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CT125ハンターカブに1年乗って思うこと【本音レビュー】

こんにちは、ゼキザップです。


CT125ハンターカブが納車して1年があっという間に過ぎました。

1年間の走行距離は6,400km

通勤では使っていないため、週1回のツーリングで乗っているだけにしては、それなりの距離を走ったのかなと思っていますが、実は最初の3ヶ月は私の体力的な問題で走行距離を伸ばせず、3ヶ月かけて1,000km走行しました。

CT125ハンターカブは、私にとって初めてのバイクであったことから、

・ツーリングの楽しさや過酷さ
・バイクのある生活の充実感
・バイクを通してできる新しいつながり

などを経験させてくれました。

なので、私にとってCT125ハンターカブは、

最高の相棒

だと、言えます。

とはいえ、この表現ではレビューとしては非常に曖昧なので、しっかりとCT125ハンターカブに1年乗って感じた『良い所・悪い所』をお伝えしたいと思います。

CT125ハンターカブとは

1年間、週1回のツーリングで6,400km走行しているので、乗るのが楽しくてハンターカブのある生活を満喫しているのは、間違いない事実ですが、あえて言葉でCT125ハンターカブを表現するとしたら、

未完成のまま市販されたバイク

と表現します。

意外と厳しい表現をするな…と感じるかもしれませんが、すでにハンターカブに乗られている方であれば納得のいく表現だと思っています。

なぜ、ハンターカブが未完成のまま市販されたバイクだと感じるのかというと、これら3つの不満(欠点)があるからです。

・燃費の悪い車体がある
・ヘッドライトが暗い
・設計不良

燃費の悪い車体がある

CT125ハンターカブのカタログ燃費は、

61.0km/L

です。

当然ながらカタログ燃費は目安でしかなく、

・乗り手の体重
・積載重量
・外気温
・信号機の数
・オイル粘度
・タイヤの種類
・標高

など、すべてのユーザーが燃費測定モードと同じ条件で走行するわけではないので、基本的にはカタログ値よりも悪い燃費がでると思います。

実際私も、平地や勾配のゆるい山道を気持ちよくツーリングした際は、カタログ値よりも良い燃費がでて、林道などの未舗装路を走行した際はカタログ値を下回る燃費でした。

また、夏場はエンジン保護の観点からメーカー指定オイル(ウルトラG1)よりもカタめのウルトラG2を入れているので、ウルトラG1のときよりも、リッター2キロくらい燃費が悪化しました。

とはいえ、悪くても58km/Lくらいなので私自身は特別不満を抱いていませんが、Twitterで他のハンターカブ主さんの燃費報告を見ると常にリッター40キロ代の方もいらっしゃいました。

そんなに悪い燃費出るのか?と思っていましたが、以前YouTubeに『ブロックタイヤに交換したら燃費は悪化したのか?』といった動画を投稿した際に、コメントで同じくリッター50キロを超えたことがない方がいらっしゃいました。

なので、ハズレの個体にあたってしまうと、カブ本来の魅力である燃費の良さが失われてしまうので、残念な思いをされる方がいて辛いなと思いました。

ヘッドライトが異常に暗い

CT125ハンターカブは、

LEDヘッドライト

なので、今風のバイクといった見た目です。

市街地を走行している時は全く不満が無いのですが、ちょっとでも外灯の無い道に入ればヘッドライトが暗すぎて役に立たないことを痛感します。

私がツーリングする際は、暗くなる前に走り慣れた道まで帰ってくるようにしていますが、もし今後より遠くに行くようになって、知らない道を夜走行することになったら、間違いなくフォグライトが必要だと思っています。

ハンターカブには致命的な設計不良がある

1万キロ走行したCT125ハンターカブは

シフトペダルが急に折れる

といった不具合をご存じでしょうか?

必ずしも折れるわけではありませんが、CT125ハンターカブの不具合としてシフトペダルの溶接部分の耐久性に問題があり、ある日急にポキッと折れます。

これが、出先であれば最悪な事態になることは容易に想像ができると思います。

シフトチェンジのできないハンターカブでは、まともなスピードで走れないのでレッカーを呼ばざるを得なくなるでしょう。

近所のコンビニくらいの距離でシフトペダルが折れたのであれば、2速固定で帰ってこれなくもないですが、正直…自分のハンターカブで同じような症状がでたらトラウマになると思っています。

CT125ハンターカブはカスタムが前提のバイク

具体的に3つの不満をあげましたが、他にもあるちょっとした欠点を含めて

CT125ハンターカブは未完成のまま市販されたバイク

と表現しました。

設計不良はどうすることもできませんが、ヘッドライトの暗さやちょっとした不満は基本的にカスタムすることで改善できます。

私も、1年間で結構カスタムしてきましたが、ハンターカブ主さんであれば同じように、納車当時…純正の面影が残っていない方も多いかもしれませんね。

CT125ハンターカブの良い所

あえて先に悪い所を記載しましたが、私はCT125ハンターカブに満足しているので、良い所をあげはじめたらキリがないので、5コに絞るとこのような感じです。

・見た目がカッコいい
・初心者でも林道や未舗装路走れる走行性能
・ガソリン満タンで300km走れる燃費
・走りが楽しくなるマフラー音
・ロングツーリングできる快適性な乗り味

これらの魅力は3ヶ月乗った時のレビューと変わらないので、魅力が色あせない所もポイントだなと感じています。

見た目がカッコいい

1年たって見飽きてくるかなと思っていましたが、いまだにハンターカブはカッコいいバイクだな~と思っているので、

写真を撮っていて楽しいです。

つくづく、カブというのはデザインまで拘って作られたバイクだなと気づかされます。

・スーパーカブの日常に溶け込めるデザイン
・クロスカブの都会的なアウトドア感
・ハンターカブのタフな外観

どのカブも素晴らしいですよね♪

初心者でも林道を走れる

ハンターカブはエンストしない

だからこそ、初心者ライダーでも林道(未舗装路)を楽しく走行できます。

私もハンターカブが納車して3ヶ月後にフラットダートを初めて走行しましたが、エンストしないのでノロノロ走って攻略することができました。

轍にハマった際も半クラッチなど神経を使う技術が必要ないので、簡単に脱出することができ、本当にハンターカブで良かったなと思っています。

納車から1年の中で、関東屈指のロングダート『御荷鉾スーパー林道』を走れたことは良い思い出になっています。

満タン300km走れるからガス欠の心配がない

CT125ハンターカブのタンク容量は5.3Lなので、仮にカタログ燃費の61.0km/L走行できたとすると、

ガソリン満タン323キロ走行可能

基本的には、300キロ以内のツーリングをする機会が多いのですが、ガス欠の心配なく無給油で走れるのでストレスを感じることなく楽しめます。

マフラー音が最高にカッコいい

純正状態でもカブとは思えないくらい迫力のあるサウンドがカッコいいです。

そして、マフラー交換すると低音が強調されて心地良いだけでなく、加速も良くなるので走りも楽しくなるところが最高です。

ロングツーリングも楽しめる

CT125ハンターカブなら300キロを超えるロングツーリングも楽しいです。

お尻や腰の痛さはロングツーリングにはつきものなので、当然ハンターカブでも生じますが、クラッチレバーが無いことと、車体が軽いことはロングツーリングをやった際に疲労した体にはありがたいです。

また、ウインドシールドを付けてたりロングツーリング向けのカスタムを施せばどこまでも行けるくらい快適になるところも魅力的です。

実際私も、1年間で300キロ超えのツーリングを2回やりましたが、どちらも楽しく走ることができました。

群馬⇔新潟:370km日帰りツーリング
群馬⇔長野:380km日帰りツーリング

2年目もCT125ハンターカブで走り抜けます

これから、CT125ハンターカブ2年目に突入しますが、これからも沢山ツーリングして、ハンターカブのある生活を満喫して魅力を発信していきたいと思っています。

群馬在住の私が1年目行くことができなかった、これらの場所

・日本海(新潟)
・太平洋(茨城)
・富士山(山梨)

こういったところまで、2年目では活動範囲を広げていきたいと思っています。

ハンターカブとならどこまでだっていけると信じて、これからも走り続けるので、応援よろしくお願いいたします!


バイクに乗ってツーリング動画をYouTubeに投稿するモトブログをメインに活動しています。ツーリング先で美味しい物食べてきなって感覚でサポートしてくれると太っていきます(๑╹ڡ╹๑)