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段階的に上手くなる その2

前回の記事で「dotaは気付きのゲーム」だ。
みたいなことを書きました。
知識的な事から、気持ち的な事まで適当にいくつかまとめて行こうと思います。


①コアがファームしない事は必ずしもマイナスでは無い。

前置きとしてコアはファームしてください。ファームしないと勝てません。
ではタイトルの意味はどういうことなのかと言うと、「敵が見えない時」「顔を出したら危険な時」の場合です。
分かりやすいシチュエーションを挙げます。

マップが古いですが気にしないでください。

あなたはradiant陣営。負けている状況としましょう。自陣の1stタワーは全て折られ、セーフレーンとミッドは2ndタワーまで折られているとしましょう。
ワードもなかなか置けていない状況で、敵が一人も見えません。
こういう時は大体みんな3rdタワーの後ろでもぞもぞしてますよね。
そんな状況で赤い〇の所にレンジクリープが4体もいるウェーブが流れてきました!!
さあcarryの人は食べたいですね!!!
でもダメです。これ食べたら十中八九死にます。
敵はsmokeしたりして、キャリーのあなたが来るのを今か今かと待っていますから。
敵が待ちの状態なのであれば、おとなしく顔を見せずにいましょう。
その状況は決して「劣勢」ではありません。
負けている状況なのでゆるやかに劣勢になることは確かですが、どちらかと言えば「硬直」と言えます。

dota2は3rdタワーの「攻め」が最も難しいゲームです。
集団戦2,3回負けたくらいのディスアドバンテージならば、3rdの守りを上手くやれればその1回の集団戦の勝利で戦況がひっくり返る事もあります。
目の前の美味しそうな餌に釣られずに、一手先の展開をしっかりとイメージしようということです。

ちなみに、もし赤い〇のfarmを取りたいのであれば、サポートを呼びましょう。敵が来てもカウンター出来るように。
そしてサポートは何も言われずとも寄ってあげましょう。
コアヒーローがデスする事はどんな状況だろうがマイナスです。
死なない事が最も肝要と私は思っています。

②高低差を舐めるな。

dota2には”高低差"のシステムがあります。
特にmidプレイヤーは覚えておかなければなりません。
高低差で、下から上に攻撃するとmissが出る事ってありますよね。
"Uphill Miss Chance"と言います。
この確率は25%です。4回通常攻撃したら1回はmissが出るという確率ですね。
「ラストヒットでmissが出た」「この攻撃が当たっていれば対面を倒していたのに」
よくあるシチュエーションです。
よく見ます。
25%とはなっていますが、印象強いものはやはり記憶に残りがち。
体感50%くらいだと思っていいくらいですね。
なので殴る時は、

こうじゃなくて
こう!!!!!

ということです。
”小さく矮小なアドバンテージの積み重ね”がdota2というゲームです。
丁寧に、慎重にプレイしていきましょう!

③ロール・ヒーローに合ったアイテムから逸脱するな。

dota2には100体以上のヒーローが居て、その多くは「このヒーローはこのロールが一番適している」というのが予め殆ど決められています。
本当にハイレートだったりすると「そのヒーローで1番(carry)するのォ?!」
みたいな事もありますがあくまでこのnoteは~ancient前半くらいの人向けです。
例えばこれ

CRYSTAL MAIDENちゃん。
主に「5番(hard support)」で見かけますね。
5番の役割は味方のコアヒーローを延命したり、ファーム出来る環境を整えてあげたりすることが主な役割です。
そんな5番のCRYSTAL MAIDENがこんなアイテム持ってたらどう思います?
まぁreport(通報)されるでしょう。
こういう事を"逸脱している"と言います。
「ワード買ってればサポートなんでしょ?」ではありませんよ。
誰一人として上記の画像のようなアイテム選択を5番に求めていません。

5番のアイテムはこれでいい、こういうのがいいのです。
時には奇抜な発想を求められることもありますが、ひとまずこれでいいのです。
過去記事「1to5システムスケーリンググラフZAXNYAN ver.」で各ポストのざっくり役割イメージみたいなの書いているので参考にしてみてください。

④高低差を利用しよう。

②高低差を舐めるな。で"Uphill Miss Chance"の話をしましたね。
今度は高低差利用編です。
高低差がある場所では、基本的にその高低差を無視して移動する事は出来ません。
高低差を無視出来るヒーローや、一部のアイテム・スキルを使わないと移動する事が出来なくなっています。LoLも壁を乗り越えて移動するには条件が必要ですよね。
敵も味方も”高低差を無視して移動出来ない”のは同じ条件です。
では例を。

後ろから怖ーいデカブツ、マーズさんが獲物を狩る目でクリスタルメイデンちゃんを睨みつけてます。おお怖い!
初級者の方にありがちな事です。
早く安全な自陣の方向へ逃げなきゃ!!
決して間違ってはいません。
でもその動き、分かり易すぎます。
矢印の先へ、敵のstorm spiritが飛んできているかもしれませんよ?

ということでここで「高低差を利用しよう」。
せっかくこのクリスタルメイデンはフォーススタッフを持っているので、高低差を無視して崖下へ逃げてみましょう。
判断の早い敵ならその瞬間に逃げていきます。
上手いプレイヤーほど、キル出来るかどうかの判断は速いので。
一つ前の画像で矢印の先に飛んできていたstorm spiritも、高低差を利用して逃げたクリスタルメイデンを一生懸命追ったせいでマナがなくなり、例えクリスタルメイデンがキルされても、その後味方のコアがキルしてくれるかもしれませんね。


⑤味方に期待するな。

気持ち的な話です。そして主にソロランクでの心構えですね。
この前Ar〇bさんがこんな事を仰ってました。
パーティランクでも上手くはなれるけど強くはなれない」って。
まさにその通りだなと思いました。
ソロランクで味方に期待するだけ損です。
期待通りの働きをしてくれる味方がくるのなんて、せいぜい5試合に1回くらいでしょう。
じゃあどうしたらいいのって
自分がそのゲームで最強であること
これ意識するだけでいいと思います。
5番でも意識してください、コアなら猶更。


⑥スタッツアイテムを非対応状態にしよう。

2枚の画像を見比べてみてください。
マナの数字にご注目ですね。
1枚目は1408 / 1925
2枚目は2537 / 3365
でもマナのバーの位置は同じくらいの場所に位置していますよね。
このゲーム「最大マナを参照して現在マナが増える」ようなイメージのシステムになっています。

説明が分かりにくいですね。
要するにbottleやmango、arcane boots(マナ靴)を使う時は、自身の最大マナの上限が上がっているアイテムを一旦バックパックに入れたり、地面に置いたりしてから使いましょうという事です。
midでよくみられる光景ですが、magic wandやwraith bandを一旦地面やバックパックに入れてからbottleを使っているのはこれが理由です。

ちなみに、地面に置いたアイテムをもう一度拾うと、そのアイテムは拾った瞬間にアクティブの状態となりますが、バックパックに一度入れてからだとクールダウンに入ってしまいます。
クールダウンの状態はもちろん非アクティブの状態なので、そのままスキルを打てば最大マナがクールダウン状態のアイテムの分少ないので、その分事実上マナを損します。

前述しましたね。
”小さく矮小なアドバンテージの積み重ね”がdota2というゲームです。


過去に私の記事のどこかで書いた「heraldでもimmortalでも同じ質で出来るプレイ」の一つにこれらは入ります。
身に着け、慣れさせるのは時間がかかります。
私、ZAXNYANの姿勢がずっと猫背で、気が付いたら貧乏ゆすりしているのが治らないように
常に意識して、癖をつける」というのはやはり難しいものです。
しかしその””の別の呼び方を「上達」と言うのではないでしょうか。

もっともっと数えきれない小さなテクニックをimmortalの方々は身に着け、考えずとも実践できる”癖”がついています。
でも最初からそれが出来た人間は一人もいるはずないですよね。
一つ一つ、やってみましょう。


また改めてこの手の記事は書くこととします。

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