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高倍率なFLSB

お便利ズームと呼ばれるレンズは、24-240mmとか。28-300mmとか。要するに撮影できる焦点距離が広角域・標準域・望遠域と幅広いものを指すんです。

いわゆる大三元とか小三元とかいわれるレンズは、14-24mm(広角域)24-70mm(標準域)70-200mm(望遠域)の三焦点距離幅を大体の守備範囲にしており。最近ではこの焦点距離にも変化の波が訪れて、24-105mmF4を広角・標準域両用で使う方も多数おられます。

ただ、一般的に表現力にこだわる人は、撮りたいものを撮りたい焦点距離でとる為に、複数本のレンズを携行して撮影現場に臨むわけですよ。

で。
旅行とか臨時で撮影をしなけりゃいけなくなる場合。複数本のレンズを取っ替え引っ替えなんて出来ないので。高倍率ズームレンズが起用されます。

焦点距離の守備範囲は広くても。レンズ自体の明るさが犠牲になってて、広角域F3.5スタート、望遠域F6.3とかね。焦点距離守備範囲と価格面で秀逸でも、起用できる条件と撮影要件に制約がかかります。世間で言うところの表現方法が限られる…というヤツですな。

ま、ハッキリ言ってそんなものに縛られる表現方法のレベルまで到達してない小生の場合。高倍率レンズに、取っ替え引っ替えNDだのCPLだののレンズフィルターをつけて、楽しむ辺りで落ち着いております。

分けても、SONY社のデジタルズーム(4倍角)を使えば。広角レンズ14-25mmF2.8Gレンズ一本つけとけば。光学ズーム広角端14mmからデジタルズームの望遠端、最大100mmまで写せちゃう。

作品作りに勤しむ、先輩諸兄が眉をひそめる様な使い方でございます。

閑話休題

いや、今日はカメラの話ではなくてですね。バイクのお話です。

この、高倍率レンズに類するバイクって何だったろうか…と考えるに。マルチ・パーパスとか言われるものがあったり。トレールバイクに、街乗り用に溝の切ってある太いタイヤを履かせてみたり。BMWお得意の、アドベンチャー・ツアラータイプも、いわば高倍率系なバイクと言えなくもありません。

かつて、小生の乗っていたCBR1100XXも。ハイスピード・ツアラーというジャンルで、ゴリゴリのスーパー・スポーツとは一線を画した。いうなれば高倍率の匂いのするバイクでした。

じゃぁ、アメリカンタイプのバイクにおいて高倍率とはなんぞや…と考えるに。おそらく、クルーザーと呼ばれるクラス(ジャンル)がそこに当たるのではあるまいか。と、考えたワケです。

ハーレー・ダビッドソンにおけるソフテイル・スポーツグライド。水冷であればスポーツ・スターの弟版、ナイト・スターあたりが担う車格こそは。ハーレー界の高倍率レンズ的な位置付けかと端座して思うものです。

BMWだとR18ロクテイン。パニアケースは標準で付いてまいります。(笑)

BMW、高すぎ問題。

1997年製のCBR1100XX。
長いこと所有して参りましたが、この度(というか昨年3月で車検が切れた時)の車検では、エンジン内外のオーバーホールにギアボックスの大幅修復などなど。高額な費用発生を示唆されるに至り。車検更新を断念。一年の月日が流れていったのでございます。

24年の月日が流れても、バッテリーさえ充電すればエンジンは元気に動いてました。HONDA社の優秀さには頭が下がります。

で。
こちらの廃車手続きのみにとどまるところが、ワタクシ。どういうわけか2019年製のハーレー・ダビッドソン社FLSB(ソフテイル・スポーツグライド)に乗ることになっております。

経緯について…追々お話しできればと思案しておりますが、本日ここまで。長文御披見感謝いたします。

社外品のエアクリ装着車ゆえ…
洗車の時はコンビニの袋をかぶせて洗車するんだと。(笑)