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教室前に出来るだけ言語化

迫り来る自問自答ファッション教室。
先月アンケートも出した。
今年に入って何となくだが「とにかくシンプルに」「思考もタスクも洋服も、とにかく持ちたくない」という方向性も決まりつつあった。
この間購入したCHANELのネイビーのネイルにローファーでシンプルなパンツスタイル、後は1月から気になっていたyouji yamamotoのシルバーのボディバッグを身につけたら何か出来上がりそうじゃない?何か見えてきたのでは?
と思っていた時に、宅急便が届いた。
欲しかったシルバーのバッグである。

3ヶ月前から待っていた~♪

前から(3ヶ月程度だが)欲しかったバッグ、実店舗で色違いを試着していて(シルバーは当時発売未定だった)、素材感やサイズ感は分かっている(つもりだった)。演歌や電流は流れてくるのか…とドキドキしながら身につけて全身鏡の前に立つ。
すると我が耳にある曲が聞こえてきた。

グッバイ
君の運命のヒトは僕じゃない
辛いけど否めない

Offical髭男dism「Pretender」

…ダメな時も曲が流れる事がある



敗因を考えよ

運命のヒトじゃなかったバッグは返品可能だったため、申し訳ない気持ちで返品した。
私の場合、「ピンとこなかったんだよね、試着しないと分からないよね~(完)」では永遠に決まらない中年になるだろう。
敗因はなりたい姿の解像度の低さだと思う。
機能性重視で絶対使うし、ベーシックカラー多いからシルバーはアクセントにもなるし、革だからラフになりすぎないし、とか近距離で理由を並べて選んだけど、それを身につけた姿はなりたい自分なのか?が深掘りできていなかった。バッグ自体は大変素敵で機能的、おしゃれなものだが、自分のなりたいがぼやけていては決まらない。

おしゃれって、言語化することがとっても大事

おしゃれってビジュアルと思われがちなんだけれど、実は言語化することがとっても大事。面倒だけど、やらない人はいつまでたってもブレちゃう。

大草直子さんの金言

話は長くなるのに言語化は苦手。
でも苦手だからと近距離とか「今の自分」に出来そうな範囲でしか考えなかったり、感覚的なものに逃げたりしてはいけないのだと思う。
今年に入ってのシンプル志向は、心身の疲れで難しい事を考えたくない(毎月病院のお世話になる位なので)という気持ちと、自分で自分を「身の丈考えなよ」「あなたは地方の非正規勤務で小さな子供を持っているんだから」「年齢も年齢」という縛りから来ている可能性が高い。
自問自答でお馴染みの毎月五億円が振り込まれたら~はなかなか難しいけれど、「現時点の自分が実現可能な範囲」からなりたいを考えて選んだものはワクワクしないからピンとこないし大事にも出来ないわけだ。

なりたいを言うのがすごく怖い

言ったらやらなきゃいけない、自分の住まいや状況、スペックからはどう考えても難しい、自分に出来そうにない。
でも自分の中では途中ブレたりぼやけたりしながら何だかんだで20代の頃から憧れのなりたい像がある。
それはズバリ「稼ぎたい」「綺麗になりたい」である。煩悩~
現在の自分と乖離しているにも程があるし、そもそもnoteで見るJJGの皆さんの大半は普通にこなされている事だろう。すごく恥ずかしい、消すかもしれないが紛れもなく私の「なりたい」像でこの要素が色濃くあると思う。
(しかしそうなるためにした努力と言えば思考停止のまま残業で稼ぐ、とりあえずそれっぽい服を着るだけというダメ人間であった)。
JJGには普通にハイキャリアな方が沢山おられて、そんなのは目指すものでもなく、もっと自分の深淵に迫っている人が多いかと思うが…。

憧れたきっかけは、神戸で長年営業としてバリバリやっていたお洒落な叔母と、20年前に加入した保険の担当者の女性(当時で50代位の方だったが巻き髪にヒールの美しい人だった)の影響が大きい。また母とは色々確執があるが、看護師の資格と経験があり父が亡くなってからも即復帰していた背中を見ていた影響もあると思う(その分色々子供に依存的な面があり皺寄せもあったが)。

そんな身近な女性たちを見ながらも、能力が追い付かず流れで人生を過ごしてしまった面も大きかった私。20代後半で手に職と思いスクールに通ってWEBデザイン職に転職して今に至るが、現職に色々な意味で限界を感じている日々である。
私の40代後半や50代はどうなっているのだろう?キャリアウーマンや高収入とは言わないが、少なくとも今より収入を上げたい、人生を楽しめる&選択肢が増える位には収入を増やし自分で人生の決断ができる大人の女性になりたいという気持ちに気づいた。
「大人の」がポイントです。自問自答に出逢ってからも色々ブレてるなと思うことばかりだが、過去の記事にも「若くない、大人であることに憧れている」と書いていた。

そこで靴ですね(まずは仕事だよ)

ファッションはさておき、「稼いで人生を楽しめる大人の女性」。
ボディバッグがしっくりこなかったのも、自分の思う像とズレがあったからだろう。
ローファーでもブーツでもスニーカーでもなく、実はパンプスなのでは?と思えてきた。

きれいになりたい=自分を大切にしたい

なぜなりたいのか?異性やモテを意識してというのは全くない(本当です)。
でもわりと突っ込まれキャラになりがちな自分。そこから脱したい気持ちがある。トークスキルや社交スキルが高くない私にとって、突っ込まれ役は楽なのだが、楽な分自己肯定感が下がり、自分でも自分をないがしろにしてしまいがちだった。自分を適当に扱わず、もっと大事にしないといけないなと思った。

そもそも自問自答の基本をおさえていないかも

教室に備えて「一年3セットの服で生きる」「「一セットの服」で自分を好きになる」を読んでいるのだが、妄想クローゼットや6つの要素など、自分のなりたいの手がかりになるところをとばしていた。やり方は人それぞれだけど、PDCAのPLAN足りてなかった。浅めのDOからの反省(CHECK)型なのかな。D⇔Cみたいな。

そんなこんなで当日よろしくお願いします

アンケートを出してからもブレてしまい、あきやさんに質問?をさせて頂いたところ暖かい言葉を頂いた。ありがとうございます。
当日無事たどり着けます様に(久しぶりすぎる上京物語なので)。


読んでくださるだけでありがたいので、結構でございます…!