会計事務所職員が、インボイスに関わって思うこと

さあ始まりますよインボイス制度。
会計事務所職員が関わって思うことを書きたいと思います。

◯ 免税事業者はやめる人も出てくる気がする

1,000万円以下で今免税でほそぼそとやっている、一人会社。デザイン業とか小さな喫茶店とか、関わりがあります。
どこも今まででもかつかつなのに、消費税の納税義務までおったらやっていけません。
とにかく免税事業者のまま、価格もそのままでなんとかやってみて、だめだったらもうしょうがない、という感じです。
そういうアドバイスしかできません。
会計事務所職員として、虚しさしか感じません。

経営努力が足りない、と言われればそれは否めません。
でも努力ができないなら廃業しろ、という国からのメッセージに感じます。

いずれにしろ採算が取れなくなる人が多くなるでしょう。
副業を推進し、副業率が高くなってからの導入は反対が多くてできないだろう、という目論見もあるんだろうと、勝手に想像します。

◯ 得するのは誰
登録する人たちにとっても何らプラスはありません。
あるのは免税事業者との調整と、煩雑な事務手続きだけです。
得するのは国だけ、という感じでしょうか。

とにかく私の法定休日を脅かす存在であることは間違いないです。
法定休日返してクレメンス


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