 防御力1.10倍
 尻もちやられをのけぞりやられに軽減
 ふっ飛びやられ大をふっ飛びやられ小に軽減
 かち上げやられをふっ飛びやられ大に軽減
⚫︎赤白橙(エキスを3色揃えた時点から90秒→99秒→108秒→126秒 )
 攻撃力アップ効果を1.15倍に強化
 ひるみ軽減レベル分(3まで)の風圧耐性・耳栓・耐震効果を得る
 ひるみ軽減レベル1以上の場合、尻もちやられを無効化
 ひるみ軽減レベル1以上の場合、かち上げやられをふっ飛びやられ小に軽減

・白橙エキスのリアクション軽減効果
基本的にエキスを揃えてから立ち回りが始まる関係上、操虫棍だけ使っていると効果による違いを実感し辛い。
だが、別の武器を握ってみるとその恩恵を強く実感出来る。

・ひるみ軽減によるリアクション追加軽減効果
この効果が掲載されているサイトをまだ見た事がない。

★猟虫強化の効果

猟虫強化の効果を以下に記載する。

⚫︎猟虫強化【気】
環境から採取したスリンガー弾を1つ消費して発動、以下の効果を得る
・発動時に猟虫のスタミナを全回復する
・猟虫がエキスを2個保持可能になる
・猟虫のスタミナゲージ2倍
・猟虫のスタミナ回復速度2倍
・猟虫強化【気】の発動中に取得したエキス強化持続時間を増加
 (45秒→49.5秒→54秒→63秒)

⚫︎猟虫強化【力】
モンスターから生成したスリンガー弾を1つ消費して発動、以下の効果を得る
・猟虫がエキスを2個保持可能になる
・猟虫の物理攻撃力1.5倍
・猟虫の属性攻撃力3.5倍
・猟虫のオートアタック時の攻撃頻度増加

これらの効果は猟虫ボーナス「猟虫強化【気・力】発動」を持つ操虫棍の場合、消費するスリンガー弾種に関係無く気・力両方の効果が全て発動する。
気力発動の猟虫ボーナスを持つ「真・黒龍棍」の実装後は両方の効果を適用した上で戦う事が最早スタンダードとなっている。

最も特筆すべき効果は猟虫強化【気】のエキス強化持続時間の増加効果。
猟虫強化に関する効果の中でおそらく最も有用な効果であるが、時間増加のルールに勘違いが生じやすい。

※猟虫強化【気】のエキス時間延長効果
猟虫強化の持続時間中にハンターが取得したエキスの持続時間を延長する効果であり、延長分のエキス時間にも強化持続スキルが適用される。
なので、猟虫強化を行う前にハンターが取得していたエキスに関しては時間延長が一切行われない。

★スリンガー弾毎の猟虫強化の持続時間

猟虫強化は消費するスリンガー弾種事に持続時間が異なる。
以下にその持続時間を記載する。

図.弾種毎の持続時間一覧
※猟虫強化の持続時間を延長するスキルは存在しない。

環境で採取出来る弾は持続時間が短く、モンスターから生成出来る弾は持続時間が長い特徴がある。

石ころは特に持続時間が短いが、大半のフィールドにて採取出来る為、エキス強化時間を伸ばす為だけに消費される事が多い。

スリンガー滅龍弾はモンスター生成弾ながら持続時間は環境生成弾より少し長い程度(スリンガー水流弾との対比ではなんと同等)と法則に反しており、エンドコンテンツで良く目にする弾の割には少し心許ない。

★余談:アイスボーン以外のエキス効果

⚫︎MH4G
エキス効果として白橙、赤白橙を揃えた際にそれぞれ風圧耐性、耳栓、食らいモーション軽減効果が付与される金剛体効果が存在した。
また、猟虫自体に基礎能力を与えるシステムも存在し、中でもエキス延長効果はエキス強化の持続時間を2倍にするという破格の効果であった。

⚫︎MHXX
エキス各色に様々な追加効果が付与されており、そのエキス効果は猟虫の種類により異なる。
その為、全シリーズの中でも最も多種多様なエキス効果がある作品であった。
中でも会心率に関する効果が現シリーズ視点では非常に強力であり、効果量小でも15%、効果量大ならなんと30%も増加する。更に会心率強化をパーティメンバーに拡散する効果すら存在した。
例:心眼効果を付与
  会心率を増加
  パーティメンバーに強化効果を拡散 等

⚫︎MHRise:SB
白橙に高級耳栓効果が追加され、赤白橙の攻撃力アップの効果量が増加した。
また、エキス効果では無いが、今作では猟虫毎に異なる基礎能力を持っている。
例:エキス取得時に体力回復
  エキス採取時に特定の追加1色を獲得
  猟虫の攻撃箇所にエキス3色が得られる粉塵を発生させる 等

★余談:強化持続の仕様について

強化持続は強化時間を固定の秒数分追加するスキルではない。
延長効果はリアルタイムに計算されている為、装衣の着脱や装備の変更によってスキルレベルが変動すると、得られる強化時間の追加量も同様に変動する。

赤エキス単体の持続時間90秒を例に説明する。
まず、強化持続レベル3の場合の赤エキスの持続時間は90*1.4=126秒である。

ここで防具にレベル1、装衣にレベル2と分割して装飾品を装着した場合、強化持続レベル3分の効果は装衣を着用している間にのみ適用される。

強化持続レベル1の場合、赤エキス単体の持続時間の半分は45*1.1=49.5秒。
ここで装衣を着用し強化持続のレベルを3にすると、残りの強化持続時間は45*1.4=63秒となり、強化持続時間の合計は49.5+63=112.5秒となる。

最初に述べた通り、強化持続とは強化時間を直接的に足すスキルでは無い。
どちらかと言えば、強化時間が減るスピードを少しゆっくりにするスキルなのである。

⚫︎参考文献

モンスターハンター大辞典
https://wikiwiki.jp/nenaiko/

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