見出し画像

第5死 伊豆大島裏砂漠で死ぬ

今日も今日とて絶景で死ぬ。

今回私が死ぬ直前に見た絶景は
『裏砂漠の火山岩と朝日』

場所は
東京都 伊豆大島 裏砂漠

伊豆大島のほぼ中央になだらかにそびえる”御神火”こと”三原山”。
その東側一帯には地表を黒い火山岩(スコリア)で覆われた「裏砂漠」が広がっている。

ところで
第4死は?とお気付きになられた方もいらっしゃるかもしれませんが
4は死を連想させて不吉なので飛ばしました。

5は良い。安定感がある。かなり長生きしそうだし。

朝日に照らされながら
ザリザリと火山岩の上を歩く
景色がほとんど変わらないので
自分がどこから来たのか分からなくなる。
それへの恐怖心が思ってるより大きいものだと知った。
(実際車を停めたところが分からなくなり半狂乱で探し回った、皆様ご注意あれ)

パーッと開けた場所に出た
低い植物も朝日に照らされて美しい
"ここなら死ねる"

『そこで死ぬので写真撮ってください』

ザリザリとした火山岩の砂利の上に横たわる
一つ一つの砂利はマキビシのように尖りを見せているが集まると平坦になり
そこまで痛さはない

先ほども述べたが
日本では4という数字は死を連想させるので不吉とされている。
では海外は?
そう13が不吉とされている。
ジェイソンに習った。

調べたところ、キリストの裏切り者として有名なユダが13番目であることが主な理由とのこと。
西洋では死よりも生きた人間の裏切りの方が恐怖の対象なのだ。

そういえばジェイソンはチェーンソー持ってないって本当?
実は見れてない名作映画のうちの1つだ。

死ぬ前に見なきゃなーと思いながら
私は一時死んでいた。

嘘である。
だってこの死んでるときには
この回が4回目になるのか5回目になるのかなんて分かっていないもの。

本当は
あー清竜人のMorningSun(本当に名曲)のPVみたいな場所だなぁ。
あとでPVごっこしよ
などと、どうしようもなくしょうもないことを思いながら一時死んでいたのだった。

そのあと本当にPVごっこもした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?