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格安重低音イヤホン「ASH57W2」レビュー

1,500円くらいで買える多摩電子工業製イヤホン「ASH57W2」をレビューします。

※私は音痴なので音楽にこだわりのある方にとっては参考になりません。
※私は音痴なので音質の表現に難があります。

★まとめ★
・バックがドゥンドゥンしててズンズン
・高音がカシャカシャ
・音漏れ

★出会い

 今まで、PioneerのSE-CH9T-Kという1万円近くするイヤホンを使っていた。音響に明るくない身にとっては十分過ぎる良品だった。

 この度、深夜にイヤーピースを片方失くす不幸に見舞われたので、新イヤーピースを購入するまでの繋ぎで安いイヤホンを使うことにした。
 近所のコンビニがイヤーピースを取り扱っているのならそっちを買うのだが、なんとどのコンビニもイヤーピース単体で売ってない。不便極まりない。

 今まで使ってたSE-CH9T-Kには予備のイヤーピースがいくつか付属しているのだが、パッケージまでも失くしてしまった。私が住んでいる狭いワンルームは、レ・ミゼラブルの革命シーン並に荒れて散らかっているので、物を失くしたら見つけ出すのは難しい。
 私にもプライドがあるので、そんな惨状の部屋の写真をお見せする気は無いが、「大きなバスタオル数枚とズボン1着失くし、未だ発見できてない」と説明すれば状態を想像できると思う。
 こんなんなので、探す手間を考えたら、新しく買った方が早いのである。

 さて、イヤホンを求め深夜のセブンイレブンに行った訳だが、3種類のイヤホンがあった。

 一つはセブンプレミアムの1,000円イヤホン。
 もう一つはソニーの2,000円イヤホン。
 そして今回買った1,500円のASH57W2。

 500円刻みのバランス良い価格帯で3種類のイヤホンを取り扱っていた。
 noteのネタにするなら全種購入して比較レビューしても良かったのだが、給料日前で金の無い時期にそんな無駄遣いできない。
 ソニーのイヤホンは予算オーバーなので自然とセブンプレミアムとASH57W2の2択に絞られた。
 子どもの頃は、大人になったらこういう低価格商品なんて余裕でまとめ買いできるくらい力を着けてるんだろうなぁと根拠なく夢想していたが現実はこんなもんである。

 パッケージを見ても、両商品の特性はよくわからない。ASH57W2の方は重低音を押しており、ちょっと惹かれる。重低音ってよくわかんないけど何となく聴き応えありそうだし、PioneerのSE-CH9T-Kはどっちかっていうと高音寄りのイヤホンだったので新鮮味がありそうだ。

 ネットで両商品のレビューを読んでみると、セブンプレミアムは高音寄り、ASH57W2は謳い通り低音寄りの造りらしい。
 1万円近くしたSE-CH9T-Kと同様に高音寄りなら、安価なセブンプレミアムを買っても今後活躍の場所は無いと思い、ASH57W2を購入することにした。

 普段はSE-CH9T-K、低音が恋しくなったらASH57W2を使っていこう。イヤホンを使い分けするなんてかっこいい、まるで音響マニアだ。

★感想★

 期待を込めて耳に着けて、適当にお気にの曲をいくつか聴いてみた。

 ドンドンドン……バンバンバン……

 おお……っ!?

 なんかドラムのドンドンバンバンした感じが目立ち、ベース音も目立つ。ひどい表現だが、高音より低音が目立っているとしか書けない。音楽に造詣が深ければもっと語彙を駆使できたと思うが。

 確かに、謳い文句やネットレビューの通り、重低音が目立つ造りになっている。バックからドゥンドゥン来てる感じ。これは新鮮。


 だが問題もあり、安イヤホンだからか、全体的に音が籠もっているのが目立って結構気になる。それとも重低音は音が籠もるものなのだろうか。
 あと、高音がやたらカシャカシャと軽い感じが目立って、聴いててたまに耳が痛くなる。この軽い高音は音に安っぽい印象を与え、SE-CH9T-Kがいかに良い仕事をしていたかを実感した。

 SE-CH9T-Kに慣れていたので、貧乏耳ながら色々と違和感を感じるが、値段の割に良いイヤホンだと思う。たぶんこだわりの無い人にはこれで十分だろう。やや音漏れが目立つので使用には場所を選ぶが、普段使い用にできるくらいの性能は備えている。

 高音派だけど、低音の迫力も経験してみたい。でもあまりお金ない。って人にオススメ。
 このドゥンドゥン来る感じ…これが低音重視イヤホンってやつか……。いつもと違った聴こえ方に私は夢中になった。次ちょっとお高めのイヤホンを買う時は低音重視を狙ってみるか。


★総合評価★
10000000000000000000000/100点
1,500円で新しい世界を体験できた
コンビニでも買えるの良い

 

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