添削杯に参戦したゾ

どうももすぎです。
今回は社会情勢を鑑みてdiscordによるオンライン対戦という形式での大会に参加いたしました。
私自身、対戦環境を整えるいい機会であると考え、参加させていただきました。あとついでにパソコンを新調しました(PCのスペックが対戦に悪影響を及ぼさないようにゲーミングPCで参戦)
いや、ゲームするためにPC買ったんだし間違ってはいないはず・・・
Webカメラの設定を調整・テストするついでに実際に対戦もしていただき、本番には万全の状態で臨むことができました。

1.使用したデッキ
今回は相棒システムとの相性が悪く、デッキパワーが相対的に低下してはいるものの、メタ外であるためあまり警戒されなそうな2つのデッキが候補に挙がりました。
1つはMUD、もう一つはオースです。(つまりどっちも大会で握ったことがあるデッキですね)
イコリアで登場した相棒システムと、凶悪なアドバンテージ源を兼ねたルールスがMOのエターナル環境を荒らしまわっていることから、ルールスを使う、もしくはルールスを倒せるだけのデッキパワーが必要になります。

MUDはルールスによって環境から数を減らしていますが、ワークショップによる展開力はルールスとロータスが揃ったときと同じレベルです。さらに、マナ加速とマナ妨害を兼ねているため、ルールスの機能を低下させることができます。

オースはルールスを採用できない代わりに、オーコやナーセットなどの従来のパワーカードを採用する権利を得ます。また、オースを先置きすることでルールスをプレイしづらくすることもできます。

というわけで、前日のはま屋オンラインヴィンテージにはMUDを、添削杯にはオースを持ち込みました。

2.大会での対戦成績

はま屋オンラインヴィンテージ

ルールス逆説をメインから対処できるよう無のロッドをメイン4枚
また歩行バリスタや電結の荒廃者は相性が悪く不採用
無のロッドと相性のいい土地破壊を増やすため幽霊街を3枚
ルールスをバウンスできるカラカスを1枚
ミシュラの工廠は高速コンボ相手に仕事しないので不採用
ルールスのコピーや追加の抵抗の宝球としてファイレクシアの変形者を2枚
追加の無のロッドとして大いなる創造者、カーンを1枚
サイドは同型にすこしでも有利をとるため先駆のゴーレムを4
ルールス除去の四肢切断を3枚
墓地対策は墓堀りの檻に加え、コンボ相手にも使用可能な外科的摘出を3枚
ウィッシュボードとしてマイコシンスの格子を1枚

MUD
メインボード
1トレイリアのアカデミー
1露天鉱床
4mishra's workshop
4古えの墳墓
4不毛の大地
3幽霊街
1カラカス
1black lotus
1mox Jet
1mox sapphire
1mox ruby
1mox emerald
1mox pearl
1太陽の指輪
1魔力の墓所
1アメジストのとげ
1虚空の盃
1神秘の炉
1三なる宝球
1磁石のゴーレム
4抵抗の宝球
4無のロッド
4ファイレクシアの破棄者
4鋳造所の検査官
4鋳造所の隊長
4石とぐろの海蛇
2クルーグの災い魔、トラクソス
2ファイレクシアの変形者
1大いなる創造者、カーン

サイドボード
4先駆のゴーレム
4墓堀りの檻
3四肢切断
3外科的摘出
1マイコシンスの格子

R1 グリクシスデルバー(ルールス) 〇×〇
G2は粉みじんが通り盤面が終了したため負けましたが、G1,G3は展開力と妨害力の強さにより勝ち。
R2 ルーツリーハイランダー(ルーツリー) 〇〇
G1,G2とも害悪置物と土地破壊でほぼ何もさせず勝ち。
R3 Doomsday 〇×〇
G1は置物ケアで瞬殺されたが、G2,G3は複数の置物をケアできずに手詰まりさせて勝ち。
R4 ラベジャーショップ(ルールス) 〇〇
G1,G2ともにカードパワー差でこちらが上回ったため勝ち。

ということでルールスを乗り越えて優勝しました!
もちろん対ルールスを意識した構築であったのでそれも功を奏しましたが、やはりロータスが5枚入っているデッキが弱いわけないですね。

添削杯
オース
メインボード
1露天鉱床
1不毛の大地
3禁忌の果樹園
3tropical island
2volcanic island
2沸騰する小湖
2汚染された三角州
2霧深い雨林
1島
2墓場波、ムルドローサ
1time walk
1ギタクシア派の調査
1思案
3定業
1ancestral recall
1渦まく知識
1噴出
1精神的つまづき
1時を越えた探索
4意志の力
2紅蓮破
2夏の帳
1呪文貫き
1目くらまし
1否定の力
1削剥
1活性の力
1輪作
1black lotus
1mox sapphire
1mox ruby
1mox emerald
1mox jet
4ドルイドの誓い
1死の国からの脱出
1覆いを割く者、ナーセット
3王冠泥棒、オーコ
1ダク・フェイデン
1レンと六番

サイドボード
1孤児護り、カヒーラ
1the tabernacle at pendrell vale
2狼狽の嵐
2外科的摘出
2紅蓮破
2夏の帳
3魂標ランタン
2減衰球

カヒーラの採用理由ですが、デッキ調整によりクリーチャーが全てエレメンタルになり無条件で採用できるようになったためです。
主な役割はプレインズウォーカーを守ることと、オースができないときの追加のクロックです。
今回のオースのフィニッシャーは2体ともムルドローサです。能力は「強いルールス」(毎ターン墓地からパーマネントを1種類ずつプレイできる)で、オースにより肥えた墓地からムルドローサの能力で盤面を制圧して勝つのが目的です。また、死の国からの脱出を墓地から唱え、ロータスとウォークを毎ターン唱えて実質無限ターンに入ることもできます。

R1 ジェスカイコントロール(ルールス) ××
G1はルールスとロータスのテンポに勝てず、G2は僧侶連打からスプライトで負け

R2 逆説ストーム
G1は1tカヒーラから土地破壊連打で相手の動きが止まりそのまま殴りきり、G2は減衰球を守りきりオーコで鹿ビートして勝ち

R3 ドレッジ
G1はオースが間に合い実質無限ターンに入り勝ち、G2はマリットレイジが降臨するもオーコ間に合いそのまま鹿ゲーして勝ち。

R4 スタックス ×〇×
G1は初動を捌くも後続がなくるつぼと不毛揃えられて負け、G2は初動を捌いたあとオーコで鹿ゲーして勝ち、G3は1tゴロスでカラカス置かれてなにもできずに負け。

R5 エスパー逆説(ルールス) ××
G1,G2ともに高速でルールス置かれてこちらのカウンターは弾かれて負け。

添削杯ではルールスの強さの前に敗れましたが、対ルールスの経験不足もあり、想定範囲内の結果であったと思います。
環境の高速化や容易なアドバンテージ獲得が可能な現環境を考えると、オースはコンボとしてみると遅く、コントロールとしてみると脆いと言わざるを得ません。
ルールスはコントロール、ミッドレンジ、コンボと色を合わせ、構築制限を合わせてまで様々なデッキで採用され、そのカードパワーを発揮していますが、ルールスと対立するデッキには「ルールスを不採用とする理由」が求められているのだと明確に感じました。

3.最後に

今回初めてのオンライン対戦でしたが、驚くほど普通にゲームしているのと同じ感覚でできて驚いています。てかショップに行く必要なくない?とすら思えるほどです。
この大会を企画した添削さんおよび運営スタッフの方々にはとても感謝しております。どうもありがとうございました。

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