好きなハウス-6「Cody Currie & Joel Holmes / A New Chapter」
クラブシーン全然しらない人間によるハウス大好き記事、6回目です。どうぞ今回は表題曲を聴きながら記事を読んでください!
ロンドンの若手DJ、Cody Currieさん(現在はドイツ在住)は、まだ20代なのにメチャクチャリリースが多くて、いろんな人とコラボでもリリースをしています。
シンプルで70年代のファンクを感じさせるドラムやベース音をベースにして、家族から影響をうけたジャズのエッセンスあふれる音楽を乗せた曲が特徴的です。ボーカルをフューチャーしたものも多いです。
そこに、Joel Holmesさんというキーボード奏者とタッグを組みます。彼はもともとジャズピアニストで、Roy Hargroveさんというトランペッターのグラミー賞ノミネートのバンドのメンバーでもあったようです。そんな彼はクラブミュージックに興味をもって、当時まだ若手のCodyさんとタッグを組みました。
Toy Tonicsというドイツのレーベルがこの2人タッグのリリースをします。(discogsによれば全2枚?)この2枚に入った全8曲がどれも最高の最高です!また、CodyさんのSoundcloudにライブ音源と思われるものがいくつかアップされています。これまたすごい。それぞれ2019年、2020年リリース。
CodyさんはもともとDJの人なのでわかりますが、なんとピアニストのJoelさんのソロ名義のハウスのレコードもToy Tonicsはリリースしています。(レーベル主のkapoteさんやらがミックスしてるみたい)これまた最強です。
もともとToy Tonicsというレーベル自体がGommaというドイツのハウスの超有名レーベルの跡継ぎみたいな感じで(両方ともmunkという人が創設…このmunkさん人脈追いかけたらもうとんでもない事になる)、以前紹介したフランスのRobsoul Recordingsなんかと私は勝手に似てると思っています。ジャズ~ファンク~ソウルを根幹に置いてクラブサウンドに昇華させたものを主としてリリースしているのが特徴です。ドイツはToy Tonics(と、前回紹介したArm & Legs)を追いかけておけば十分だろと思っていた時期もあったくらい、超最高のレーベルです。
勿論いまだに全部聴き切っていませんが、Toy Tonics、Robsoul、Arm & Legsの3レーベルは、ブラックフィーリングなハウスを聴いてみたいという人の入り口には最高なのではないかと思います。この3つのレーベル漁ってるだけで楽しい。
最後に、Codyさんはちょうど今月(2022年5月)にToy Tonicsから新譜をリリースしたみたいです!それを聴きながら今回は終わりにしたいと思います。ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?