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産休後と未来へのビジョン+「社長のモチベーションって何ですか?」【転職ストーリー(後編)】

ZeeDia life scienceのセミナーでは、臨床開発職、特にCRA(臨床開発モニター)のキャリアやスキル構築について、社長と一緒に学んでいきます。
本記事では、代表の北村眞介と、社員で臨床開発コンサルタントの佐藤彩乃との対談セッションの模様をお届けします。

家族との時間を大切にしながら、自身の価値を発揮できる環境について語っています。後半では社長への逆質問も。

この記事は【前編】【中編】【後編】の3つで構成されています。

■動画はこちら(視聴時間:9:11)

スピーカー

北村眞介(北村さん):代表取締役
ZeeDia life science(株)代表取締役。約18年間、外資CROに勤務しながらも、足掛け10年、創業インキュベーション5年を経て、2022年2月にZeeDiaを設立。

佐藤彩乃(あやのん):臨床開発コンサルタント
薬学部出身。新卒で外資CRO(医薬品開発業務受託機関)に約7年弱CRAとして働いた後、約2年のクリニカルオペレーションリーダー(COL)を経て、スタートアップ企業に転職。間もなく産休へ。

コーチングについて


北村さん:人材育成面で質問です。「コーチング」にすごく力を入れているじゃないですか。コーチングってどうですか?言うても1年以上、受けていただいてますもんね。

あやのん:そうですね。入社前から受けていたので、結構長いことやっているんですけど。私、コーチングを元々知らなくて。なので最初は、「なんだそれ」みたいな感じで、ちょっと怪しいなと思っていたんですけど。

何回か受けていくにつれて、自分も慣れてきたのもありますし、従来の受けるトレーニングとは違って、自分が話すことが多いので、考えることも増えました。

自分のことを客観的に見て、「どうなりたいんだろう」ってすごく問いかけるようになったので、仕事だけに関わらず、とても良い機会を与えてもらったなと思っています。

北村さん:「これからもずっとやっていきたい」みたいな気持ちはありますか?

あやのん:そうですね。一人でもやろうと思えばできると思うんですけど、自問自答していけば。でも、やっぱりコーチの方がいるとその進みもスムーズで。

あと、自分では思いつかない角度からの質問を投げかけてくれるので。受けられるのであれば続けていきたいと思います。

起業塾のプログラムを受けた感想

北村さん:よかったです。あやのんさんは昨年、「志を立ててみよう」という起業塾のプログラムを受けましたよね?

プログラムに入ってもらって、5回のセッションを受けて、すごく素敵な仕事の目的を作ってもらって。受講してみてどうでしたか?

あやのん:そうですね。導入研修の中でお話をいただいて。

私はちょうど自分の人生を考えるタイミングでもあったので、すごく興味があって。「受けたいです」って言ったら、受けられたんですよね。それで5回セッションを受けて色々掘り起こして。

これもやっぱり仕事だけではなくて、自分が今後どう生きていきたいのかっていうのにすごく役立ったと思います。なので迷った時とか、あそこに立ち戻って考えられるので。これから他の社員さんも受けられるのかなと思うので、それはすごくいいと思います。

北村さん:ありがとうございます。結構「固い」というか「現代ウケしない」っていう部分あるんじゃないかなって、不安なところあったんですけど、そんなに抵抗はない感じですか?

あやのん:そうですね。やはり私は特に、強制的に時間を取らないと自分のことをあんなに深く考えることはなかったので。「毎期間やろう」だとちょっと重いんですけど。1回ぐらいやってみてもいいんじゃないかなって思いますね。面白かったです。

今後のキャリアについて


北村さん:ありがとうございます。立てたその志で、あやのんさんのキャリアについてお聞きしたいのですが。これから産休に入られて、そのうち戻られると思うんですけど。復帰してから「どういうことしていきたい」「どういう方向性を進んでいきたい」ってありますか?

あやのん:はい。私は、「マーケティングに最近興味あるな」って思ってきているので。復帰した後は、ちょっと臨床開発以外のこともやってみたいなって実は今思っています。

1回そうやって外から見ることで、臨床開発のいい所がもっとわかるかもしれないですし、逆にもっと自分に向いていること、興味があることを見つけられるかもしれないので。

幸い、ZeeDiaでは「興味があります」って言ったことは携われる機会がたくさんあるので、適した時にはやってみたいなって。もちろん北村さんと相談しながら、今後のキャリアは見つけていけたらと思います。

北村:マーケティングの仕事をね、中心にやりながら、例えば10年後のビジョンってありますか?

あやのん:私は「家族との時間をすごく大切にしたい」とずっと旦那さんに言っていて。なのでゆくゆくは本当に週に3回とか2回とか働いて行けるような環境を作りたいなと思っていて。

「じゃあ、それどうするんだ?」「週3の仕事でどうやって自分の価値を発揮するのか」というのは、北村さんともずっと話していて。「一緒に考えていこうね」って言ってくださってます。

北村さん:具体的にはどんな仕事をイメージされていますか?

あやのん:そうですね。入社当初は「北村さんの秘書がいいです」とか言ってきたんですけど(笑)。 いいなって思いますし、あとは、自分は臨床開発で仕事してきたので、派遣さんのケアや、何か新規事業とか、できることって実はたくさんあるんだろうなって思います。そういうところ、どんどんチャレンジしていけたらと思います。

北村さん:なんかすごい素敵な未来をありがとうございます。

逆質問:「社長のモチベーションって何ですか?」


あやのん:私からも1個、聞いてもいいですか?私は、北村さんがずっと臨床開発でグローバルスタディをぶん回しているのを部下としても見てきましたし、一緒にお仕事もしてきたので、すごく楽しそうにやられていたなっていう印象があって。

実際、今起業してグローバルスタディとか携わっていないですよね?今のモチベーションって、どこにあるのかなってお聞きしたいです。

北村さん:モチベーションはですね、無限にあるんですけれども。自分のことであれば、「自己実現」とか「完全燃焼」とか、そういうことになるし。

家帰ってね、家庭のこと考えると「家族が幸せになる」とか「子供にいい教育を受けさせてあげたい」とか。会社だったらね、「みんなの夢を叶えたい」みたいな。

結構ね、そういうちょっとキラキラしたこと考えちゃうタチで。今いろんな人、いろんな社員の夢を聞いていて。例えば顧問の池ちゃんだったら、「イタリア旅行に行きたい」と言うから、そのうちプレゼントしたいなとか。

経営管理室長だったら「ハワイ旅行連れてくださいよ」とか言われるから、「絶対連れてこう」とか。そうやって人の夢を聞いて、「それを絶対実現する!」みたいなことで、モチベーションを作っている所は結構多いですね。

あやのん:すごいですね。もう自分のことではなく、周りの方のことっていう感じですか?

北村:自分の事って、もうだいたいこの歳になってくると「いいかな」って思い始めていて。人のことに関わる方がちょっと楽しいなっていうのは正直ありますね。

あやのん:そんな社長さんのもとで働けて良かったなぁと、今聞いていて思いました。

北村さん:恐縮です(笑)。このセッションそろそろ時間ですかね。ありがとうございます。

あやのん:ありがとうございます。


ZeeDiaでは臨床開発職、特に臨床開発モニター(CRA)を対象にしたセミナーを開催しています。2023年4月26日に開催された本セミナーは、GW前にも関わらず40名以上もの方にご参加いただきました。

セミナーにご参加いただいた方はもちろんのこと、本記事や動画を通じて、自分のキャリアや将来を見つめ直す機会になりましたら幸いです。


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