バスケットボールの定理 【第6部】 〜新しい目、あるいは感情の力について〜
コーチングフィロソフィーの転回点恩塚亨のコーチ人生を振り返ったときに、2020年は特筆すべき年である。この年を境に恩塚のコーチキャリアは前期と後期に分けられると、とりあえずは言うことができる。(もちろん今後また大きな転換を迎え、最終的にそのキャリアが前期と中期と後期に分けられるといった可能性は残されているが、とりあえず現時点では)
後期の恩塚は前期とはまったく異なるコーチ観に基づいたまったく異なる指導を模索し続けている。それほど大きな断絶が2020年にある。この年にいったい