「『Shout Baby』大好き日記」2021年2月17日の日記

・昨日の晩、追いドーナツをしてしまいました…。

・表面にひび割れがあるとかなりテンションが下がったので、このドーナツはできるだけすぐ食べた方がいいです。形がハートなこともあり、悪いイメージしか連想できないね。

・かなりお腹いっぱいの時に、「でも明日まで持ち越すとドーナツがダメになっちゃいそう!」というドーナツに対して失礼極まりない理由で食べたので、味を覚えていない。食べたあとすぐ寝たし…。

・いや、ドーナツの質をある程度維持した状態で食べたいと思っているのは、ドーナツを尊んでいるからなのかもしれない。とにかく、お腹いっぱいの時にこういう理由で物を食べると、全てが自分の意のままに動かせているようで気持ちいい。生かすも殺すも自分次第だという優越感、おいしいうちに食べたという善行感、夜中に食べる背徳感、お腹いっぱいなのに食べる無意味さなどがまとまって一つの巨大な肯定感となる。


・今日はマジで絶対に寝過ごせない用事があったので緊張しながら眠りについた。何があったのかについては今度書く機会があれば書こうと思います。助けも借りつつなんとか朝起きることができたのでよかった…。モーニングコールありがとうございました。朝一から人と会話することで一気に頭が「よそいき」になるので、二度寝の欲求は完全に消えた。それにしても私が起きた1分後に電話が鳴ったのすごいな…。全ての行動がお見通しなのかもしれん。



・『Shout Baby』にちょっとハマりすぎているのでもう書くことにしました。ここからはただ好きなものについて語るだけの文章になります。

・マジでいいな〜。

・ヒロアカのタイアップだけど、一人称は一貫して「私」なのがまずいい。ここで安易に「僕」とかの一人称を使われると歌詞の距離感が遠ざかる気がするんですよね。「私」を主軸に置いていることによって身近な感じが出るというか。これは緑谷出久の曲でもあるけど、作詞作曲・長谷晴子の曲でもあり、そして聴き手一人ひとりの曲でもあるという感じがする。デクに目線を合わせているんじゃなくて、共通項的な部分を抜き出している感じだから、みんなが自分の曲だと思えるというか。かなり感覚的なことを書いてるので全く伝わってないと思うけど…。

・あと二人称の「あいつ」。あいつっていいですよね〜。仲良しでもいけるし、逆に仲悪くてもいけるし、ライバルでもいけるし、気になっている人とかでもいける。例えば「あなた」とかだと確実に距離が近い人だろうと大体想像がつくけど、「あいつ」は、その想定されるイメージの幅が広い。

・この「私」と「あいつ」というこの人称代名詞の選択がめちゃくちゃいいと思う。いや〜いいな〜。

・もうこの時点でかなり長いかもしれないけどまだまだ書きます…。おれは…書くぜ…。

・1番Aメロ
 「いつから私 こんな風に
  我慢強くなれていたんだろう
  子供の頃から
  泣き虫だって馬鹿にされたのに」

・もうマジでこの時点で最高で、ヒロアカのための曲としてもめっちゃいい。個人的にはこの倒置法っぽい、歌ネタみたいな歌詞の置き方がかなり好みで、後ろで答え合わせをするような感じめちゃめちゃ好きです。

・1番Bメロ
 「内緒にしていてね
  なんて残酷な言葉」

・内緒という言葉自体にはそこまで残酷なイメージは個人的にはなくて、むしろ秘密みたいな形でプラスの意味を纏うことも多い感じがする。ここで残酷さをより際立たせているのは「していてね」の方で、「あいつ」からすると、「私」との関係はオープンにできないもの・したくないものであり、「私」はそう思ってないからこそ、それを残酷に感じる。


・1番サビ
 「誰に聞かずとも分かる
  あいつの元には届きやしない
  どこに辿り着けばいい?
  分からなくてただ縋り付いて」

・「あいつ」の元に届かないのは、実力みたいなものなのか、それとも「私」が発する(発したい)声なのか、その両方かもしれない。

・届かないことは誰に聞かなくても分かるのに、どこに辿り着けばいいかは分からないのがリアル。客観的な指標でははっきりと立ち位置を理解できるのに、自分で進めるべき道筋、それによって辿り着くべきゴールが分からないから、とりあえずただ縋り付くことで不安を先延ばしにする感じ。縋り付いていればどこかには辿り着けるけど、それが辿り着きたい場所なのかは分からないし、たぶん違うとうっすらわかっていてもそうすることしかできないもどかしさ、みたいな。

・あと落ちサビめっちゃ好きなので、サビの最後の感じめっちゃ好きです。


・2番Aメロ
 「なんでもすぐに後回しにしてしまうような私だから
  僅かな繋がりだけでもずっと守りたかった」

・ここがいちばん好きかもしれない。後回しにしてもいい!と思ってるわけじゃなくて、繋がっていたいと思うのに後回しにしちゃうことがある。なんなら、相手に何度も繋がりを作ってもらうことによって安心しているずるいところもあったりする。そうして切れてしまった繋がりを「守りたかった」と回想するのは本当にずるいけど、後回しにしてしまうのも、そうするとどうなるかも全部わかっていても同じことをしてしまうこともある。


・2番Bメロ
 「内緒にしていたら
  あってもないようなものだね
  忘れてしまえる程
  ちっぽけな想いではないよ分かってる?」

・1番とリンクする歌詞ですね。後回しにするのも、「内緒」のうちに広く含まれている気がする。どう思っていても、それが自分だけで完結してしまうと思っていないのと一緒みたいな。

・最後の?は自分に言い聞かせてるみたいでいいな。何度も確認しているような。


・2サビとCメロは飛ばします!長くなりすぎる!


・大サビ
 「誰に聞かずとも分かる
  あいつは幸せをくれやしない
  
  それでもあいつがくれたもの
  何もなかったわけじゃないから」

・最後はかなり前向きというか、自分の判断で動き出している感じがしていい。ヒロアカ的な視点で見ると、ここはもうデクとかっちゃん!!!って感じがしてすごい。具体的な関係を抽象的な歌詞にできるってまじですごいですよね...。しかもここ、どちらかといえばデク目線っぽいけど、お互いがお互いにリンクする歌詞になっててすごい。最後のサビは歌詞としては「私」が出てこないんですよ...。


・さらに鳴っている音楽も最後はすごく前向きになっている気がする。この曲、間奏入った瞬間にキャッチーな鍵盤の音が引っ張っていく感じになっていて、Aメロの入り、Cメロの入りはその鍵盤と同じ音程でボーカルが入る。

・ここに「ただ縋り付いて」る感じがめちゃめちゃ出ていると思う。聴いたら分かるんだけど、ここまでの「鍵盤に引っ張られてる感」はすごい。

・こうして進んでいくんだけど、いちばん最後のサビ「毎日の不安をかき消すほど」のところで、鳴っている音楽がめっちゃ力強く地面を踏み締めて自分の意思で歩いていくようなそういう展開になっていて、一曲の中で成長というか、変化が感じられてめっちゃ好きです。まじで聴いてみてくれ!

・タイアップ曲となるとどうしてもそのアニメ内容と結びつくけど、歌詞も音楽もピッタリだし、それが作品のためだけの曲になってないのがすごい。聴きまくってます。



・162円のお弁当。


・どらもっち。ローソンのスイーツやっぱうまいわ...。どらもっちほんと好き。

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