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【RCI】って??

今回は【RCI】についてまとめていきたいと
思います。

前回の[RSI]となんだか似ているので、混乱しがちですが、求め方や使い方が異なります。

...
とにかくまずチャートに表示してみましょうか

はいポンッ!
青線のウネウネがRCIですね。
...ここまで見た感じRSIとやはり似ている(^^;;

さて、では何が違うのか?

RCI=Rank Correlation Index
(順位、階級)(相関性)(指数、指標)
↓日本語で、
順位相関指数と言います。

順位...なるほどなぁ...順位ね!相関ね!...は?
指数もわかってるのかなぁ...

...順番に見ていきますか。
順位...言うまでもなく、そのまま1位、2位...
とするものでしょうね。
相関...これは難しい。統計学を学んでいる人たちならば何度も目にしたことがあるので分かると思うのですが、私にはさっぱり...(T_T)
とにかくまずは辞書で調べてみます。
、、そのまま調べてみると...
相関=二つのものが密接に関わり合っていること。

...なるほど。となると相関を知るためには2つの情報が必要になる、というわけですね。

次に指数。これは「掛け算を繰り返す回数」
例:「3の◯乗」の“◯乗”の部分が指数というわけです。

ふむふむ納得なーるほど!とまではまだいきませんが、とにかくFXにおいてそれらがどのように機能しているのか、RCIについて早速書いていきますね〜。

まず、RCIについて
これも“オシレーター系指標“に分類されるので、相場の過熱感(買われすぎ、売られすぎ)から売買のタイミングを判断するものになります。

さて、順位相関指数ということはまず順位をつけねばなりませんね。
では何に順位をつけるのか?
...それは
『日付』と『価格』の2つです。この2つに順位をつけ、その情報を元にRCIを求めます。

『日付』の順位は、RCIを求める際の当日を1位として、昨日(2位)、一昨日(3位)...と遡って順位をつけていきます。

『価格』の順位はRCIでの設定期間の内の価格の高い順に1位2位...と順位をつけていきます。

ここでRCIを求める際の公式です↓

RCI={1-6d/n(n²-1)}×100
n:期間  
d:日付の順位と価格の差を2乗し、合計した数値

です!...数学苦手な私にはダメだあああああ

...

...と、諦めて投げてしまいそうな端末を握りしめ凝視、、、ダメだ頭が痛い。
よし、例を作って1から計算してみましょうか、、、、とにもかくにもそれからです。

では今回は設定期間を“5日間“としたRCIの値を求めてみましょう。↓↓↓

さて、慣れないExcelで簡単な表を作ったところで...整理していきましょう。
上の表を元に、RCIの公式に当てはめてみましょう。

n(期間)=5 d=34

を代入して計算していきます。
(※dの説明は上記の公式を見てください)

RCI={1-204(=6×34)÷120(5×(25-1))}×100


ということで、RCI=-70という結果が出ました。

実はRCIは100とー100の間の数値になります

100の場合は直近の日付になればなるほど価格が上昇していることを表しています。つまり、上昇トレンドであるということを意味しています。ー100の場合はその逆を意味します。

連日で高値を更新しているような場合、RCIの数値は限りなく100に近づいていき、上昇トレンドの中で数値が100に近くなっているということは"買いが加熱している(買われすぎ状態)"
であるということです。

さて、RCIの求め方は大体理解できました。
ここから実際のトレードで使うにはどうすれば良いか書いていきたいと思います。

実際にエントリータイミングを見極めてみよう!

RCIを実際のトレードで使う際には、
主に短期間、中期間、長期間の3本のRCIを同時表示させて使われることが多いです。
どの線を重点的に見てエントリーをするのかは
トレードスタイルや、判断基準になるチャートの時間足に合わせて調整する事が大事です。

...実際に表示させてみましょうか↓

まず、表示しているRCIの期間について
[赤:9日線 黄:22日線 緑:91日線]
を表示しています。何故この期間設定にしているかと言われればそれはテキトーです。なんとなく設定してみました。

とにかく、まず真ん中の赤⭕️の部分を見てみましょう。
短期、中期、長期線共に100に近くなっていますね〜。これは買われすぎ状態を表しているため、売りで入ることがベストだという事がわかりますね〜。
赤⭕️以降、短期、中期のRCIと共に価格も落ちてきています↑
そして、短期、中期のRCIがー100に近づき、反転すると価格も上昇を始めていますね。
しかし、落ちてきた価格が全て戻るわけではなくRCI長期線は下降を続けているため短期線が100に近づいたところで上昇は止まっています

赤⭕️の部分、短期中期では100近くになっているRCIに対し、長期の線はまだ緩やかな上昇の途中であることが見て取れますね。
チャートも1度短期中期線に合わせて下がるものの、長期線に沿って徐々に高値更新更新していってることがわかります。

次に、白い縦線の部分。これは短期線と中期線がクロスしている部分です。このクロスするタイミングも売買のタイミングであるとされています。現に1番左の白い縦線に沿って上のチャートを見ていると、短期中期線がクロス後、短期のRCIが向いていた方向にチャートが動いている事がわかります。

ただし、白い縦線の左から2番目、3番目を見てみるとわかるように、クロス後も短期のRCIが下がりきらなかったり、チャートが反応しないケースもあります。
これについて私は長期線の位置が関係しているのではないかと思います。
1番左の白い縦線部分のクロスでは、長期線が上昇していますよね〜。これ関係あると思うんです。

えっと、まだここから組み合わせや他の使い方をまとめていきたかったんですが、、
また新しい用語が出てくる、ということと、何より疲れたということで今回はここまででおしまいにしたいと思います。

明日から2日間おやすみします。
スミマセン(´Д` )
あ、でも気が向いたらするかもです。

#RCI #オシレーター系指標 #FX勉強



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